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【第1回 アート思考セミナー&トークセッション】

テーマ:「アート思考とMFA(芸術修士)」

コロナウィルスの猛威でさらに先が見えない「正解がない」時代に突入しました。誰がこの世界的危機を予想できたでしょう。これからのビジネスは何を指針にしていけばよいでしょう?今までのように中小企業診断士やコンサルティングファームがデータに基づき論理的に物事を整理し、企業へ提言を行うという方法ではたして正解を提案できるのか?。左脳思考が中心のコンサルティングファームにおいても、右脳思考であるデザイン思考やアート思考をビジネスの新しいフレームワークとして取り入れはじめています。

「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」の中で山口周氏は、グローバル企業がアートスクールに幹部候補を送り込む、あるいはニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできないということをよくわかっているから。と書いています。

日本においても、毎月のようにアート思考関連の本が出版され、私のアート思考セミナーも、おかげさまで、40000あるストリートアカデミーのセミナーで人気1位と2位をいただきました。この事からもアート思考への注目度がわかります。

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アート=直感的な右脳機能と、思考=論理的な左脳機能が混在して一見矛盾していて捉え所がない様に思えるアート思考。そこで、アートやビジネスだけでなく、臨床美術、人類学、ライフスタイルなど様々な角度からアート思考について知識や経験をシエアする場を作りました。毎回様々な角度から多彩なゲスト講師をお招きして、正解の見えない時代をどう乗り切るか?をテーマにしたセミナー&トークセッションを開催します。

第1回目は、ネットだけで学べるMFA《Master of Fine Arts芸術修士課程》を開設した京都芸術大学大学院から「学際デザイン研究領域」教授•領域長 早川 克美氏を迎えます。この講座は、今年新規開設されたにもかかわらず、驚く程の競争率となっているそうです。

ダニエル・ピンク氏は著書『ハイ・コンセプト』の中で、ハイ・コンセプトとは、チャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、ばらばらな概念を組み合わせて新しい概念を生み出す能力である。と説明しています。当時はデザイン思考の文脈で語られていましたが、彼が「Harvard Business Review」で“The MFA is the New MBA”という論文を発表して15年経った今、MBAよりMFAはアート思考の文脈で語られる様になりました。

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自分のアート思考セミナーでもMFAってどうなんですか?という質問が多く、私自身も聞いてみたい。。。ということで、素朴な疑問として、どんなこと学ぶの?それってビジネスに役立つの?といった話をしてもらおうと思います。
お時間のある方はお気軽にご参加ください。
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