Water Telephone Glass

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最近の記事

哺乳瓶の中身はきっと

「何も変わりはしない。君が変わらない限りはね。」 秋雨の空に思いが弾けて混ざるとき、彗星色の流れ星が空へと帰っていく。 揺れる鼓動と空になった哺乳瓶が、あなたの視線を捉えて閉じる。 かつて夢を見ていたあの頃には門番がただ一人立っている。 潰えぬ幻想の果てに辿り着いた場所は持っていた水晶石の世界と一緒。 まわるまわるメリーゴーランド。 回転する木馬にまたがり同じ箇所をいったりきたり。 焦燥の輪舞がまたあなたの周りで浮遊する。 煙になって、消えていきたいあの子の思いは通せん

    • 実際知らんて、そんなこと

      いくつもの朝が通り過ぎていく。 街にさす光は憂いを抱えたサラリーマンたちの頭上を通り過ぎていく。 慣れ始めた感傷と、馴れ合いの喧騒が僕たちの日常を拘束していく。 高速道路を走り始めた彼のGTRはタンクローリーの事故現場まであと少し。 もう詰りあいがそこまで聞こえてくる。 爆発するまであと少し。 気づいたら電話ボックスで、バブルの時代に電話をかける 「ツーツーツーツーツーツー」 きりぎりすの冬はもう通り過ぎたみたいだ。 あたり一面が菜の花で覆いつくされ、賽の河原など遠い昔の

      • できないからこそ

        はっきり言おう! 僕は一人では何もできない! 君たちがいなきゃ僕は生きてここに立っていない! 僕ができるのは矢面に立つことぐらいだ。 矢面に立って非難を浴びるくらいならなんてことはない。 君たちには君たちなりのできることがある。 他の人と被ってしまうからもしれない。 一番になんてなれないかもしれない。 それでも、君たちは同じ人間じゃない! だからこそ君たちは君たちにしかできないことが必ずある! 僕は矢面に立って、盾となろう。 君たちは思いっきり自分が考えたことをもとにぶ

        • マックで生活できるの?っていう話。

          マックってうみゃーうみゃー言う人おるけど、正直僕はそこまで好きじゃない。 子どものころから、添加物があまり入っていないものを食べてきたこともあり、人工的に感じるジャンクフードは基本的に受け付けない。 ただ添加物が入っていないものを食べてこなかった反動からか、お菓子はよく食べる。ただ、胃がもたれる。 そんな中、平日の仕事中暇になったので、ふと思い立って、空腹と睡眠時間の関連性について調べてみた。 結論から言うと、睡眠時間が短いと食欲が増進し、高脂質の食事をとりたくなるというこ

        哺乳瓶の中身はきっと

          眠みざわネムお

          あ~、とても眠い。 眠すぎて頭が発狂しそうだ。 ストレスの原因の半分以上は眠気からきているといっても過言ではない。 つまり、眠ることの重要性を語っていくことにしよう。 「眠るのにベストな時間帯は午後10時〜午前2時。最高のコンディションをキープする「睡眠」の技術」 https://www.lifehacker.jp/2017/04/170406_book_to_read.html 眠りの重要性を確認するためには上記の記事をぜひ参考にしてほしい。 大切なのは下記の内容だ。

          眠みざわネムお

          うずくまってしまったソクラテス

          ソクラテスは言った。 「何も知らないことを知ることが一番大事だ」と。 静まり返る堂内に彼の声だけが反響し続けている。 リフレインを繰り返す。彼の声は音楽へと変わる。 早すぎた季節に取り残されるようになって、 自分がしたいことに気づく人たちがいる。 過ぎた時間を悔やみ、嘆き、惜しみ、それでいて少しだけ 大切にしながらすべきことにきづいていく。 華やかな時間が終わりを告げるけど、誰一人として 自分の持ち場を去ろうとしない。 おびえて何もできない自分から、花開くように生まれ変わ

          うずくまってしまったソクラテス

          万物は変化するというけれど

          みな、必死に生きている。 されど幸せになるのは少数に限られている。 幸せはピラミッドの頂点に立つものが決めるからだ。 いつか飛行船にのって、スイスの上空を飛んでみたい。 理由は特にない。 あえてあげるとするならば、 スイスの上空は空気が澄んでいる気がするから、だからだ。 僕の言っていることは誰にも届かない。 重みもなければ、軽さもない。 フラットに読めるわけでもなければ、真摯に受け止めるべきでもない。 それでも僕は毎日文章を書き続けている。 誰のためでもない自分自身の

          万物は変化するというけれど

          motto ippai

          きづいたら3月になっていた。キーボードをたたくスピードが遅くなった。 ホームポジションというものを知ってからは、ブラインドタッチを心がけ、できるようになろうと必死になっている。 それでも「ー」を打つ時は毎回0とか¥を押してbackspaceでけして、を繰り返してる。だから「キーボード」なんて打った日にはかなり高確率で、打ち直しが発生している。最悪の気分である。 なんとなくの日々が、なんとなく過ぎていく。 そこに意味を見出そうとしてもやっぱり僕にはわからないけれど、少しでも呼

          何気ない日々の中で

          昨日はオナニーを3回した。どちらかといえば多いほうだ。 なぜだか自慰行為をしたあとはとても寂しい気持ちになる。 あの気持ちは何なんだろうか。 その気持ちは現実の世界とどうつなげていけるのだろうか。 ネットの海の中で幾万もの人が、誰にも読まれない文章を綴る。 みんな同じことを繰り返して生きているのに、違うことがしたいと叫び続けている。 それが間違っているとか、正しいとかそういうのはあんまし関係ない。 関係ないけど、遠ざけられない。 ジレンマの渦に飲み込まれて、僕たちは昨日と今

          何気ない日々の中で