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アナログ、解禁!アルシュと格闘!

最近は主にデジタルで制作していたのですが、アナログにも取り組んでみたいとかねがね思っていました。

かつてこんなことをつぶやいていまして

*

ずっと心にひっかかっていました。

さらに前に、こんなこともつぶやいていたのですが

*

そろそろだと思いました。今日、遡ってみたら、12/22。期限切れでした。1年以内の約束は果たせませんでしたが、今年中ならOKにしてみました。
※1年くらい前に訂正しているのに、またしても9月に色鉛筆の仲間と書いていますが、きっとこの先も間違えると思います。カランダッシュさんの「ネオカラー2」というのです。奇しくも両方22日・・・。


そして・・・

遂にアナログの画材たちを引っ張り出しました。そもそも、いつでも取り出せるような場所にしまっておかないから、腰が重くなってしまうのかもしれません。あとは母が引っ越してきてさらに狭くなった空間でどう描く場所を確保するのかも課題のひとつでした。なかなか集中できない性分(集中しているときはいいのですが、集中するまでが大変)なのも・・・。

朝1時間早起きしてまずは絵を描くことにしたらいいのかもしれません。他のことは一切無視して。1年前より、わりと朝を自由に使えるようになってきて嬉しいです。少しずつ、移行していきます。


ご先祖様を想いつつ描いた絵の続きに取り組もうかとも思いましたが、気が進みませんでした。では、新しい何かを・・・?

紙がブロックタイプなので、別の絵を描きたい時は今描いているのを剥がして新しい紙を出します。基本的に、描き終えたら剥がすようです。へにょへにょ対策でブロックになっているのですが、剥がすのに一苦労でした。白黒ええよんです。そのうち、慣れるのかもしれませんが・・・。途中で剥がしてしまった絵は、別の形でへにょへにょ対策が必要かもしれません。

1枚既に描いているということは、もう、剥がしは経験済みのはずでしたが、その方法をすっかり忘れていました。ネットで調べたら、わかりました。一部くっついていない箇所があり、そちらから入り込んで剥がすのだそうです。ぐるっと辿ると、確かにありました。写真、撮り忘れました。

1枚目を描く前は、黒い紙を剥がしたのでした。綺麗に剥がすことができましたが、破れてしまっても問題はない(できれば綺麗に剥がしたい)ものでした。しかし、今回は作品です。破りたくありません。緊張しました。

私は気づきました。なかなかアナログに取り組めなかったのは、自分の作品を破棄できない性分だからだ、と。どんなにへたくそでも、作品は作品です。どんどん貯まって行ったら、しまうのに困ります。この点、デジタルは楽です。

最初はなかなかうまく切れ目ができませんでしたが、最後の方はだんだん慣れてきました。画材を発掘してすぐに次の絵に取り掛かれなかった時は、「アルシュめんどくさい!もう買わない!」とか思っていたのですが、大丈夫そうになりました。買わないにしても、まだ19枚あるわけで、どのみち剥がすのです。仲良くなっておいた方がいいのです。水張りは職人技な気がして、敬遠しているのですから・・・。

そして

ひとまず、全ての色に挨拶してみました。利き手ではないほうで描いてみました。自分の心と繋がることができそうな気がして・・・。

均一な大きさや位置には描けませんでしたが、ひとりひとりに声をかけることができて良かったです。みんな、仲良くなれそうでした。デジタルでは色が多過ぎてどれにしようか迷っていましたが、アナログだと色がある程度決まっているので迷わなくて済むかもしれないと思いました。逆に、出したい色を出せなくて悩むことはあるのでしょうけれど。

それから、紙とクレヨンもどきがおしゃべりして、それが手に伝わってくるのが、面白かったです。手も会話に加わりました。AdobeFrescoが今後ハプティクスに対応したら、ブラシ毎に伝わってくる感じが変わるのかもしれませんが、今のところ全部同じです。アナログ、楽しいです。

アナログの画材は、例えばパステルが苦手です。オイルパステルは大丈夫なのですが、あの粉っぽい感じが好きになれません。描く時の話です。作品を拝見する時は平気ですが、紙との会話に手が加わりたくないと言うのです。ネオカラー2は水溶性カラークレヨン(ケースには「水溶性カラークレヨン」と書いてあり、Webサイトには「水溶性ワックスオイルパステル」と書いてあります)。大好き、というわけではありませんが、まぁまぁ好きです。今後、描き味が大好きな画材と出会いたいです。やはり、描いている時に手に伝わる感じは大事です。これも楽しみたいです。せっかくのアナログですから。

それから、アナログだとやはり立体感も楽しめるのだと思いました。ネオカラー2は、そんなに盛れない(カスが出たりダマが出来たりするので、後日水で溶かす実験をする予定です)ようですが、支持体によっては立体感を楽しめそうでした。今回の紙はアルシュのピンク、300gの極細目なので、荒目などと比べるとテクスチャがそんなに出なくて平坦な感じ(そういうテクスチャとも言えますが)になっている可能性もあります。それから、クレヨンもどきが削れにくく紙に乗りにくいのかなと思いました。色を濃く出そうとするとけっこう力が要る気がします。荒目ならたくさん削れて紙のほうに行ってくれそう・・・と勝手に想像しています。カスやダマは水で溶かせば多分大丈夫です。最初に水を塗っておいてそこに粉状のを振りかけたり、鉛筆みたいに持って描いたりもしてみたいです。

話が別の方に行ってしまいましたが、戻します。

しかし、近付いてみると、極細目でも凹凸があり、立体感を楽しめそうでした。接写すると、さらに楽しくなりました。デジタルでもアナログ風に描けたりしますが、印刷すれば平坦になります(印刷するものにもよるのでしょうけれど)。やはり、アナログはアナログだと思いました。

撮影が難しかったです。明るさやホワイトバランス。影が出来てしまったり。デジタルは描いたらすぐに投稿出来るから便利だなと思いました。逆に、デジタルはリアルの空間に展示したくなったら印刷が必要になりますが。

半分くらいの大きさの紙で、数をこなしたほうがいい気もしてきました。あるいは、今の大きさで1か月に1作品くらいのペースにするか・・・。

今回の紙は26cm×36cm。わりと大きいです。大きな筆や刷毛、ペインティングナイフなどで豪快に描くには小さすぎるかもしれませんが、今の場所ではそんなこともできません。いつかお絵描き専用の空間を確保して、思いっきり描けるようになりたいです。その頃には、大きくても撮影も楽々できるようになっていたいです。

とにもかくにも、描けて良かったです。これでもう、気がかりだったことがひとつ消えました。もうちょっと先に進んでみます。まだ書き足りませんが、もうこれは公開します。水と仲良くなる話は、別の記事にします。


そして、みんフォト!

今回は、アナログです。デジタルのだけ提供するか否か、迷いましたが、両方とも私ですし、これから並行して制作するかもしれません(あるいはちっともしないかもしれません)し、アナログのも提供してみることにしました。需要があるかは謎ですが。オリンパスさんのTG-4で接写したところです。Twitterに投稿したものより、ちょっとだけ明るめにしてみました。スキとスキが重なったら嬉しいです。

ありがとうございます。それでは、また。

※その後、水、ついに!