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売上や利益という指標がない管理部門の予算作成を毎年進化させるスプレッドシート

3分ぐらいで他社に説明しろと言われたのでつくったスライドとスプレッドシートです。

関数もsum(合計)、sumifs(条件付き合計)しか使ってないので改造しやすい

対象:去年の延長線上で管理部門の予算をつくってる会社

「現状維持予算」と「新しいチャレンジ予算」に分けてみようという趣旨です。なので、「去年と今年で予算の内容が同じだなー」と思ってる会社には使えそうです!

管理部門の予算を進化させる方法の説明(一番簡単バージョン)

3分で、管理部門の予算作成を進化させる方法を説明します!

最初にまとめ

やり方は大きく3つです。使ってるお金を、現状維持と新しいチャレンジに分けます。現状維持を減らして、新しいチャレンジを増やします。総額調整は「新しいチャレンジ」で行います。これらが出来るスプレッドシートを用意してみましたので、使ってください。ではそれぞれ説明していきます!

予算を現状維持と新しいチャレンジに分ける

とりあえず予算を「現状維持」と「チャレンジ」に分けてください。分けてみるとわかるのですが、大半が「現状維持」になります。継続性も大事なので、当たり前なのですが。

現状維持予算は減らす

 現状維持予算は、去年より少ない額で同じことをできるように頑張ります。

新しいチャレンジ予算は増やす

新しいチャレンジをするための予算を別でつくります。最初につくるとそんなに増やせません。何していいかわからないときもあるし、やりたいけどやる人がいない、とかもあります。私も2021年はあまりチャレンジが増やせず、1年準備して2倍ぐらいになりました!そもそも新しいチャレンジをたくさんやりたい、やれる、これが進化ですね!

ただ会社として「全部そのままでいいよ!」とならない場合があります。その場合はチャレンジ予算を削ります。現状維持は去年より効率よくやって、許される範囲で新しいチャレンジをする。これで毎年進化していきます!

まとめです。売上とか利益とかわかりやすい指標がないので、とりあえず現状維持を効率よくやって、新しいチャレンジを増やすぐらいをやりましょう!

(ここまでで、3分説明おわり。以下はおまけ)

スプレッドシートの使い方

こちらからコピーして使ってください。関数もsumとsumifsぐらいしか使ってないので、適当に改造してください!

下にタブがあります。

合計タブは、全部の合計がでます。

部署別タブは、部署を左上で選ぶと部署別の合計が出ます。

予算分類別タブには、「現状維持予算」と「新しいチャレンジ予算」が分けて表示できます。

明細入力タブに詳細をいれていきます。

グラフ表示コーナーも一応つくりました。あんまり意味ないかも。2年目以降は意味が出てきます。

項目設定タブがあります。予算の内訳とか、部署の設定とかを書き換える場所です。書き換えたら他のタブの表示も変わるようにつくったはずです・・・!(上手く動かなかったらごめんなさい)

明細タブの入力方法

去年と同じやつは一番右を「現状維持」にしていれます。定期券代とか。

この部署は1名採用して、新しいチャレンジするぞ!みたいなのは、一番右を「新しいチャレンジ」にします。

たとえば、会計ソフト入れ替えるとします。「現状維持予算」で会計ソフト代金を入れます。来年の4月から「新しいチャレンジ予算」で会計ソフトの追加予算をいれたりします。「現状維持」の会計ソフトは余裕をもって10月終了にしておくとか。例なので適当ですが。

応用編:新しいチャレンジ予算にもっと意図を込める

どんなチャレンジをするかをもっと設定していくと説得力があがります。私が実際にやった例を紹介したのですが、不特定多数に公開が微妙だったので、メールアドレスだけ登録したら見られるようにしました(当たり前ですが無料です)

概要だけのせておきます。私の場合は、他社が真似したくなる面白い仕組みをつくることを「新しいチャレンジの軸」としてます。(これが企業理念と結びついてます。説明は省きますが)

管理本部機能のセルフサービス化という方法で、それを実現します。なので、新しいチャレンジ予算も「セルフサービス化」に結びついてます。他社が興味をもってくれたら「このツールをつかったらいいですよ」と紹介するわけですね。

指標も一応あったりします。

興味がある方はこちらを見てみてください!

今回は以上です!

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