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粉塵が舞い降りて行く
ひらりひらり

柳の木の下で
それをよくみると
それは桜の花びらだった

ふっと手を伸ばすと
じゅんととけて
手のひらにほのかな温もりも残して
しんわりと沈んだ

楽師は空を見上げ
蕭を奏でた

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