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【予言します。NFT、Web3の未来Network State】

METAバブル崩壊とTwitter買収と大量解雇、、、ものすごいスピードで変化してます。

METAとTwitterの大量解雇はびっくりなんですが、一方で、WEB3とかDAOが加速するのではないか?という予感がしてます。GAFAに残る者=中央集権に囚われる者と追われた者の構造が非中央集権に拍車をかけて本質的なオルタナティブであるThe Network Stateに向かうんじゃないだろうか、という妄想。
で、このThe Network State(https://lnkd.in/gcjWR4Jb )が本質的なWEB3ではないかと思っていて、ブロックチェーンを基盤にした民主主義の向こうにある国民国家と勝手に理解しています。つまり、オンライン上で国境や人種を超えて内発的に繋がっていく信頼のコミュニティーを中心にしたオルタナティブでデジタルな自律国家。今、それが小さなコミュニティーであっても、新しい社会基盤がそこから生まれてもおかしくはありません。

 その国家を構成する個人にはイーサリアム(Ethereum)の提唱者であるビタリック・ブテリン氏がの論文Decentralized Society: Finding Web3's Soulで定義されるSoulbound Token(SBT)が必要になります。SBTとはソウル = 人間の魂が紐付けられたトークンで「私」を構成する様々な個人情報、履歴、所得、資格、人格などを証明するトークン(暗号資産)で、ブロックチェーンに紐づいて証明される個人の信用に関連する履歴の永続的な記録です。つまり、本質的なWEB3は個人のアイデンテティーと信頼自体をオンライン上で証明するものになる必要があると考えています。

 それは中国の様に個人のIDが権力に管理されるということ?と思うかもしれませんが、そこでWEB3が出てきます。中国の様に中央集権の国家がIDを管理するのではなく、個人個人が持っている自律したIDでブロックチェーンを基盤としたシステムだからこそ生み出されるコミュニティー上の信頼です。これが本来のWEB3の基盤になる必要があります。この概念がなければ本質的なWEB3は実現しないと思っています。

そうなると、今まで当たり前だった資本主義も変わってきます。
例えば、ブロックチェーンで個人の資産や信頼が担保されたとしたらモノの価格は変動制でいいんじゃないだろうか?
個人の所得によって同じ物でも価格が変わる。100円のジュースは貧しい人は50円で所得のある人は1000円とか、、そこに経済流動性も生まれるのではないか?つまり、格差社会がなくなってくる。あー、妄想が止まらない。。。


現状では大臣官房の「Web3.0政策推進室」(https://onl.sc/GgAm53X)や
NTTがWeb3に6000億円規模の投資をする。
また、MZDAO(https://www.mzdao.jp/)は月額500円×25万人で1億以上の資金を集めています。

ご本人もツイートしている様にDAOではありません。これはDAOが何かもわからない人からの資金集めであって資本主義のプロパガンダと中央集権にしか思えません。この様に中央集権の国や大企業がWeb3.0を推進するという矛盾もありますが、まさに今は混沌とした過渡期で言ったもん勝ち、やったもん勝ちの段階です。

一方で、この超未来社会における日本のポテンシャルは実は高いと思っていて、資本主義以前の文明である狩猟採取民族として縄文時代が1万年続いた日本は弥生時代、つまり資本主義の始まりである農耕が導入される前に文明を築いていた事実がわかってきました。縄文人の社会は小規模な村が自律分散型の社会を形成し非中央集権、サーキュラーエコノミー、シェアリングエコノミー、感謝経済、アニミズム(非中央集権信仰)などなど、かなり充実してます。
 生物学者のジャレド・ダイヤモンド、歴史学者で「サピエンズ全史」の著書ユヴァル・ノア・ハラリもポスト資本主義の回答は狩猟採取民族にあると言っています。デジタル・アニミズムの様な文化、情報狩猟採取民族がブロックチェーンの基盤に成り立つネオ縄文は私たちのルーツ社会でもあります。だからこそ日本人の根底にある八百万の神やモノに心が宿る的な発想面からテクノロジーにアプローチできる民族なのではないかと思っています。


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