な、の話。

私は、キャッチコピーも苦手だけれどもう一つ、文章を書く上で苦手なことがある。
助詞のつかい方である。
最近、ビュー数の多い『お勤め、以外な選択肢』も本来は、以外の、としたほうがいいのはわかってる。タイピングミスじゃありません。

でも自分の中では、な、ではなく、の、が1番しっくりくるのです。
辞書を読んでも、この、な、のつかい方は載ってない。これはもしかしたら間違った日本語なのかもしれない。作文とか小論文でいつも直されていたのに、どうしても癖が抜けない。

の、も結構多用する。多用しすぎて、だいたいワードで文章を作ろうとすると、勝手に赤い線が出てきて、赤線ばかりになるレベル。

辞書的には、私が多用する、な、は性質やら状態を連体指せるために使っているっぽい。
助詞の解説文は、学生のころからいくら読んでもピンとこない。
そのまま放置しているからこういうことになるのだけれど。

今回、の、ではなく、な、を使ったのは、たぶん、自信のなさだ。
の、と完全につなげてしまうのが怖いのだ。
お勤め以外、と、選択肢、をつなげるのがまだちょっと怖いのだ。

そうなったらいいのだけれど、覚悟ができない。

そんな実力もないくせに、宣言しちゃうなんてああ、恥ずかしい。

そんなことを考えながら書いていたので、ついつい、な、が出てしまう。

日本語って、助詞が大切。
以前、外国の方は日本語の助詞を覚えられないというのを聞いたことがある気がするが、日本人でもきちんと使いこなしている人は少ない。
特に私は使いこなせない。

助詞のトレーニング法は何があるだろうか。
キャッチコピーはよく見るけれど、そういえば助詞のつかい方の学習はあまり見たことがない。小中学でしっかり学んでいれば、できるのだろうか?真面目に国語の時間は頑張ったと思うのだけれど、理解が足りなかったか?

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