見出し画像

「45の視点カード」とは?

はじめに

突然ですが、こんなことに心当たりはありませんか?

・同じようなアイデアしか浮かばず、堂々巡り
・意見が合わずいつまでたっても平行線な会議
・マニュアル通りの社内業務に疑問

どれも日々陥りやすい状況ではないでしょうか?
仕事や日常生活でちょっとした違和感に気づいたら、物事をいろんな角度から観察して、「そもそもこの問題はなぜ起きているのか?」を探り、「本質をつかむ」ことが大切です。

人は何かを考えるとき、答えに先走って視野が狭まり、本来の目的を見失いがちです。
つい焦って、考えるより先に手を動かしてしまうと、本質を捉える前にエネルギーを使い果たしてしまうでしょう。

本質をつかむってむずかしそう。。。と感じる人もいるかもしれませんが、
ここで紹介する「45の視点カード」を通して頭の筋肉をストレッチすれば、
新しい思考体験とともに本質に気づき、きっと「考えること」が楽しくなります。

私たちの人生は、考え方次第でちょっと豊かになるはずです。

思考をサポートする「45の視点カード」

Schola-hotchkiss(スコラホッチキス) では問題と対峙した時、たくさんの視点がもてるように、思考のサポートとして「45の視点カード」を使用しました。
黄色のカードが34枚、緑色のカードが11枚で構成されています。
それぞれのカードにはわかりやすい文章と共に、親しみやすいYuta Miharaさんのイラストレーションが描かれています。
インスピレーションを引き出すためにあまり具体的すぎないモチーフを描いてもらいました。

■黄色のカード
視点の幅を広げるためのカード‥‥‥‥34枚

■緑色のカード
切り口を見つけ、さらに深掘るためのカード‥‥‥‥11枚

カードの使い方

黄色いカードは問題を再定義する時に使います。
再定義するには、いろんな角度から問題を検証する必要があり、このカードがあれば、思い込みや固定概念を捨て、様々な視点を持つことができます。
例えば「気候変動」という問題について考える場合、 地球規模のとても大きな問題となり、どこから手を付けるべきか悩んでしまうでしょう。
そこで、問題を手頃な大きさにして扱いやすくするために黄色の「宇宙人の視点で掘る」カードを使ってみましょう。
すると、全員が強制的に「地球上の常識を超えた視点」で考えることになるのです。
その他さまざまなカードを使いながら、仮説を繰り返していくと、「実は、多くの人は気候変動によるストレスを感じていない」 という再定義すべき問題が見つかります。

次に、再定義された問題をさまざまな切り口からアイデアに落とし込むために使うのが緑色のカードです。

「気候変動によるストレスを感じてもらうにはどうしたらいいか?」という問題を、緑色の意識の切り口で掘るカードで掘り下げてみましょう。
意識するには、見えるものであり、毎日関わるものであるほど当事者性が増します。
たとえば、私達の毎日の生活の中で欠かせない「買い物」。
買い物をすると日用品やお惣菜のパックなど、プラスチックゴミがたくさん出ます。

ここでもう1枚仕組みの切り口で掘るカードを使ってみましょう。

食料や日用品を購入するシーンで「量り売り」の仕組みを取り入れ、プラスチックゴミを出さない買い物を習慣づけることで、プラスチックゴミを捨てることに対してストレスを感じ、「気候変動」問題に自然と向き合える様になるかもしれません。

さらにお金の切り口で掘るカードを使えば、
「量り売り利用者は容器代分が安くなり、お得に買い物ができる」「購入金額の1%が環境対策に寄与される」など、アイデアがどんどん膨らみます。

詳しくは上の動画を是非ご覧ください。

このように、大きな問題を丁寧に検証し、本質的な問題を捉え、 さらにいろんな切り口で掘り下げることで、具体的なアイデアまで落とし込む。
その一連の思考過程を補助するのがこのカードの役割です。

こんなシーンで使ってください

○説得力のあるたくさんのアイデアを出したいとき
○停滞しがちな会議の活性化が必要なとき
○新規事業のための画期的な方向性を構築するとき
○対話を通してチーム力を向上したいとき
○授業で子供達の自由な意見を引き出したいとき
○SDGsの推進をするために、身近なテーマを見つけたいとき
○自分の思考を柔らかくしたいとき

「45の視点カード」購入方法

こちらの専用サイト(BASE)よりご購入ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?