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個展の進捗状況(小さな作品を本番環境でつくり始めました。)

ラフチャレンジ中の今週でしたが、途中でふと思いました。

小さな丸であれば、ラフも小さくした方が良さそうです。しかし、小さな丸を新たに紙に描いてラフを描いて・・・としているよりは、もう出展用の支持体に絵具などで描いてしまった方がいいのではないかと思いました。

それに、これまで描いたラフも、小さな画面でどのような感じになるのかというのが実際見えそうですし、必要なら軌道修正もできそうです。

あと、ラフ用に選んだ紙の目の粗さについて失敗したなと思っていたのも理由のひとつです。3月はアルシュの細目でしたが、5月はランプライトの粗目を使っています。これはこれで好きなのですが、凹の部分に色が入らなくてもどかしかったりします。色は、カランダッシュのネオカラー2を引っ張り出して来て描いているので、水を使えば溶けるのですが(そうすれば凹にも色が入るのですが)、諸事情により今は水を使いたくありません。

ネオカラー2は、アナログの制作を再開した時に使用した想い出深い画材です。

それに、私は、そろそろ絵具を使いたいと思っていたのです。なんかこう、禁断症状というかそういうの、あると思います。絵具切れ。絵具が切れてるわけではありませんが。

これ以上ラフを描き続けるのは、精神衛生上良くない気がしました。

というわけで・・・

久々の、絵具、大いに楽しみました。やはり、私の人生には絵具が必要だと思いました。

これらの支持体は、すべて出展作品になるわけではなく、こちらの作品群は12点の予定です(他に2つの作品群が予定されています)。他の支持体もあります。できるだけたくさんつくって、出展されるのは12点というのは、自然界の生物の生き残りよりは厳しくないかもしれませんが、似ていると思いました。

今回の個展は、立体の企画展と同時開催なのです。その企画展が、生き物が生き延びたお祝いのような感じで(時が来たらはっきり書きますが、今はこんな感じにしておきます)そちらとの親和性を考えて色々つくっているので、まったく0からではなく、自分の好きな分野でもあり、つくりやすくて大変感謝しています。

それぞれの適性を見極め、ピッタリの枠をくださったのだと思いました。

ありがとうございます。それでは、また。