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Omotesando 01 メンバーの顔ぶれ

新たに2020年8月1日から、表参道で始まったコミュニティコンポスト『1.2 mile community compost』では、家庭の生ごみを堆肥化し、それを持ち寄って一つのコンポストで共同で熟成をさせる取り組みをしています。1.2マイルを合言葉に、人と人、人と自然のつながりを再認識できるような、そんなコミュニティを目指しています。また、メンバーのプロフェッショナルをコラボレーションしたり、そんな取り組みもしていければと思っています。

この記事では、このコミュニティには一体どんなメンバーがいるのか、リレーという形でご紹介してまいります。

プロフィール

ViVi
Designer

家族全員がアパレル関係という家柄、幼い頃からデザイナーになることが自然なことで、単なるアパレルブランドではなく、自然の物や手仕事を格好良く見せた付加価値のあるブランドを作りたいという想いを持つ。幾つかのアパレル企業でデザイナーの経験を積み渡豪。ファッションと自然と女性との関わりを改めて考え直し、帰国後すぐにエシカルファッションブランド“bytheSun”を立ち上げる。ブランド業と並行してプロダクトデザインや都内ホステルの装飾、国内外から集まるアーティストやクリエイターが活躍できるイベントの企画運営など、デザイナーとしてジャンルにとらわれずに活動。

皆さんこんにちは。by the Sunというエシカルファッションブランドのデザイナーをしています、ViViと申します。昔から環境問題や産業における労働関係、伝統技術などに興味があり、自身の手懸けるブランドにもそのマインドをミックスさせたかったのでエシカルブランドを作りました。

自分のライフスタイルを振り返った時、コンポストというモノ自体は知ってはいたのですが、都市部に住む人でもスタートし易い、LFCのコンポストキットがあるのを知り、実際に自分で取り組んだ事はなかったので1.2 mile community compostをきっかけに始めました。

エシカルブランド bytheSun と環境配慮

アパレルは自然素材やエコフレンドリー素材を使用し、ビーチ、ボーホースタイルに落とし込んでいます。アクセサリーは廃材を利用したり、信頼できる契約農家から自然に抜け落ちたフェザーだけを仕入れて作っています。これは、自分がヴィーガンになりきれなかったのでせめて自分が作る服だけでもヴィーガンの人が着れる様に動物素材を考慮しました。JAVAのFUR FREE ブランドにも加入しています。他に色んな国から集めた手仕事品を小物に使用したり、草木染め職人さんに依頼し環境負荷のないプロセスを確認しながら製作しています。

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大手企業や、もっと素晴らしいプロジェクトと共にやられてる方には及びませんが、地球と人と動物に優しく、可能な限り1人でも出来る事からというスタンスでやっています。

ブランドホームページがありますので、ご興味のある方は良かったら覗いてみてください。

 Brand HP:  https://www.bythesun.tokyo/ja
Instagram:  @by.the.sun

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最近では、学生や若いアーティストが中心になって作られたプロジェクト
”Mend It Mine” にお直しアーティストとして参加する事になりました。インスタには様々なMendingした作品の写真も載せているので良かったら見てください。

Instagram:  @menditmine

Mend It Mineとは、大好きな洋服、穴が開いたけど…汚れてるけど…捨てられずにいる、そんな服をお直ししたり、リメイクしたりして今ある洋服を大切に着よう!というプロジェクトです。

洋服を長く愛用する事によってできる環境や社会に配慮する行動。大量生産の時代は終わり、1つのモノを延命させるために時間やコストをかけてみるのも良いですよ。このムーブメントに乗りあなたもチャレンジしてみてはいかがですか😋

1pt2miに参加する理由

はじめは堆肥が出来ても余ってしまうので困るなと単純に思って参加しただけでした。正直どんなコミュニティなのかわかっていなかったのですが、実際にメンバーには、いろんな楽しそうな方達が多いのと、コンポストというキーワードのもと、環境問題や食に対する意識が高い方達が多い様に見えます。純粋にいろんなお話をして交流できたらなと思っています。

1pt2miで実現したいこと

アパレルのデザイン、製作する者としていくつかやりたい事があります。

①制作過程でどうしても出てしまう端切れの有効活用
できるだけ使えるものは小物に使用しています。ただ、取り都合(*1 決まっている大きさの中から、必要とする分がどれだけ取る事が出来るか。取り都合が悪い–無駄が多い。) も詰め詰めにして裁断してもどうしても出てしまう部分があり、循環サイクルをコンポストで実験中です。

堆肥として使用が可能なのかは、正直、堆肥についてのお話を聞いて不安ですが、堆肥にならない土ができたらその使い道を新たに考えればいいか、と楽観的に考え結果を楽しみにしてます。自然素材が自然に還る事を一番の目標にしてます。

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②私がいまやってる実験がもし成功したら
出身校である文化服装学院の学生達に、学ぶ過程で服の循環の仕組みも知ってもらいたいと思いました。衣服が辿り着く先がゴミではなく、土になることが分かれば色んな循環に役に立つ。服を作る事に罪悪感を感じなくて済む。好きというだけでファッションを学ぶ時代は終わり、彼らの将来を真剣に考えてこのサイクルが定着してくれたら良いなと思っています。そして、コンポストの回収場所になってくれたら良いなと思っています。

③地元でも地域ネットワークを生かしてみたい
地元墨田区の地域ネットワークと繋がっていて、新しくスカイツリーの近くにオープンしたミズマチのスペースにコンポストの回収場所を作れたら良いなと思っています。

また、「青空市ヤッチャバ」という地方からの農家さんが出店するマーケットがあるので、その農家さん達と連携して持って帰ってもらい、作物つくりに利用してもらえたら良いなと思っています。

さらに、ミズマチの飲食店もコンポストに興味がある様でして、もしかしたら始めるかもしれません。ミズマチ一体の飲食店がコンポストを始めたら素晴らしいなと思っています。

最後に

コンポストをスタートして約1ヶ月ちょっと。

ほぼ毎日300gくらいの生ゴミを投入していますが、ちゃんと分解をしてくれています。生ゴミの大半は水分という事もあり入れては分解、入れては分解。量は入れた分、増えると思いますがそうではないのが分かります。確実に土に戻る過程を見れています。

日本の食品ロスは深刻で平和ボケも良いところだなと痛感しています。全ての飲食店、大型スーパー、給食センターは義務化しても良いのではというくらい、コンポストを勧めたいと思いました。

我が家のゴミは半分に減りました。今は0歳の子がいるので、少し手を出すのに怯えていた布おむつにも挑戦し、更なるゴミの減量にチャレンジしています。

LFCの代表のたいらさんがおっしゃっていた言葉でとても共感するものがありました。“みんながコンポストを利用して、生ゴミを焼却する税金費用を減らし、医療や育児、高齢者施設などの費用に回せる可能性がある“。私は実際に自分が体験して良かったモノしか人にお勧めしないので、この共感した言葉が地元墨田区の地域ネットワークを通じて、最終的には墨田区に届けば良いなと思っています。

ゴミの減量はとても楽しいですよ😉
ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください🍊🥝🍋

1.2 mile community compostの様子はInstagramでも発信しています。
@1pt2mi_community_compost ぜひフォローください。
今後、拠点を拡大予定です。詳しくはこちらをご覧ください。
4Nature 公式ページ
Instagram @4nature.inc
Facebook @4Nature.inc

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