『淫語監督』アダルトボードゲームフェス回顧録からの、やってみた
『淫語監督(いんごかんとく)』という『全裸監督』を彷彿させる18禁アダルトボードゲームがあと知り、BOOTHですぐ購入した。
「Under Heart Look Look(下心見え見え)」がコンセプトの制作者さんが提供している(完売したが再販売をお考えのようす)。
◾️アダルトボードゲームフェス
Under Heart Look Look(下心見え見え)略してUHLL制作の『淫語監督(いんごかんとく)』をわたしが知ったのはアダルトボードゲームフェス実行委員会のTwitterで元ツイがリツイートされていたからだ。
そして、わたしと同じく『淫語監督』をアダルトボードゲームフェスのアカウント経由で知ったとおもわれるボドゲ好きな方々が、日を追うごとにジワジワジワジワ購入済みツイートをしていって、それを目にしたフォロワー(ボードゲーマーズ)が「我も我も!」と後追い入手したかんじだったとおもう。
せっかくなので ▼ イベント参加時の回顧録を!
かつて、阿佐ヶ谷ロフトにて開催された『アダルトボードゲームフェス2018 in TOKYO』、なにもなければ2019、2020と続いていたのではとおもうのだが、おそらくご時世的に大人たちがハコヅメになって18禁ボドゲを語るし遊ぶようなイベントはモザイクゾーンだなぁということで、延期または中止になったと推測する。
▼ 以下は、当日のようすをツイートしたもの。改めてみると濃ゆいネタの宝庫だった
▲ 以上のうち、今さらハッとしたのが「ふつうはレビューサイトでネタバレが起こると困るものだが、アダルト系ならそもそも内容をユーザーに知らせにくい面があり中身がバレにくい。リプレイ性が悪いことを逆手にとって、むしろ一発ネタもの(できれば使用後にプライベートでなにかに使える)を考えるほうにシフトするのもありかも」というところ。
◾️淫語プレイヤー募集中
淫語プレイしてくれるひとを募集している……!もちろん、リアル知り合いがいいわけだけど。
◾️『 淫語監督 』 ファン感謝祭版とは?
わたしが購入したパッケージは、『淫語監督』ファン感謝祭版という通常版より中身がグレードアップしているものだ。
< 簡易説明 >
● R18指定(18禁)エロビデオボードゲームとは、淫語カード(手札)に書かれたエッチな単語を専用のAV制作シートに書き込み、じぶんが考えた『オリジナルのAVパッケージ』をリリースして、視聴回数(点数)を競うもの。
●ファン感謝祭版のセット内容は、通常版の1.5倍だ。具体的な違いは、プレイ人数4人まで→6人まで/淫語カード72枚→108枚/再生回数カード・マーカー4個→6個/AVシート2枚→3枚/いずれもルールブック1部付き、対象年齢18歳以上。1プレイ目安3〜6人 プレイ時間 30分〜
◾️『 淫語監督 』 ざっくり説明
ざっくりとセット内容をひろげる。なんかもうすでにいやらしい!初戦なので、ルールブックを読みながらゆっくり進めていった。
▼ 卑猥よっ!こんなのめくれないわーんッ!キャッキャ キャッキャ(愉しげ)
▼ 全員にこの「再生回数カード」と「マーカー」を配る。他プレイヤーが制作したオリジナルのAVパッケージが、いったいどれだけ視聴者に人気がでる(=再生される)か、期待を込めて予想するものだ。
これは観たい!絶対ダウンロードしちゃう!次のタイトルまだ!? と、おもわず唸ってしまうものほど回数がふえるはずだ。ただ、個人の好みがあるためプレイヤーの人数が多いほど合計数値が未知数になり売れ筋がわからなくなる。なお、リリースできるのは、ひとり3本まで。
▼ 「淫語カード」の中身がすごい……。「ワード」「タイプ」「ジャンル」3種類に分かれている。
▼ 「ワード」は、どれもがAVタイトルに使われていそうな絶妙な単語だ。実際にあるものから抽出しているだろうけど、アダルトビデオを観る習慣がないので、豊富なボキャブラリーにニヤついてしまう。
▼ 「タイプ」は、AV作品に登場しそうなの子が、おもいのほか多くスタンバってくれている。なるほどそういう嗜好性もあるのか……と、妙に勉強になるんだよなぁ……。
▼ 「ジャンル」は、AV作品に実際あるカテゴリーが記されている。あそんでいくと、カードの組み合わせや使用枚数が自由であるぶん、どんな1本にするかほんとうに迷う。
▼ 「AVカード」は、AV作品パッケージの元になるものだ。3枚あるが裏表の両面あわせて6種類になる。先ほどのワード・タイプ・ジャンルのうちどの手札が使えるようになるかにより、タイトルの雰囲気はガラッと変わる。
▼ あそびかたの「お約束(ルール)」。はじめ、ここをしっかり読み込んでおらず文字でギチギチなAVタイトルになっていた。このアドバイス通りに進めると自由度が高くなり、カードを「使う」「使わない」のジャッジがしやすくなる。
◾️あそんでみた/1回目
あそびはじめにアイテムを並べたようすがこちら。女性がどーんと掲載されている「AVカード」は、最終的にどのイラストを使ってパッケージ化するかをじぶんで決めるので、とりあえず置いているだけ。
▼ 順繰りに「淫語カード」を引いていき、じぶんの手札がいいかんじにたまってきたところで「AVカード」パッケージ化を決意。ここから「使う」「使わない(あとで使うために残す)」の選択を単独でやっていく。
あそびかたざっくりガイドにも書いたけれど、カードにある言葉をぜんぶ使う必要はないのに、欲張って詰め込みすぎて、文字でギチギチなタイトルになってしまった。
あと逆に、完全一致してはいないが手札の内容から察せられるワードも、書いちゃってよかったんじゃないかと。たとえば、「巨乳」とあれば「Gカップ」「D65」とか。1回目の反省点は、そこに尽きる。
▼ AV作品『伝説のリアル絶倫 汁VR マジ限界!お仕置き催眠 - ナンパ企画 汁!汁!汁!』……もう完全に詰め込みすぎ奴である。
▲ 上のは、「淫語カード」で引いて組み合わせた単語をぜんぶ使ってドッキングさせていて、字面がやかましい。エロくて面白ければよいとおもうが、やっていくと、いかに省いていくかも大切だとかんじるようになった。
▼ こちら別プレイヤーの作品パッケージ。空いている枠に文字をあてはめながら愉しむ余裕が、皆まだないかんじ。とりあえず、タイトル作るぞ!みたいな。『昼下がりの人妻シリーズ/拘束!/会社の上司は女王様・M男クンに教えてあげる』って、ありそうだなァァ〜っ!
▼ さらに、まだお堅いかんじのAV作品『童貞透明人間ビンビンフルボッキ/エリート捜査官は痴女/熟女デビュー』……うぅーん、長くなるならなりで、もっとデザインを活用したいところ。
▼ こちらは『抜きすぎ注意/隣人お姉さんと不倫旅行/快感!!デカバナナで鬼ピストン!!』
……いや、これだけのワードやジャンルやタイプを、『淫語監督』が用意しているってことだからね!すごいよ!
プレイヤーによる反省点でみんな納得していたのは、「べつに恥ずかしいとかはないんだけど、大喜利が得意なひとあたりが手札でうまいタイトル付けるのかも」という点。デザイン凝りたい、って意見も多かった。あまり時間ないなかプレイしたのもあるから、次は余裕もってわちゃわちゃしたいなあ……。
◾️あそんでみた/2回目
近日、またやる予定!パッケージの絵面に変化がでてきたら追記するぞうっ。ぜんぜん堅苦しく考えることないんだけどさっ