九州コミティア8で原稿を持ち込んだ話

前回の話はこちら

さてここからは実際に原稿を持ち込んだ時の話。
会場に到着したのは結局13時。(2時間半休憩なしでフル高速ぶっ飛ばした)
入り口でエントリーシートっぽいもの(名前や住所)を記入して、回る編集部の数だけコピーしてもらう。コピー機の調子が悪く時間を少々ロスしたものの、多めにコピーしてもらい、一番奥にあった出張編集部へ直行した。

めちゃくちゃ余談なんだけど、子連れコミティア参加する人少ないから仕方ないんだけど、出張編集部の真向かいがちょっと際どい・・・?年齢制限エリアかな・・・?というブースが並んでたのにはちょっと困ったw
半裸の女の子のイラスト指して「これなにー?」はやめろ次男(6)。
こんな時人間は咄嗟に「いいからこっち来て!」としか出てこないものなんだなと実感した。うまい返しができるほどの余裕もなければ機転もない。

数ある出張編集部が並ぶ真ん中に、持ち込みする編集部名と番号が書かれた紙が置いてある。そこに名前を書き、各編集部に並ぶ。紙は複数枚取れず、1枚取ったら並び、終わったらまた1枚とる、というシンプルな流れである。
当然有名どころの有名雑誌はすでに番号が進んでいるし、何人か並んでる。
私が持ってきた原稿はエッセイ漫画。エッセイ漫画の編集部は来ていないので、ジャンル外の編集部に持ち込むことになる。

ちなみにデジタル原稿は紙に印刷して持ってきてね!と当日のパンフレットに書いてあった。これ当日のパンフレットに書くんじゃなくてサイトに載せ・・・てあったっけ・・・?

1社目

まず縦読み漫画の編集部(エッセイまんがも出してる大手出版社K)に行った。
オールジャンルOK!横読みOK!と描いてあったし人が並んでなかった。(時間なかったのでここ大事)
めちゃくちゃ緊張して編集部のチラシとか置いてあるところでひとしきりウジウジしてウロウロして子供らに「何やってんの?」という顔をされながら意を決してチャレンジ。ジャンル外でも大丈夫か念のため聞いて、子連れなことを詫びてからお願いした。快く受け入れてくださったので座る。
「持ち込み初めてです、よろしくお願いします」

褒められた点
・描き始めて半年でこれだけ描けてたら結構いいと思う
・普通に読める、面白い、読みやすい
・続けることが大事
・絵が可愛い
・実体験と実感がこもっている
・4コマで1つ1つにオチがついてて良い

改善点
・背景、小物などはフリーハンドではなくしっかり定規とかを使って描く、そうすることで人物との差が出てメリハリが出る
・画面構成が単調。ヒキ、俯瞰、アオリ、寄る、など構図のバリエーションをもっと増やす。同じ顔の大きさのコマをずっと並べない。
・文字の位置。基本はコマの中に。はみ出すのなら枠をつけてその中に入れるとか、絵をもう少しずらすとかちょっとした工夫でもっと良くなる。あとは分節して調整する。
・作品の絵を完成させる。色をしっかり塗る。(時間なくて全部色塗れてなかったw)
・1本の4コマの中だけでなく全体の流れでもっと落とすところを作る。(ここ割と強調して言われた)
・登場するキャラクターが多いから、もっとそれぞれのキャラクターがどんな性格なのか、どんな個性を持ってるのかがわかる話を盛り込んだ方が良い。
・4コマじゃない普通のコマわりしないの?
・今は実際の人をモデルにして漫画にしてるけど、じゃあいざ創作や「我が子以外のキャラクター」を描く、ってなった時にどうするか?も課題

全体的にこの出版社では漫画としての感想、改善点を述べて頂けた。
とりあえず一発目の初っ端の本当最初の感想としては「優しい!!!!よかった!!!!!」だった。まさか褒めてもらえるとは思わなかった。笑
手が空いていた編集部の方々は子供たちの相手をしてくれていたしもう最高だった。そしてめちゃくちゃ勉強になった。
「確かに・・・!!!!」という連続だった。何よりも読んでる時にクスッと笑ってもらえるのってめちゃくちゃ嬉しい。私は承認欲求の塊なんじゃ。
今度縦読みのエッセイ連載始まるから見てね!と言われたので「絶対見ます!!」と言って帰ってきた。ありがとうございました。

「縦読み漫画も1回やってみたらそう難しくないと思うから、描いたらまた持ち込みしてね」と言われたので今度縦読みもチャレンジしたい。
一応縦読み漫画の書き方も聞いてきたので描いとく。
・60コマ1本が基本。これで横読み12P分くらい。
・視線の誘導の仕方に注意
・縦の波線(〜)で視線を繋いでいくイメージ。
余白とかが結構特殊なイメージだったけど、視線誘導に気をつければ難しくないと・・・要チャレンジ。

2社目

オールジャンルOKで、広告漫画も扱ってる出版社にチャレンジ。
1社目で「思ってたより優しい!勉強になる!最高!」となっていた私はものすごい勢いで走り込んだ。
尚、持ち込みの間1歳双子にはオヤツを与え、上2人には時間制限なしのswitchを渡している。(普段は1日1時間なので狂ったようにゲームしていたw)

ここでは漫画自体の講評よりも広告漫画についての話をメインできくことができた。(ジャンル外だしね)

よかった点
・絵がかわいい。双子がかわいい。
・育児中のお母さん方にすごく共感を得られる内容ではないか
(見てくださった方ご本人が子供好きで育児参加をしてる方だったようで、わかる、と言って頂けた)

改善点
・構図は増やした方がいい
・双子の等身をもう少し低くしても良いのでは?

「絵柄については正直、(昔よりイラストを学べる機会が増えているしノウハウもかなり広まっていることで)今同じような絵柄が増えている。絵柄というのは個性だから、そこにあまり口を出したくない」という前提で等身について言及して頂けた。確かに全体のバランス(大人との比較)を考えると私の絵柄にしては等身が高めなのかな?という気がしてきた。要研究である。

そして広告漫画について。というか、絵の仕事について。
「イラストや漫画で生計を立てたいんです」と伝えると、「それなら営業が大事だよ」と営業の話をして頂けた。
広告漫画制作で、サイトに登録している人はたくさんいる。ではその中で選んでもらうにはどうしたらいいのか?
もちろん絵が描ける、というのは前提条件。その上で絵柄がイメージに合う人を選ぶ、というのももちろんそう。同じような系統の実績があるのも強み、サンプルもあった方が良い。
(ちなみにやはり6等身絵柄の需要のが多いが、他もないわけではない。淡い色使いや、等身が低い絵を求められることもある。両方かけるに越したことはない)
でも、じゃあ登録しているだけで選んでもらえるか?という問いには、NOがくるのだ。

もし「広告に漫画を使ってみようか」という案が出た時に、
「そういえば前にお会いした人がそんなことを言っていたな」とか「メールが来ていたな」というのは、仕事につながる。
そして1回仕事を頼んで、よければ次につながる。「また漫画(イラスト)を広告にしたいから、あの人にお願いしよう」となる。
だから「まず1発目の仕事をどう取るか」が大切になってくる。
それには結局「営業が大事」ということなのだ。
定期的(3〜4ヶ月に1回)必ずメールが来るという人がいるそうだ。内容はこんな内容の仕事をしました、というもの。1ヶ月に1度では多く、煩わしい(笑)でもこのくらいの頻度で定期的にメールが来れば「お願いしてみようかな」と思う人がいるかもしれない。営業、自分を他者に知ってもらう活動は大事だよね。

というお話。
営業が大事、というのは聞いていたし、わかっているつもりだった。
でもいざ「発注する側」からその話を聞くと、説得力がすごい。すんごい。
すいませんすいません営業しますーーーーーー!!!!となった。(まずはポートフォリオ作らないとね!とも言われたw)
でもこの話をしてもメール来るの大体20人に1人らしいので、営業メールを定期的にするだけで20人中の1人になれるよ、だそうです。オッケーがんばる。
SNS更新してるだけで仕事が来続けるなんてことは(一部の人を除いて)まぁないよ。ですって。やらないよりはやった方がいいけど。

ちなみにこれは別でも言われたことだけどSNSで言うとXがやっぱり企業様が多いのでXはやった方がいい。インスタは一般人(特に主婦層)が多い。(ブルースカイはわからん。)Xで目に止まって仕事が来ることもある。結局Xなんだなーーーーーと。Xは出来の良いイラストと漫画を載せる方向でいこう・・・。
ちなみにこちらの方に名刺いただいたので「ポートフォリオ作って営業メールします!!」と豪語して帰ってきた。とても優しかった。そして話しやすく和やかでした。ありがとうございました。

3社目

なんかブースの人、1人めっちゃiPadで絵描いてる。と気になったので行ってみた3社目。広告漫画も取り扱ってるのは下調べで知っていたのでレッツチャレンジ。
声をかけたら「私はついてきた漫画家なんです」ってめっちゃ現役の漫画家さんだった。タブレットで描いてるやつ見せて貰えばよかった(テンパリすぎてそこまで頭回らんかった)

とりあえず漫画家さんには漫画はバチバチに褒めてもらえた。
・読みやすい
・すごく共感する(自分の立場と重ねられる部分があったそう)
・具体的なシーンを指して「ここがジーンと来る」
・こんな本あったら読みたい

自己肯定感爆上がりである。ありがとうございます。
改善点がたくさんあるのは1社目でわかってはいても嬉しいものである。

そして持ち込みしてた人が1人がはけて、対応していた男性が空いたので「広告漫画について聞きたい」と対応を代わってもらった。ら、その方、代表の方だった。「えっ!社長さんですか!!」と思わず私のアホな感じが丸出しな反応が出てしまったことをここでひっそり詫びたい。すいません。

「広告漫画は漫画というよりも広告です」
という言葉から始まった広告漫画談義。
2社目とはまた全然違った視点でとても勉強になった。

2社目はどっちかというと、漫画制作に視点を置いたものだったんだな、と気づく。制作会社がシナリオを作って、残りの「コマ割り、作画」をするパターンの話。もちろん対企業にも通じる話ではあるけども。

3社目は「企業から受注し、打ち合わせ、シナリオ作成、ネーム、作画まで全て自分で行う」パターンの話。
「実際に制作会社として漫画家の登録自体は行っていたけど、今はやっていない」と。理由は「案件に対して登録者(漫画家)が多く、今登録している人にも仕事が回しきれない」から。他の制作会社も同様で、案件100に対して登録者が1000いるような状況。それで食べていけてるのは一部、実際に仕事が来ない人の方が多い。という現実。
あとはもちろんそれで食べていける人もいるだろうけど、漫画制作だけやるのと、企業から直接受注するのでは金額が違う。企業から直接の方がまぁ儲かる。

そして広告漫画=広告なので「必要なのはマーケティングとか、広告の知識」
どんな商品を、いつ、誰に、どうやって勧めるのか。どうすれば売れるのか。そこを知らないと、広告漫画はできない。色々言われたけど要約するとこう。
ぐうの音しか出ません。グゥ。

まぁそんなこと言ってもね、「勉強してからやろう」ってすると、遅くなっちゃうからとりあえずやってみたらいいよ。とりあえずやってみる。やってみないと何もわからないから。やってから勉強するのでも遅くない。とにかくやる。行動する。
あとは続けることが大事。続けないとできるもんもできない。

ぐうの音2回目である。グゥ。
勉強にしかなりませんでした。ありがとうございました。

【追記】
描き忘れていたので追記。めちゃくちゃ大事な部分なのに描き忘れてた。

マーケティングについては、当然広告漫画以外の漫画にも当てはまる。
「読者が何を求めていているのか?」というのを考えなければ、漫画は売れない。どうやったら読者に刺さるのか。何が刺さるのか。売れている人ほど、そこを考え抜いている。
世相を読むことも大事。今であれば不倫モノやモラハラ夫、毒親などのスカッと系が多いが、そこをなぞるだけではダメ。もっともっと深く掘り下げて考える。
「なぜ今それが好まれているのか?」を自分なりに考えていく。
真似をすることも当然大事。まず売れている人の研究をする、真似をする、それが近道なのは間違いない。でも「このテーマが好まれているからそれを描く」それだけでは、そこで終わり。そしてそのテーマが自分の描きたいものではないことだって当然ある。でも「なぜそれが好まれているのか?」を考えた先のものと、自分が描きたいもの、描けること、得意なものを掛け合わせた時に何が生まれるのか。
そこをしっかり考えてから作品を作ったら良いと思う。

これはめちゃくちゃに刺さった。
「こんな話で大丈夫?聞きたいこと聞けてる?」と何回か聞かれたが、多分聞きたい以上のことを聞けてました。さすがマーケティングを説くだけあってマーケティングバッチリでした。

正直なところ、流行に乗れないというのは悩んでいたところでもあったので、流行のその先を考えろ、というのは救いでもあった。今考えていた話も、もっともっと深掘りして考えなくてはいけない、と思い直したところである。

【追記終わり】

ここまで3社、「発注側の意見」というブーストがかかっている、しかも種類の違う正論パンチを惜しみなく受け続けていた私は、メンタル無敵状態に入っていた。ダメージを受けるどころかどんどん元気になる私。

3社目が終わったのが15時20分過ぎ。
16時からワンワンの公演に行くために15時半には会場を出発する予定だった。公演会場まで車で10分、道間違えや乗り降りの時間を考えればそれでもギリギリ。
余裕を持って出発するにはちょうど良い頃合いだった。しかもなぜか昼寝をしない末っ子長女(1)が限界だった。暴れる泣き喚くで周囲の人にも迷惑がかかる。

それでもなぜか「まだいける」と思った私は4社目に突撃した。バカである。

4社目

大手出版社S。私事だが私の大好きな漫画家さんを輩出していた、かつ参加しているコミュニティ主催者が「ここに持ち込んだ」と言っていたので行きたかった。
次男は流石にゲームに飽き始め、スマホを寄越せとグダグダ言い、長女は眠いが歩きたい、でも歩かせられるわけないので背中に縛り付けて寝かそうと試みるもギャン泣き、長男は椅子を占拠して無言でゲームをし続ける。三男はベビーカーで爆睡。
クソ騒がしくて迷惑極まりなかったと思う。隣に座った人に謝ると、こちらの様子に目をひん剥いて「大変そうですね・・・」と言っていた。ごめんなさい。すいません。謝り続けたが原稿は見てもらった。

完全にジャンル外なので漫画の講評。
大体1社目に言われたことを言われた感じだった、というか1社目で言われたことは全部質問した。「ここ(1社目で言われたとこ)はどう思いますか?」って。大体同じこと言われた。自ら正論パンチを受けに行っていた。我ながらドMだとしか思えない。
あと聞き忘れていた、気になっていた「線」について質問した。

「線が綺麗に書けない」
→これは描いていくうちに綺麗に描けるようになると思う。デジタル作画はもう慣れるしかない。筆圧とか、線の太さも、描いて行くうちに綺麗に描けるようになる。

経験と試行錯誤に勝るものありませんね!!!
オッケー了解!さすが大手だけあって編集者の人数もいるが来る人も多いので捌くのが早い!(受付番号がかなり進んでたのにあまり並んでなかった)私の時間もなかったし子供が騒がしいので、文字通り走り去った。
騒がしくしてすいませんでした!ありがとうございました!

今後持ち込みをするとき、出版社の選び方

当然「ここに掲載してほしい!」や「このジャンルでやりたい!」があればそこめがけていくのが良いと思う。
ただ今回の私のように「どこに行ってもジャンル外」の場合、こうした方がいいかな〜と感じたことをいくつか書いておく。

・一応一通り下調べはする
→今回来る出張編集部、全部ググった。広告漫画やってるとかも事前に確認した。ブース前にも書いてあったりしたけど、ある程度調べた方が圧倒的時短。私みたいに当日寝坊して時間短くなったりした時が最悪なので、調べていくのをオススメする。

・オールジャンルOK!の記載があるところはとっつきやすい。
→これは各ブースの前にあるチラシ置いてるエリアに書いてあったりする。書いてなくても多分OKだけど、書いてたら安心して行ける。最初に緊張してウジウジしてしまいがちな人、最初に行くのオススメ。

・受付番号を確認する
→当然番号が進んでいるところは人が多い。イコール編集者側も見てる原稿が多い分疲れているかもしれない。ブースに待っている人数が多ければ「1人当たりそこそこ時間かけてる」という可能性もあるが、番号が進んでる割に待ち人数が少ない場合は「1人当たりにかける時間が短い」とも読み取れる。じっくりしっかり時間をかけて話たい、色々聞きたい場合は避ける方がベターかもしれない。
でも回転が速いので、今回の私のように急いで見て欲しい時や、いろんな編集部に見てもらいたい、数をこなしたい場合には向いてるかもしれない。

・横目で左右のブースをみる
→進みが早いとか、和やかに話してるとか、割と腰据えて話てるな、とか。声聞こえなくても横目だけでも結構感じるもの。次の狙いを定めるのにはチラ見が有効。

・個人的には人が少ないところ(番号が若いところ)めちゃ狙い目
→東京や関西開催とかだとなかなかなさそうだけど、数回りたいとかでも待ち時間短くて済むし、腰据えて話したい人にも◎。後ろに待ってる人がいると気が急いたり、気が散ってしまう人にもよき。

言われたことまとめ

・構図や漫画表現の幅を広げましょう
・文字の配置を工夫しましょう
・話全体のオチるところを意識しましょう
・営業力は大事です
・広告漫画を生業にしたいなら広告の知識をつけましょう
・行動力は大事です
・継続力は大事です
・ポートフォリオは作って充実させましょう
・流行に乗るだけでなく、深掘りして「なぜこれが流行っているのか?」を考え、どうすれば読者に受けるのかを考えて漫画を描くべき

終わりに

とにかく行ってよかった。本当に行ってよかった。それ以外の感想がないくらい行ってよかった。まず目の前で自分の漫画を初対面の人に読んでもらうという機会が貴重。そしてそれをプロ、しかも発注側からの視点で講評してもらえる(しかも無料、必要なのは入場料1000円のみ)

この発注者側からの意見というのが相当パンチ効いてる。
しかもこれが対面で、自分に向けての正論パンチなのである。最高だよ。

今回このnoteで、言われたことはほぼ要約した(持ち込み以外で言われたことも混じってるかもしれないが)ので、それと同じ情報量がこれを読んだ人も得られると言えばそうなんだけど、やっぱり対面で言われてる時と響き方が違うと思う。同じ話を「活字で読んだ時」と「漫画で読んだ時」と「アニメで見た時」と「実写版の映像で見た時(これもテレビと映画館とでだいぶ違う)」って全然違うと思う。そんな感じ。
なので、もし機会があればみんな持ち込みした方がいいし、気になることは質問した方がいいと思う。

蛇足の余談

めちゃくちゃに頑張ったので書かせて欲しい。
でも読んでも何も得られるものはないのですっ飛ばしていい。
私は15時40分に会場を後にし、
ダッシュで(本当に走った)駐車場まで行き、荷物をめちゃくちゃに積み込み、知らない道を急ぎ、16時に会場目の前に到着するも駐車場が満車、隣のコインパーキングに止めて双子(計25kg)を抱えて猛ダッシュして、階段を駆け上がり、5分遅れたが無事ワンワンの公演をみることができた。
長男(8)が超ご機嫌の三男(1)を見てくれたので助かった。私はグズグズの長女(1)(※昼寝してない)をあやしながら、最終的には全員めちゃくちゃに楽しむことができた。持ち込みを無事終えた開放感もあったと思う。
そして実は途中でオムツも私の生理用品(3日目だったw)も着替えその他も全てセットして準備していたリュックごと家に忘れていたことに気付いたが、どうしようもなかったので夕方6時まで色々そのままだった。ついでにガソリンも片道分ギリギリだった。航続可能距離が0のまま走り続けた。ギャンブルである。
子供達(特に双子)はほんとすまんかった。お尻かぶれなくてよかった。食べ物飲み物だけは存分に持っていて本当によかった。
当然あまり動いていない子供達は体力有り余ってるので、公演終了(17時)したあと18時過ぎまで隣にあった公園で遊んだ。死ぬかと思った。長女がこけて鼻血を出して血まみれになったところで強制終了したが、強制終了しなかったら私が倒れてた。顔面血まみれの長女(12kg)を抱えて車までダッシュした。
その後商業施設に寄ってオムツやら食料やらを買い込んで、荷物を整理し、switchのソフトが1枚なくなったと兄弟にブチ切れながら少し休み(結局家にあった)ガソリンを入れたあと、休憩込み片道3時間(170kmくらい)を運転して帰宅した。到着は23時を回っていた。
そして翌日は月曜日だったので5時起きして風呂に入り、子供4人を風呂に入れ、学校と保育園に送り出した私を誰か褒め称えて欲しい。正直無計画さを罵られても仕方ないところもたくさんあるかもしれないが、私はよく1人でここまで頑張ったと思う。書いてて疲れてきた。どんなスケジュールや。ここから4日間、平日フルワンオペで今に至る。もう何もしたくない。双子が保育園通ってて本当によかった。

ここまで色々書いたけど、今回ここに書いたことは個人的にはめちゃくちゃ有益な情報だと思う。正直有料にしてもいいんじゃないか?(というかこれを全員に無料で解放するの??え?ちょっと勿体無い気がするんだが??)くらいの感じなんだがどうなんでしょう。そのうち100円とかで有料にしようかな・・・。
しかし有料にしてその価値がこの記事にあるのかという自信もない。
誰かアドバイスください。

とにかく、ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました!

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