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吉見拓哉詩的日記集『すごい雑念#1 231103〜231107』

231103
 面倒だな、と思いながら乳房に手を伸ばし、バスローブ越しに先端を擦る。恋人の吐息。時折漏れる声と口を覆う仕草に嘘くささを感じるが、例えそれの何割かが演技であろうと、そうすることが性愛の呼び水になるのだろう。

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