見出し画像

薄っぺらい記事

最近、ようやく冬らしい寒さになってきた。

日本人は天気の話をよくする、と言われているが、私も例に漏れず、天気の話をする。ネットの検索欄に「天気の話」と打つと、「つまらない」と出てくるので、これを読んでいるあなたは、既に私のことを、つまんない奴だ、と思っているだろう。ヤフコメの民など治安の悪い界隈の人間に、この記事が見つかったら、アンチコメントを送ってくるにちがいない。しかし、私は、しないほうがいい、だとか、つまらない、とか言われていても天気の話をする。薄っぺらい話と揶揄されようが、気温や気候についてにこにこと話す。有意義な話などしない。
さあ、もう既に大半の人が、この記事を苦痛だと思っているだろう。

天気の話で人が不快に思うというのは、こちら側からすると、逆に面白い。もはや愉快なことである。本日の天気は晴れ。雲量3、風速4m/s 気温8℃。風速1m毎に体感温度は1℃低くなる。今日は冷えるぞ〜〜!
っていうか、そもそも相手から有意義な話をしてもらえると思っているうちは、人間としてまだまだなんじゃないんですか?いきなり本質について語るわけないじゃないですか。

もしかしてみんな、天気などどうでもいいと思っているのだろうか。私は、恥ずかしげもなく天気に気分を左右されるし、陽は長ければ長い方がよいと思っている、太陽のガチファンである。とはいえ節度のあるファンなので、近づきたい、とか、もっと熱を感じたい、とか思っているわけではない。適切なオゾン層を隔てて楽しみたいと思っているので、太陽に認知をもらうために環境破壊を繰り返したりはしない。

ずっと夏が続けばいいのに、と思うこともあるが、温暖化もここまでくると気温が下がって安心する。季節の移り変わりは美しい。


師走の忙しさに乗って、年末はもうすぐそこである。
明日の天気も良さそうだ。週末まであと1日、身を委ねて生きる。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?