小説講座:第13回 分析は大事っていうけど、そんなのどうやったらいいわけ!?
よく「分析が大事」って言うけれども。
自分では、いつだってちゃんと分析しているつもりなのに、物事も作品もあまり改善しない。
なのにあんな作品はどんどん先に行ってしまう、ぐぬぬ……!
なんて感じの体験、ありませんでしょうか。
まあよくある、うん、すごくある。
なんで上手くいかないかって言ったら、そこ、分析してるようでいて、実は分析ってモノの意味が変わってしまってるのですよ。
ぎゃふん(死語)
端的に言って「分析のつもりなのに、ぜんぜん分析じゃなくなってる」っていう話です。
それも、恐ろしいことに、これっぽっちもできてないとかあります。
なぜか。
分析って、ひとことで言えば「客観的事実の確認」だからです。
それができれば分析、出来なければ分析じゃなくなります。
もっと端的に言うなら。
写真の丸鶏のように、豪華なのはわかるんだけど、実際どう切り分けていいかわかんないだけなんですよ。
だから切り方を知ってるかどうかです。
それだけの話なんですが、まあ、周りに分析好きの人や、そういう知識のある人、もしくは本や記事、ゲームや体験その他などから学んでないと、なかなか……という話をしようかなと思います。
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