feat英孝ちゃん日記
10月27日(日)
どんぐりが路肩にどっさり並べられていた。どんぐりらしき木は見あたらなかったので、誰かがここまで運んできたのだと推測する。そんなにいらないでしょ!捨てていきなさい!なんて叱られた公園帰りの子どもかもしれない、はたまたコンクリートジャングルに棲む小動物かもしれない。誰にしたって、ちゃんと土に還してるんだなと思うとほっこりした。写真撮っておけば良かった。
日高屋のモツ野菜ラーメンが復活してる!(メモ)
10月29日(火)
ようやく本格的な秋が来て、部屋のなかも冷えてきた。この気温、知ってる。なにをする気力もなく、ひたすら横になって1日が終わるのを待っていた3年前の気温だ。
ヨガマットを敷いただけの床で毛布にくるまりながら耐えていた、あの頃。昼も夜もベッドにいるのは気が狂いそうで、光と音がうるさくてリビングのソファもダメだった、あの頃。
今でも夏の初めにクーラーをつけると、調子が悪くなり始めた頃を思い出す。あれから3回夏が来た。埃くさい冷風も、冷えた床板の手ざわりも、いつまで経っても、あの頃と同じだ。
10月30日(水)
整体に行った帰り、軽くなった頭を振りながら上気分で歩いていたら、駅の階段で転けかけた。
左足首がありえないレベルの反りを見せてくれたおかげで事なきを得た。良かった、整体帰りで。
10月31日(木)
方程式の式変形を教えていたら、
「え!?チートじゃん!!??嘘だあ!!!」って
こっちが驚くぐらいの盛り上がりを見せてくれた。絶対嘘だよ!たまたまだよ!って主張してくるので、じゃあ他の数字も当てはめてみようか〜って10以上の大きい数字で試したりして。
素直な反応が返ってくると嬉しいし、上の兄弟に「聞いてよ!チート見つけた!」って教えてあげてたのも微笑ましかった。
11月2日(土)
この3連休はどこの大学も学園祭ウィーク。
結局6年間で一度も自分の大学の学祭には参加しなかったけど、今年は推しのトークショーを巡るので忙しい3連休です。学祭期間=休みになってハッピー✌️振替休日もあるし最高ー✌️みたいな大学生だったけど、推しのおかげで (他大学ではあるけど) 学祭を経験できて嬉しい。むしろ色んな学祭に行けてラッキーなのかも。きっかけはどこに転がってるのか分からないものね〜
11月3日(日)
下北のfuzkueでチャイとブラウニーを片手に読書を愛おしむ夜。次回はグリューワインにする (メモ)
11月4日(月)
日記を紙のノートに戻そうかと検討中。スマホで書くのも便利で良いんだけど、えいや!って1回ボタンを押すだけで綺麗さっぱり消えて、たとえ気の迷いだったとしても、一瞬で全部無かったことになっちゃうのか〜と思うと急に怖くなってきた。
ドアスラム傾向がある私は、SNSのアカウントも削除と新規作成を繰り返してきた。それでいて思い出は残せるだけ残しておきたい派なので厄介。手紙はもちろん、過去のスケジュール帳、受験期のノート、プリクラ、昔流行ったご当地モケケ、小学校で作った工作、など捨てられないものは山程ある。残したいというか、忘れた頃に見返すのが単純に好きなだけ。
紙で残すことで、スマホで書いたテキストよりは捨てにくくなる。いかに捨てる(消す)ことに抵抗感を抱かせるかーー自分攻略ゲームは、まだまだ続く。ひとまず日記は要検討で。
11月6日(水)
「街を歩くだけで、こぼれ落ちた感覚になるのはなんなんだろうな。別に街はそんなこと言ってないのに。」 #星野源ANN
生まれてくるのがあと20年早かったら、確実に及川光博様のベイベーとして人生を歩んでいたと思う。
11月7日(木)
大学生活6年目になっても、教室に着いてはじめて1限の休講を知ったりする。
11月8日(金)
「まあ行こうと思えばいつでも行けるか〜」の罠は恐ろしい。
月見バーガーの季節は光のスピードで終わるし、ブックマークに保存しておいた憧れの喫茶店はいつの間にやら閉店しているし、思い立って映画館のスケジュールを見れば『上映終了』の文字。公開が決まってたときは、あんなに待ち遠しかったのに。桜の見頃っていつなんだっけ〜?とか呑気に言ってるうちにピークが過ぎていることも多々ある。満開の桜の下でビニールシートを広げられる日は来るのか?
いつでも行けるからこそ行けなかった代表例が、目黒にある庭園美術館。今年の建物公開展が10日までだと知り、慌てて駆け込んできた。
駆け込みも駆け込みだったせいで閉館間際になってしまい、庭園美術館だというのに真っ暗で庭園が見れないというオチ。
やっぱり自然光が入るところが見たかったとも思うけど、陽が落ちた姿もこれはこれで良かった。
もちろん満開の桜は素敵だけど、忘れたころに見るような散り際の桜だって文句なしに綺麗だよ。
11月10日(日)
あいみょんライブwith弟。
ファンの年齢層が広くてびっくりした、まあ〜〜よく喋る、あいみょんも喋るけどファンも喋る、やっぱり歌がめちゃくちゃ上手い、バラードを歌うときの声が甘くて好き、それにしても可愛すぎる、存在が可愛いってこういうことだよ、明るいって強い、明るく見せられるって強い、明るい人間になりたい。
裸の心、せっかく弾き語りで歌ってくれたのに私の脳内ではずーーーーっと英孝ちゃんのクセすご裸の心が流れていてカオスだった。本家を聞いてもなお存在感を放つ英孝ちゃん、すごいし怖いし面白すぎる。
11月12日
抽象を愛せる人になりたい。
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