見出し画像

この結婚を一言でいうなら…「不幸中の幸い」かな。

結婚まるっと20年周年を迎えた。


大学生時代から付き合いだして、丸10年経った時に入籍したので


かれこれ30年の付き合いになる。


「30年か…」と母は自分の「結婚」について考えを巡らせていた。

で、思ったの。


私の結婚を一言でいうなら「不幸中の幸い」だなと。





お父さんは決して悪い人ではない。いや、それどころか純粋で一生懸命な人だ。

だが、こだわりが強いところがある。気にし始めたら気になって仕方ない。

思ったことは口にしないと気が済まないから、見てみぬフリなんてことは到底できない。
その上、IQとプライドが高くてねちっこいから、非常にめんどうくさい。





正直、母が仕事を頑張れたのはこの夫のお影もあると思っている。


だって、仮に優しい旦那様だったらきっと、私は仕事に行きたがらずに

家に居続けただろうから。





ただ、あなたたちの父としては「この人でよかった♪」と心から思う場面も少なくない。子どもに関してお父さんはいつも全力だし、本当に粘り強いというか、あきらめないというか、一生懸命が1000倍になる感じ。
それに、そもそものリーダーシップというか、人を惹きつける話力も存分に発揮されて、学校の先生方とも上手に話をしてくれていたしね。




特に息子のあなたが中学に入ってからは、男同士の関係性があって助かったと何度思ったことか。思春期の女児がお父さんにとって複雑なように、思春期の男児は母にとって複雑だ。
中3の終わり、高1ぐらいからはじまった遅い反抗期からは特に「お父さんがいなかったらあなたと上手く関われていただろうか⁈」と考えてしまうほど。






画像1

そんな反抗期ももう終わろうとしているんだよねぇ。

あなたが、私たちの結婚記念日に鉢植えのバラをプレゼントしてくれるなんて。




予想外すぎて、嬉しいを通り越して感動しちゃった!
大人になっていってるんだねぇ。

あなたたちがこうやってすくすくと育ってくれている姿をみると、夫としては面倒な人なのに、この人との結婚で良かったのかも…と思ってしまいそうになる。


「思ってしまいそうになる」って…、思ったらいいやん!と思うだろうが、そう思うにはまだ危険な気がするから、今後を観察していきたい。






結婚は3つあると言う。


ひとつは、親を喜ばせるための結婚。


二つ目は、子育てのための結婚。


最後は、パートナーとしての結婚。





二つ目の「子育てのための結婚」が終わりつつあるんだなぁ。


バラをありがとう♪あなたの気持ちが本当に嬉しい。
大切にするね。

画像2

*『ひよこ豆(娘と息子に伝えたいこと、面と向かってはなかなか伝えられないこと)』は、『未処理の感情には気づけば、問題の8割は解決する』と交互に毎週金曜日に更新します。