自分専用の船の操縦士になってみる
皆さんは、人生の舵取りが得意ですか?
私は、大人になるまで親に舵取りをしてもらって、ただその船に乗っかって着いた港でちょこっと遊んで、また船に乗っかって「ここに行ってみたい」と言うと船が連れて行ってくれる、そんな人生でした。
結婚してからも舵取りは自分ではありません。
だから自分が行きたいところに行かれないのは舵取りしている人が悪い、操縦士がちゃんと連れて行ってくれないから我慢するしかないと思っていました。
決して船を降りて自分で操縦するという決断はしません。
降りたこともないので、降り方すらわかりませんでした。
今私は、自分の船をみつけて舵取りを始めました。
小さな船です。
今まで舵取りなんぞしたことがないのですから、行きたいところにラクにいく技術はありません。
それでもハンドルをしっかりと握りしめ方向を確認しながら進んでいます。
その船に家族は乗っていません。
私ひとりです。
だから自分の行きたいと思った所に自由に行くことができます。
休みたいと思ったらいつでも休むことができます。
自分専用の船です。
それは自由ですがすべて自分で決めなくてはいけません。
行先も、どんな荷物が必要か、何をいつどこで買うのか、誰を乗せるのか、いくらで乗せるのか、今までやってこなかった「決断」の連続です。
決断しなかったら船は沈んでしまいます。
あなたも自分だけの船を操縦してみませんか?
今日もお聞きくださり有難うございました。
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