はる

詩を載せてます😚😚😚😊

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最近の記事

あいさつ

人がいる そんなんじゃダメでしょ 少し強がりな人 だいじょうぶ 少し夢みがちな人 みんな私じゃない だけど、私みたい この人たちは誰だろう

    • 我が怪物

      くつづれができた いたかった その姿勢はこっけいだった 周りはみんな指を指して笑った 立ちどまってはいけない でないと周りがせめてくる 足がいたくてしょうがないから 姿勢はどんどん悪くなる やがて痛みもまひをした 私はどうして歩いているのかさえ忘れてしまった 石のつぶてが投げられた 私の体は傷だらけ くつづれを直すひまは与えられなかった かかとはぐちゃぐちゃ 私の姿勢はもはや人間のそれとは思えなかった 怪物が一体そこにいた それでも私はくつを手放すことはできなかった

      • 知らない

        ちきゅうのよあけがやってきた ふかくふかく たいようが めをさまして けどそんなのしらなくて ひびあくせくあくせく それをみて むじゃきになんで? って ふざけるなってなきながらつたえたら やさしくなった ねえ なんでいまなの ねえ なんで?

        • ふあんなんて

          絶望が見えるんだ 見ようとすると 絶望が見えるんだ それに 耐えられなくて 諦念に 背中から みっちり 抱きしめられるような気がして やだやだって 布団にくるまって ねえどうしよう なにも見えない

        あいさつ

          なんでな子ども

          わたしそんなの知らない! なんで? なんで? 興味津々 しだいに なんで? なんで? 悲嘆がまじり なんで? なんで? 絶望に なんで? なんで? もはや答えを1mmものぞまない 面白かった答えの 1面が 牙をむいて 残酷に えぐってくるから けれど さいしょの なんで? がやっぱりすきで だから きょうもあてどなくさまよう

          なんでな子ども

          明星

          春が来る くるしいくるしい春が来る 認められたくてどうしようもない春が来る 芽吹けば 欲望を隠せない そしたらまた だれともかかわらなくてもへいきなふりするのかな やだな 私は きっと それを かくして かくせない 痛々しさから ぬけだして かくすのが うまくなって もうじぶんでも かくしたばしょが わからないくらい さあ いったいいま なにをえた

          春が来る くるしいくるしい春が来る 認められたくてどうしようもない春が来る 芽吹けば 欲望を隠せない そしたらまた だれともかかわらなくてもへいきなふりするのかな やだな 私は きっと それを かくして かくせない 痛々しさから ぬけだして かくすのが うまくなって もうじぶんでも かくしたばしょが わからないくらい さあ いったいいま なにをえた

          ズキューーーーン きっといけるはず 遠く遠くに けれど ゆっくりじっくりも好き だって 人が好き いろんな人が面白い いろんな人がありがたい だから僕はゆっくりじっくりいくんだ どんな道もカラフルで輝きに満ちていると思うから だから じっくりじっくり調理する 汚れた大根だって僕にとっては素敵なものさ けれど調理した大根だって好き どんな調理方法でもね そして料理だって好きさ だから 世界はやめられない

          ドンガラガッシャーーーーン 世界の終焉に思えた いままで どうやって生きてきたっけ? トキメキをとりもどせ! いままでのわたし総動員 えいさえいさ わたしをとりもどせ! ほら どんな時だって わたしは結局楽しくしてきたでしょう だから また魔法を使おう 私は魔法を使えるんだから ほら 思い出して 私のトキメキ ガランガラン またちょっとした地震 けれど ほら 私は魔法使いだから だから 夢は叶う サイレンの音に耳を澄ましたら きっと素敵なわたしが聞こえる

          ステップバイステップ

          ステップバイステップ それ本当に変わってる? ステップバイステップ 歩いて気づいたら同じ地点に来ているだけではなく? ステップバイステップ ねえ本当に変われているのかな? じつは靴づれがたくさんあるんだ ステップバイステップ スキップしてルンルンに進むにはどうすれば? せめて せめてDNA構造であっていてほしい あわよくば 幼い子の成長に家族が気づかないような そんな現象であっていてほしい

          ステップバイステップ

          益荒男なんて

          黄金に輝く髪をたなびかせる豊穣の女神 になりたかったなにかは 遠く遠くを見つめておりました 見つめるには益荒男がおり ただその1人を見つめておりました 彼女はその益荒男によって豊穣の女神になりきれなかったと考えていましたが 実際のところ 彼女が益荒男を創り出していただけでした

          益荒男なんて

          ある男の子が言いました

          ある男の子が言いました それは空の青い夏の果て ある男の子が言いました 僕は君が好き なんだ ある女の子は言いました ごめん私のタイプじゃないの ある女の子は言いました 私のタイプはほにゃららで そらは残酷なほど青くて 恋とも呼ばないその夏の日 一瞬長くて短くて ある女の子は成長し 夏の日を見て思い出す あの時の言葉の裏には 言ってはいけないことがある 足にざわめく蛆虫に 体食い破る女郎蜘蛛 それらが体にへばりつく そんな日々の最中でした やがて区別がつかなくて

          ある男の子が言いました

          社会

          爆弾を抱える ピーピー 「その爆弾は降ろしてはいけません」 「降ろしたらたくさんの人に悪影響がでます」 「降ろしたらあなたの大切な人たちが困ります」 サイレンは 夜の霧のなか鳴り響く 爆弾の名前は、社会

          こっち

          こころが 赴く方に めざせ とってもとってもむずかしくってよくわからない めざして ほっとあんしんするこころが しめしているほう

          こっち

          母のような

          一滴すらっと紅茶が垂れた 紅の唇が笑む その紅から出ずる言葉は誠か それとも偽り そんなことはわりとどうでもよく どうでもよくないことは それが刃かどうかである

          母のような

          暗殺依頼者

          拝啓、暗殺者様 こんにちは。暗殺者様。実は依頼があって手紙を書かせてもらいました。 僕を殺してほしいのです。 どうして?と思われるかもしれませんがもう辛いのです。 ママが毎晩布団に入ってきます。かわいいねえと言いながら僕を触ってきます。ママは好きです。優しいです。だから僕が悪いのです。だから僕を殺してください。 お金はあまり持ってないです。ごめんなさい。だけど机の上の貯金箱に幾らかのお金が入ってます。もしそれでもよかったら殺してください。お願いします。 僕 僕へ 残念ながら

          暗殺依頼者