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行動経済学で顧客体験、プロダクト開発を👍にしていく思考のコツ

こんにちは!アンディ@RENOSY です。
春まっさかりですね〜ご入学、ご入社された皆さんおめでとうございます🌸

うちは小学校入学。
ちゃんとやってけるかなーとか心配もよそに、ピカピカな一年生を楽しんでいる様子です。もう1人で登校できるから!と言われるのも近いのかな、、と寂しいやら嬉しいやら。

さて!今回のテーマは行動経済学です!
ノーベル経済学賞を受賞したダニエルカーネマン氏などが解き明かした人間の思考原理を顧客体験にどう活用していけるか?触れていってみたいと思います。
それではいってみましょう!


行動経済学ってなに?

人々が合理的に行動することを前提とせず、感情や社会的な状況などが意思決定に影響を与えることを考慮して、人々の経済的な行動を研究する「経済学」と「心理学」を合わせた近年注目されている学問です。

ChatGPT先生

ざっくりいうと、人間はいろんなバイアスにかかっていて、合理的な判断や意思決定が出来ない、そんな習性を科学的に証明してるって感じでしょうか!

代表例1:プロスペクト理論 (損したくない😣)

プロスペクト理論とは、人々が利益よりも損失に対して敏感に反応するという心理現象を説明する理論です。利益による喜びよりも、損失による苦痛のほうが数倍強く、不利な状況ではリスクを取ってでも損失回避を行う傾向があります。

ChatGPT先生

例えば、株取引の場面。
買って損をしたら嫌だなと思うために、始める前から踏み切れなかったり、損失を埋めるためにリスクの高い取引を行ってしまう&損切りできないなどがあります。
また、限定商品や期間限定セールなどに食いついてしまう習性も機会損失を回避するという観点でこれに当てはまります。

あるある。。

代表例2:ナッジ理論 (ヒジでちょっと後押し、ついつい~しちゃう😃)

2017年、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授がノーベル経済学を受賞し世界中の政府や企業から大注目の「ナッジ」。
ちょっとしたきっかけで人々の行動を科学的に変えていく手法であり、自発的に無意識に良い選択を促すことができるという概念です。
インセンティブや禁止、命令ではなく、人の意思で選択させて、よりよい行動に誘導するために環境をリデザインするのがポイントです。

ChatGPT先生

身近な例で

  • コンビニレジ前の矢印や足跡ステッカー(つい並ぶ)

  • costcoの巨大なカートサイズ(つい入れちゃう)

  • 男子トイレの便器内ステッカー(つい狙っちゃう)

  • 無料検診の受診率向上にあたり、「受診されないと来年から有料になるというメッセージ」(つい受診しちゃう)

など。ほぉほぉ。

他にもどんなバイアスがあるの?どんな理論あるの?と思ったらジマタロさんやファスト&スロー(名著)の要約も見てみてください!

なんで注目してるのか?

さて、アンディがなぜ注目しているのか?なんですが、
人がどのような判断をしているのか?の原理を知っておくと、生活からビジネスあらゆるシーンにおいて役立ちそうってのと、シンプルに面白いなと思ったのがキッカケです。

我々GAテクノロジーズにはクレド的なものにGAGS(GAグループスピリッツの略)というものを定義しており、その中の一つとして以下があります。

# CUSTOMER FOCUS
常に顧客視点で。全ては顧客の成功のために。
Put yourself in your customer’s shoes. Everything you do is for the benefits of the customers.

GA technologies

まさにこの顧客視点で体験を創るのに、顧客の気持ちや思いに憑依する、にプラスして、判断の非合理的な部分も加味して体験検討されているともっと良い体験を提供していけるよなーと考えました。

プロダクト開発での活用の考え方

ビジネス企画の意思決定材料として

こんなことありません?
感覚的に「ここイケてないんだよなー」と感じる課題があったとして、それ改善するのにROIや定量的な根拠を求められても難しいんだよな〜、この証明のためにアンケートとかインタビューするのもtoo muchだし、、みたいな場面。

当然、事業の意思決定の優先順位付はは非常に重要で、ROIの高い企画が優先されますが、顧客視点からのアプローチも同様に重要です。
そんなときに、行動経済学に当て嵌めるととどう?と言えると、学術的に裏付けされた理論なので説得材料の一つとして活用できそうですよね!
上手に付き合っていけると良さそうです^^

プロダクトへの活用として

RENOSYでは不動産投資がメインな商材となっています。
岸田政権になり“貯蓄から投資へ”。と国レベルで、日本人の投資活動を後押しする動きがありますが、アメリカと日本とで比較すると、、、日本はまだまだ投資に対する行動は積極的ではないかなと感じます。

うちのCMOタブキもアメリカの投資文化に触れているのでこちらもどうぞ💁


では、少しでも興味をもって我々と接点をとっていただくにはどうしたらよいか?我々のプロダクトに訪れていただいた際にはどうしたらよいのか?
chatGPT先生に聞いてみました。

情報提供のナッジ
よくある質問、投資成功事例、分散投資の重要性などを提示することで、ユーザーがより合理的な投資判断を行うことを促します。
タイミングのナッジ
フォーム入力後や面談前後などのタイミングで、ユーザーに次のステップに進むように促すメッセージを表示することで、ユーザーの流れをスムーズに導き、タイムリーなアクションを促します。
ソーシャルプルーフのナッジ
投資成功事例や顧客の声など、実績や信頼性を示すコンテンツを提示し、他のユーザーがどのような投資行動を取っているかを示すことで、ユーザーの意思決定欲を高めます。
リマインダーのナッジ
ユーザーが途中で離脱した場合に、再度の訪問を促すリマインダーメールやプッシュ通知を送信することで、ユーザーの行動を促します。
エンゲージメントのナッジ
Webサイト上でユーザーが行った行動に応じたタイミングで、関連するコンテンツやサービスを提供することで、ユーザーの興味を引き続け、サービスに対するエンゲージメントを高めることができます。

ChatGPT先生

ほぉほぉ大枠はやれてはいますね!ただ、もっと磨ける箇所(UXライティングとか)は沢山あるのでより良い体験を求めてPDCAまわしていきます!

まとめ

  • 近年注目されてる行動経済学、人間の不合理性を知れてシンプルに面白いよ!

  • 顧客体験改善やビジネスシーンにおいて、感覚的な企画も論理的説明のイチ材料としてとりいれることで改善スピードをあげていける

  • RENOSYでは顧客の成功のために、科学的な見地からもどんどんアプローチしていくよ!

という感じでしょうか。
私自身全くアカデミックなタイプではないのですが、ちょっと真面目系な記事にしあがってましたw

RENOSYでは、次の当たり前になっているような顧客体験を、一緒に創っていける仲間をあらゆるポジション(と・く・に デザイナー/PDM/マーケター)で募集しています!
少しでも興味を持っていただけましたら、お気軽にご連絡ください😃
待ってまーす!


次回予告

我が家に突如として取り入れられていた簡易なカンバン方式。
ムスメのヤル気スイッチと行動経済学(ナッジ)の好事例、みたいな内容を書いてみようと思います👋


それではまた👋

#UIUX #UX 
#行動経済学
#不動産投資
#投資
#金融

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