見出し画像

目的から見える資格の活かし方

こんにちは。日本支援助言士協会の岡田です。
私は今、日本支援助言士協会の代表理事として、コミュニティカウンセラーの育成に携わるとともに、キャリアコンサルタントして活動しています。

「資格を取得したけど、どう活かしたらよいかわからない」
「今の仕事では、取得した資格を活かせない…」
こんなご相談をよくお受けいたします。

私も今のような活動に至るまでの間、キャリアコンサルタントの資格を取得してから、会社員で働きながら、フリーでご相談を受けたり、会社の中でご相談に応じたりしていましたが、主軸である会社員の業務内容は、キャリアコンサルタントの仕事とは程遠い仕事をしていました。

その時の想いは、「キャリアコンサルタントの仕事がしたい!」。
取得した資格の活かし方が、自分の思う通りになっていない状態でした。

心の中ではこんな想いもありました。
「せっかく高い金額をかけて取得した資格なのだから、それを絶対活かしたい!」。

「仕事をキャリアコンサルタントの仕事に変えればいいのでは?」という思いもよぎりましたが、その時の私にとって、15年以上働いていた会社を辞めフィールドを変え、人間関係をまた一から構築し直すのはわずらわしいと思っていました。また子どもにまだお金がかかるなどの事情などもあり、転職をしないという考えがその時の自分を占めていたのです。

自分がやりたいことと、今の仕事内容との乖離。
これこそキャリアコンサルタントがサポートする内容であり、それに自分が直面していると感じた時、私を救ってくれたのは、アドラー心理学の“目的論”でした。

《何かを作るのに必要な材料、設備、力、人手があったとしても、目標がないならば、それらに価値はない。》
これは、アルフレッド・アドラーの言葉です。

「何のために、私は資格を取得したのだろう?」

それまでの私は、キャリアコンサルタントとして活動することだけに目が向いていて、『何のために?』が抜けていたことに気づきました。そこで私は、『何のために?』を掘り下げて考えてみることに…。

「資格を取ろうと思ったきっかけは?」
「資格取得勉強中に思っていたことは?」などを箇条書きにして書き出してみたのです。

そこで導き出された、私の答えは「自分の人生を納得して、元気に活きるサポートをしたい」でした。単にミスマッチのない仕事を紹介するだけではない、人生の一つとして仕事をとらえ、納得した毎日を送れるようになるサポートをすることが、私が本当にやりたいことだと気づきました。

この目的が明確になった時、今の仕事でもまだ自分が学ぶべきところがある、と感じられるようになりました。
目的を考えることで、今の自分がやることが見えてきたのです。

日本支援助言士協会では、これから資格取得を考えていらっしゃる方、取得した資格をさらに強化させたい、自分らしい生き方がしたい、そんな方のお手伝いをしたい思いで、周りを元気にする『支援助言士(コミュニティ・カウンセラー)養成講座』を行っています。もちろん、自分が知りたいと思う講座のみ受講する単発受講も受け付けています。

そして資格取得をすでになさった方が自分らしく取得した資格を活かせるように、『アドラー流自分創りカウンセリング』を行っています。納得した人生を送りたい、自分のリソースを活かしたい、そんな方にお勧めしています。もちろん、自分のリソースが何なのかよく分からない方にもお勧めです。

支援助言士(コミュニティ・カウンセラー)養成講座
詳しくは>>
https://www.sienjogensi.org/21cc/

『アドラー流自分創りカウンセリング』
詳しくは>>
https://www.sienjogensi.org/selfproducecounseling/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?