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音型による新たなマイナー・ペンタトニック・スケール表現の探索① | マイナーadd11の音型研究

「油彩」は油絵具を使用する絵画技法。
油絵具は亜麻仁油などで岩石や鉱物などの顔料粉末をねって作られる。

さて、今回よりスタートとなります『ペンタトニック・スケール表現探索シリーズ』
第一回目はマイナーadd11の音型研究をお送りします。

これまで5回にわたって観察してきました『ペンタトニック・スケールの基礎編』をチェックでない方や復習したいという方は、以下のリンクより一気見が可能です。
『基礎編』に触れることによって、今回からの『表現探索シリーズ』の更なる理解を可能とするでしょう。


マイナーadd11の復習

ペンタトニック・スケール基礎編の「4声ダイアトニック・コード」の章でも触れた、マイナーadd11の音型の復習をしていきましょう。

マイナーadd11はマイナー・トライアドに4度音を追加することによって形成される音型で、マイナー・ペンタトニック・スケールの♭7度音を抜いた形としても観察が可能です。

このように決まった音型に絞ることにより、より一層発色の豊かな表現を可能とします。

トライアドの可能性

続いて、マイナーadd11の音型におけるトライアドの可能性を考察していきます。
マイナー・ペンタトニック・スケールから考えられる、基本的な音型はマイナー・トライアドとsus4トライアド の2種類です。

マイナー・トライアド

言わずもがなマイナー・トライアドはマイナーadd11に含まれますね。
この音型におけるトニック・マイナーといった感じです。

sus4トライアド

3度音を4度音に変更したトライアドである、sus4トライアドもマイナーadd11にて確認することができます。

sus4トライアドのようなsusトライアドは、マイナー・トライアドのようにキャラクター性のある音型とは異なり、和声の方向性をあえて見出さない曖昧さを作り上げる上で必須の音型といえます。

この音型を抜き出すことにより、マイナー・ペンタトニック・スケールの可能性は大きく変化します。

マイナーやsusトライアドの練習にぴったりな私の著作も併せて活用ください👇


マイナーadd11のアルペジオ練習について

それでは簡単ではありますが、ギターにおけるマイナーadd11のアルペジオ練習法を紹介しましょう。

上記のようなアルペジオ・フォーム形成のコツはポジション・プレイを守ることです。
各構成音からスタートできる様に、フォームを考察してみましょう。

ギターにおける4声コード・アルペジオの演奏定義に関しては『ドロップ・コード・アルペジオ』の教材シリーズにて詳しく解説していますので、そちらにて学んでいただければと思います。
完璧な演奏システムですので気になる方は是非!

補足レッスン動画

今回も補足的な動画レッスンをYouTubeにて公開収録しましたので、こちらも併せてお楽しみいただけると嬉しいです。

Good Luck!!

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