小説講座:第18回 小説というメディアの特徴を把握しよう
意外と認識せずに書いてる人が多いのですが。
創作ってそれぞれのジャンルごとに、メディアの性質が違います。
たとえば
・音楽は聴覚がメイン
・絵は視覚メイン
・文章は理解がメイン
・クラフトは実感がメイン
などなど
それぞれ、性質ごとに全く違った表現になります。
コレを踏まえないで、そのままストレートに出そうとすると、色々と問題が起こりやすいものでして。
また、個人作業と複数人による集団作業などでも作業の意味合いが変わります。
で、冷静に考えてみれば当然の話なんですが。
メディアの意味が変われば、そのまま表現の意味も変わります。
つまり、そこに気が付かないままだと「自分の考え」を形にした時に、その情報は意味が変化してしまうってことです。
自分ではその意味で使ってないのに、勝手に意味が変わるわけでして。
知らないままやらかすと、いつのまにか自分で思ってる意味じゃなくなる性質があります。
今回は「小説ってメディアはどんな特徴があるのか」って話と、その対策について書きたいなと思います。
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