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頑張れエリンギ5

さて。今回は(実習における)倫理観と、自分の姿勢について。

医療機関は今年は感染予防の観点から、実習の受け入れか困難ということで、医師、看護師、介護福祉士などの施設(臨床)実習については、学校実習を代替案としてみなし、認定するという方向性のようです。が、度々書いていますように、幸運である一方で不運であるともいえます。

実習で一番の成果は、座学では、とても成績がよくても、臨床はからっきし、というタイプ、逆に座学ではよろしくないが、臨床ではピカピカ光るタイプもあり、自分とはなんたるや、を見つける、思い知る事ができるということに尽きます。

人は誰しも心理的に、〜してあげるという意識を無意識のうちに抱えてしまい、間違えて学習してしまう傾向があります。

こんなにデキル私も現場に出たらダメなことばかり。

という伸びた鼻を叩き折られる経験ができるかもしれません。理不尽なことでも。

普段から頭に入れてきたものが実践できて、思考と行動が一致して嬉しいという気持ちになれることもあります。

受け入れ側からしてみればお客さんなので、別に期待はしておりません。ので、とにかく前に出て欲しいと思います。

もちろん実習とはいえ、中の患者さんや、利用者さんは、お世話をしてくれる人としてみているので、区別なく色々言ってくるでしょう。

私は実習生なので、許可を得てしかできません、とはっきり言って良いです。いや、言わなくてはなりません。これは難しいんですけれど。

実習生のアンケートで、困ったことのナンバーワンは、お願いをされてどうして良いのか分からず困った。許可を得ようと思っても職員、指導者が見当たらず困った。という事です。

私はできません、と言う勇気は持ちましょう。

また同じ数くらいの次点は、

何をして良いのかわからない。

です。わからなかったら、聞きましょう。何をして良いのかわからないと。しかしそこで何も考えずに、聞くのは間違いで、しっかりアセスメントをとった、コミュニケーションを取ったが、それでも何をして良いのかわからないと。

まあ、これは前回に書いた目標にブレがなければ何をして良いのかわからないということにはなりませんけれど。何もせずに一日過ごすのは苦痛です。そして帰宅しその日のレポートに書くことがなくてさらに苦痛です。翌日の計画も立たないのでさらに苦痛です。

それでは次はもっと細かく実習の計画について。6へ



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