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ワシントン・ポスト厳選 1歳〜100歳で読むべき100冊 【76~100歳 編】

6月26日のワシントン・ポストで、1歳から100歳までの各年齢で読むべき本を1冊ずつ紹介する、という記事が掲載されていました。とても興味深いラインナップだったので、4回に分けて100冊すべてご紹介します。(第4回)

100冊の半分以上は邦訳が出版されています。気になった本があればぜひ読んでみてはいかがでしょうか。書名からAmazonのURLに飛べますが、まちの書店で探してみるのもいいと思います。誕生日の贈りものとしても、(本によっては)素敵なものになるはず。

リストの本については、今後のよもやもPodcastでも触れていく予定です。
時々あるコメントは、よもやもの中の人Shinによるもの。
あまり役に立ちそうなことは言っていません。

76歳:“Women Rowing North”(未邦訳)/メアリー・ピファー

77歳:ギレアド/マリリン・ロビンソン
「私はこの本の虜になった」とバラク・オバマさんも絶賛してましたね。

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78歳:シャーロットのおくりもの/E・B・ホワイト
数多ある児童文学の中から、なぜこの作品が78歳向けに敢えてRecomendされているのか、かなり気になってます。

79歳:老い/シモーヌ・ド・ボーヴォワール
ジャン=ポール・サルトルとの所謂「必然的な愛」を育、生涯の伴侶としつつも、お互いの「偶然の愛」を許容しながら生きたボーヴォワール。どちらも未読なので「第二の性」と併せて読んでみたいところ。

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80歳:八十歳を迎える-("一日一日が旅だから"より)/メイ・サートン
みすず書房から出ているサートンの詩選集に収録されています。
映画「海辺の家」の原作者です。

81歳:“Devotions”(未邦訳)/メアリー・オリバー

82歳:“The Summer of a Dormouse”(未邦訳)/ジョン・モーティマー

83歳:All the thrillers and mysteries スリラーやミステリー
100冊の中で唯一、作品名が明示されていないのが83歳。
ちょっとした遊びごころが良いですね。

If you haven’t yet acquainted yourself with Easy Rawlins, Mrs. Pollifax, Maisie Dobbs, Chief Inspector Armand Gamache and Commissario Guido Brunetti, invite them over. They’re great company.  -(記事本文より)

84歳:“The Last Unknowns”(未邦訳)/ジョン・ブロックマン

85歳:ラヴェルスタイン/ソール・ベロー
ノーベル賞作家ソール・ベローの最後の小説。

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86歳:“Old Filth”(未邦訳)ジェーン・ガーダム

87歳:リア王/ウィリアム・シェイクスピア
シェイクスピア四大悲劇の一つ。今更言うことなどない。

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88歳:“Nearing Ninety: And Other Comedies of Late Life”(未邦訳)/ジュディス・ビオースト

89歳:“A Carnival of Losses: Notes Nearing 90”(未邦訳)/ドナルド・ホール
著者のドナルド・ホールは「にぐるまひいて」の絵本で有名です。

90歳:“Beachcombing for a Shipwrecked God”(未邦訳)/ジョー・クーマー

91歳:“Selected Poems: 1988-2013”(未邦訳)/シェイマス・ヒーニー

92歳:“Nothing to be Frightened Of”(未邦訳)/ジュリアン・バーンズ
本書は未邦訳ですが、「終わりの感覚」「人生の段階」などは土屋政雄訳で読めます。

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93歳:サピエンス全史/ユヴァル・ノア・ハラリ
日本でも大人気。なぜか頻繁にビジネス書くくりで売られている理由は謎。

ビジネス的観点からも読めますよ、ってならカフカでもアーレントでも、切り口次第ではビジネス書としてサクッと消費できる気がしますね。なんか嫌だけど。そして何より、読み通せるかはもちろん別問題です。

94歳:“This Chair Rocks: A Manifesto Against Ageism”(未邦訳)/アッシュトン・アップルホワイト
本書は未邦訳ですが、著者アッシュトン・アップルホワイトのTED Talks「エイジズム(高齢者差別)に終止符を!」が視聴できます。
個人的には「老害」って言葉が好きではないです。

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95歳:ナポリの物語/エレナ・フェッランテ

96歳:“Somewhere Towards the End”(未邦訳)/ダイアナ・アットヒル

97歳:“My Own Two Feet”(未邦訳)/ビバリー・クリアリー
6歳におすすめの1冊として選出された「ラモーナは豆台風」と併せて、唯一の2冊ランクインした作家、ビバリー・クリアリー。

98歳:“Life Is So Good”(未邦訳)/ジョージ・ドーソン&リチャードグローブマン

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99歳:“Little Boy”(未邦訳)/ローレンス・ファーリングヘッティ

100歳:“Sailor and Fiddler: Reflections of a 100-Year-Old Author”(未邦訳)/ハーマン・ウォーク

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Life is a wonderful adventure. Books make it even better. -(記事本文より)

出典:The best books to read at every age, from 1 to 100
-Washington Post   June26, 2019

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