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渋谷ルデコ 『 H.5 - エイチ展 』、肌色を愛するアーティストたちとフェチを獲得するわたしたち

 渋谷ルデコにて、『 H.5 - エイチ展 』が開催された。公式Twitterによると、"" SNS界隈で活躍している肌色を愛するアーティスト達の作品展示を行う合同展を、過去最高規模で "" とのこと。

◾️会期:2021年9月14日(火) ― 9月19日(日)

【エイチ展】公式Web|H. FETISHES and LOVE / GROUP PHOTO EXHIBITION

 わたしが『 H.5 - エイチ展 』(フェティッシュ写真展)を知ったのは、足裏フェチが注目する『あのこのあしうら写真展3』(渋谷Gallery Miru)で全撮影を担当していた写真家harryさん(@skayaa2)が出展する!というツイートを見たのがきっかけだった。推し活のようなノリでわくわくしながら足をはこんだ。

◾️渋谷LE DECO(ルデコ)のアクセス

 渋谷駅の新南口改札から徒歩数分(迷わなければ3分以内)のところにある髙桑ビル3〜6階がギャラリー&レンタルスペースになっている。

 地図の読めない女なのでGoogleマップを超拡大しながら目的地を探したのだが、迷子体質のひとに説明すると、

① 渋谷駅新南口の改札からでる
② 道なりにエスカレーターを降りていく
③ 真ん前にある短い横断歩道を渡る
④ まっすぐ歩いて大通りがみえたら右折
⑤ 少し歩くと右手にみえてくる「髙桑ビル」
⑥ 幼児教室『七田式教室』があるため親子連れがビルに入っていく姿がみえることも(気まずい)

 渋谷駅マジで分からない!迷う!というわたしのような方向音痴は東口改札からの道順とかいったん忘れて新南口を出る!ってことに集中するとよい。なお、帰りは渋谷駅の銀座線・半蔵門線・田園都市線・副都心線を使いたいんですけどってひとは東口のほうに向かうといい。ルデコを出て左折し、一直線に進めば看板がみえる。

 

◾️撮影OKとNGの作品がある

 渋谷ルデコ3階が物販、4階5階6階が展示室となっている。参加アーティストの人数や作品数はぎっしりでいずれもカロリー高めである。雨天で肌寒くても室内でヒートアップしちゃう。

 各ブースの壁には、「写真撮影OK」「SNS拡散歓迎」「写真撮影✖️(NG)」などの札や説明書があった。スタッフさんの案内によるとNGマークの付いているもの以外は、基本的には撮影が許可されているとのこと。

 当noteでわたしがスキなものをご紹介するが、コーナーを断片的にスマホでパシャっているだけなので、全体像は絶対につかめない……。好奇心のおもむくまま訪問してほしいきもちでいっぱい。

 

◾️フェチ系フレンドが欲しくなる

 どの一枚が、誰のどんなフェチ(性的嗜好性)にグッと刺さるか分からない。だからおもしろいのだとおもう。

 わたしもじぶんの「スキ」とか「タマラナイ」ってこういうラインにあるよなぁ……、というのを『 H.5 - エイチ展 』で再確認したくらいだしね。あーっ、フェチ系の写真展・企画展・イベントに一緒に行けるおともだちがほしいっ!Webサイトには載せられない、現場に行ってこそ語れるものがあるはず。ソロでにこにこしていたよ……。

 

◾️写真家harryさんを追っかける

 わたしがもっともドハマりしたアーティストは、やはり先述した『あのこのあしうら写真展』写真担当のharryさんだ。

 一見ミスマッチにもおもえる素材を掛け合わせて、絶妙なエロティシズムを演出している。淫らで卑猥なシーンのはずが、めちゃくちゃ健康的なイメージをもってしまったり……。一枚一枚、エッなにやってるの?と、凝視してシチュエーションを分解してみたくなるかんじ。わっかるかなぁ、わっかんねえよなぁ。これがいいのよ……。実に、いいのよ……!

 harryさん作品には被写体(モデル)がたくさん登場するけれど、すべて、どなたなのかを分かりやすく表示されているから初心者のわたし的には助かる。何度も見ていけば、「洗濯機に飛び込んでたひとだ!」とかシーン付きで回想できるようになりそうだけど、見慣れていないと、なかなかお名前までは出てこなさそうなのよね(老化)。harryさんが出展するところ、都内なら次もその次もアクセスしてしまいそう。

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◾️映えスポットで撮影されたい欲

 Twitterで「#エイチ展」のハッシュタグを追うと、美南ナミ(@373_cos)さんがデザインしたフォトブースでかっこよく自撮りをしているかたのツイートにたどり着いた。「全方位盛れる」と言っておられるが、まさにそう!

 スタッフさんに撮影をお願いすれば、よきアングルでパシャってもらえるようなのだけど、わたしは照れてしまい遠目から眺めるだけだった……。くーっ!すてきーっ!かわいーっ!

 こちら ↓↓↓ が、美南ナミさん。展示会の期間にもう一度くらい行って、フロアにひとが少ないとき(あるかな?)小道具などの細部まで写しておきたくなる。

 

◾️お名刺をざくざく頂戴する

 こういったアダルティなコスプレやフェチズムの写真展を観ることがこれまであまりなかったので、見聞を広めるためにもアーティスト皆さんのお名刺をごりごりキャッチしてきた。緊縛の世界に片足を突っ込みはじめたので、ロープがメインになっている一枚がとても気になる……。

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◾️バトル系の装備によわい、かも

 ヒューマノイドの少女がめちゃくちゃ強そうで、冷たい視線に一目惚れしてしまう……。素早い斬撃をくり出して瞬く間にミッションをこなしてしまいそうな彼女をデザインしたアーティストは、トウミ( @Toumi_pi )さん。

 わたし自身がMMORPG『ドラゴンクエスト10』や『 FINAL FANTSY XIV 』のプレイヤーであり、Twitterのアカウントがゲーマー寄りなので、その世界にある武器や防具やアクセサリーを組み合わせ、見た目をおしゃれに仕上げ、撮影したものがタイムラインによく流れてくる。※これをDQ10ではドレスアップ(ドレア)、FF14ではミラージュプリズム(ミラプリ)と呼ぶ。

 なかには、肌の露出度が多い少ないに関わらずかなりセクシーで際どいファッションもあるわけだが、それを創ったり眺めたり撮ったりするのが好きなプレイヤーには、あーっ!これすきーっ!という作品があるとおもう。

 近未来的な雰囲気をたのしみたい、というならば、こちらのアーティストmono( @mono_025 )さんはどうでしょう。素敵が止まらない。撮影で使われた衣装が展示されていて、ジーっと見惚れてしまった……。

◾️大美屋工房さんの「装備」がイイ

 初見はフェチフェスだっただろうか。じぶんの顔サイズに合う特注マスク(東京喰種/トーキョーグールみたいな)を作ってくれる大美屋工房さんが出展していた。

 委託販売で下記8点のみ扱っているそうだが、どれもかっこいい……。お値段が少々張るので使うシーンがないとなぁ、って諦めちゃいそうだけど今はなにもなくても「装備を持っていること」が次の行動に繋がりそうな気はしている。

 

◾️「VRメガネ」でエロ展

 『 H.5 - エイチ展 』には、初日・最終日と2度にわけて訪れた。1回500円という安さだったし、当日の出入り自由なのがいい(チケット購入すると腕に番号入りのバンドを巻く。各フロアをまわるときの通行手形のようなしるし)。

 初日は、かなりゆったりスペースを保ちながらどのフロアも観覧できた。階段をすれ違うひとの数も、たいしたことはなかった。

 最終日は、日曜の終わりがけというのもあってかけっこうな混み具合で、チケット購入するにも階段の上までのびている行列にしばらく並ばねばならなかった。

 両日とも、harryさんの壁に張り付いたわたし。壁をまじまじと眺め、ぱしゃぱしゃ撮り、展示物の作品集(売っていたら買っていたかもしれないボリュームだった)を手にとっては何度か見返していた。よすぎる……。

 おっと、「VRメガネ」を発見。がっつり見たい写真をとりこんではフッと立体的に浮かびあがるのを体験して、何枚もとっかえひっかえ。まわりのお客さんもまったくおなじことをしていた……。わたしの内心、「おっふ!…おっふ……!」

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 初日は、スッと通りすぎてしまった作品群でももう一度来ると「あれ?なんでちゃんと見てなかったんだろう」とふしぎになるくらい「よさ」をかんじてしまう。目が止まり次第ぱしゃぱしゃ。飾ってあるものをみるというのがいいよなぁ

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 というワケでエロ・フェチ系の写真展にハマってしまった。うーん、うーん、うーん(検索キーを打ち込みつつ)。

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