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店舗仲介という新しいチャレンジ。社内外の様々な人を巻き込み、成果を最大化していく

「47(よんなな)グループにはどんな人がいるの?」という疑問にお答えするべく、今回は47株式会社で店舗仲介コンサルタントをつとめる山下さんのインタビューをお届けします。

<プロフィール>
山下 大輝(やました だいき)
千葉県出身。2018年、47ホールディングス株式会社に新卒入社。47株式会社に配属後、オフィス仲介を数年経験した後、2020年から新規事業として店舗仲介を担当している。

入社の決め手は、社員の人柄の良さ。「47なら自分らしく働ける」という直感を信じて

── 山下さんが47に新卒入社した経緯を教えてください!

47との出会いは、エージェントの担当者さんに紹介していただいたのがきっかけでした。当時、最も興味があった映画業界を第一志望にしていたのですが、なかなか就活がうまくいかなくて。次に興味があった不動産業界に路線変更し、いくつか企業を紹介してもらったうちの一つが47でした。

もともと大企業ばかりを見ていて、ようやくベンチャーも見始めた時期だったので、はじめは「いったん話を聞いてみよう」という気持ちで会社説明を受けました。そこから複数回の面接を通じて、徐々に47への志望度が高まっていきました。最終的な決め手は、社員の皆さんの人柄です。話を聞くなかで「お客さまのために」という真っすぐな気持ちが伝わってくると同時に、学生に対して真摯に向き合ってくれる姿勢を感じ、人の良さに惹かれました。

また、「47でなら自分らしく働けるはず」という直感を信じた部分もあります。いま思うと、大企業にありがちな縦割り組織や保守的思考は、自分には合わなかったな、と。当時社員50名前後の47に入社し、チャレンジングな環境下で社会人生活をスタートできたことは、自分にとって確実にプラスだったと思います。

「なにか新しいことにチャレンジしたい」心機一転、オフィス仲介から店舗仲介の世界へ

── 47に入社後、実際にオフィス仲介営業を経験してみて、なにかギャップはありましたか?

ギャップは特になかったです。仲介営業とはどんな仕事なのか、面接で詳しく説明してもらっていたので、具体的なイメージも抱けていました。最初は不動産知識を覚えたり、ビルや街を覚えたりするのに苦労しましたが、経験を積めば積むだけ自分の中の引き出しが増えていくので、すべてが糧になりました。

オフィス仲介営業の魅力は、様々な企業の社長さまや総務担当者さまと関われることだと思います。この仕事をしていなかったら知り得なかったであろう業界、業種、ビジネスモデルがたくさんあり、案件ごとに新鮮さがありますね。同時に、就活当時の自分を振り返ると、いかに視野が狭かったかを痛感します(笑)。

また、仲介は自社の物件を持っていないからこそ、あらゆる物件を紹介することができるので、制約が少なく自由度が高い一方、営業一人ひとりの手腕が試される世界でもあります。自分自身の成長がダイレクトにサービス提供価値に繋がるのは、大きなやりがいです。

── 山下さんはオフィス仲介営業を4年ほど経験した後、新規事業として店舗仲介営業を任されることになったんですよね。どんな経緯があったのでしょうか?

オフィス仲介を数年経験し、「なにか新しいことにチャレンジしてみたい」と思っていた時、上長から「新規事業に携わってみない?」と打診をいただいて。それが店舗仲介でした。ちなみに、47で言う「店舗」とは、飲食店のようなものではなく、学習塾やクリニック、美容サロンなど、オフィス区画でも展開可能な業態を指しています。

そもそも店舗仲介が新規事業として立ち上がった背景には、47が長らくオフィス仲介をメインとしていたため、店舗のお問い合わせをいただいても要望にお応えできずにいた、という過去があります。つまり、店舗仲介を専門とする部署を新設することで、より幅広いお客さまのニーズに対応できるようにしていくことが目的であり、新規事業に課されたミッションでした。

── オフィスの仲介と店舗の仲介は、結構違うものなのでしょうか?

そうですね。店舗は一般的な事務所とは使用用途が異なるため、必要な設備や内装工事も違い、法令なども含めて確認事項が多岐にわたります。また、店舗の場合は資金調達と賃貸契約の順序がオフィスと逆なので、ある意味カルチャーショックでしたね。どちらの方が難しいとは一概に言えないものの、オフィス仲介の経験だけでは太刀打ちできない、というのが正直な印象でした。

もちろんオフィス仲介での経験が活きている部分もありますし、同時にまったくの未経験でゼロから学んでいく部分もあり、日々勉強の連続です。また、様々な業種の案件を担当してみないことには見えてこないものや、ノウハウとして蓄積されないものもあるとは思います。

もともと「新しいことにチャレンジしてみたい」という理由で異動したので、未開の地を探索していくような感覚で、楽しみながら業務できています。

社内外の様々な人を巻き込んで、成果を最大化する。一人部署からチームへと、組織を拡大していきたい

── 日々の業務では、どんなことを大切にしていますか?

店舗仲介は一人部署なのですが、ありがたいことに過去成約したお客さまからリピートのご相談をいただいたり、新規のお問い合わせも多くいただいているので、限られた工数の中で成果をどうやって最大化できるか日々考えながら業務にあたっています。

具体的には、自分が営業としてお客さまとのやりとりに専念できるよう、物件の空室確認や資料作成を別部署のメンバーにお願いしたり、ノウハウが属人化しないよう店舗用のマニュアルを作成したり、といった工夫をしています。

また、店舗の場合は内装工事の確認事項が多いため、社内の内装設計デザイナーに相談することも多いです。社内の様々な方に力を貸してもらっていることを思うと、しっかり契約・入居まで進めていかなければ、と身が引き締まります。

そして、ビルのオーナーさまや管理会社さまにも利用用途の相談をしたり、お客さまの取引先であるコンサル会社の方にもアドバイスをいただくようにしたりと、社外の方も積極的に巻き込んで案件を進めていくよう心がけています。

分からないことを分からないまま放置して、後でトラブルになってしまうことだけは避けたいので、いかなるときも細心の注意を払う。同時に、一人部署だからといってすべて自分でなんとかしようと思わずに、然るべき場面でプロを頼る。この両軸が非常に大切だと思います。

── 最後に、山下さんの今後の目標を教えてください!

今後、より店舗仲介の実績を増やしていくために、一人部署からチームへと組織を拡大していけたらいいな、と思います。より幅広い業種のお客さまのニーズに応えるためには、やはり部署自体の対応キャパシティを増やしていく必要があるからです。店舗仲介のノウハウを、個人だけではなく組織にしっかり根付かせていきたいです。

僕の場合は、オフィス仲介を経て店舗仲介へ、という順序でしたが、逆に店舗仲介を経てオフィス仲介を経験するメンバーがいても良いかもしれません。それはそれで、良い気付きや学びがあると思います。もし社内で店舗仲介にチャレンジしてみたい人がいたら、ぜひ一緒に働きたいですね。

また、店舗仲介で得た学びを、ゆくゆくは内装や家具など他事業部にも展開していきたいと思います。店舗仲介の事業拡大にとどまらず、47グループ全体にとってプラスになるような動きができたらと。そのためにも、直近は引き続き実績を増やしつつ、今後より広い視野で様々なチャレンジをしていきたいと思います。


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