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既成概念を取っ払って、安いときに買って乾かして、使い回そう。

「食料危機が来る」といわれています。

で、どうしますか?お金があれば買えますけど、政府は庶民からお金を巻き上げる事しか、考えていませんよ。

たとえば

だから、「自分の衣食住は、自分で守る」ことが大切です。

そこで今回は、「安いときに大量に買っておいて、いろいろ使いこなせる」乾物の本をご紹介します。


もっと使える乾物の本

乾物の食べ方、買い方、作り方まで網羅した本がコチラ。

1998年初版の本ですから、今なら古本だと1円で買えます(この記事を書いた時点)。


この本の著者 奥薗壽子さんは、家庭料理研究家。

YouTubeのチャンネル登録者数は61万人です。

これは、そんな奥薗さんが、25年前に書いた本です。

この本を読むと、「本当に乾物が好きなのね……」奥薗さんの熱い思いが伝わってきます。では、どんなことが書かれているのか、ちょっと紹介しますね。


基本、水戻し不要

干しシイタケも、春雨も、高野豆腐も、バキバキ割って、汁に投入。水戻しって、不要なんです。

 それにしても、乾物ほど固定観念や既成のルールでガチガチにかたまってしまっている食べものはありません。「~してもどさなければならない」とか「~という風に食べるもの」とか「○○=××という料理」とか。そういう先入観でコーティングされてしまうと、健康にいいとか経済的とかいうメリットをいくら振りかけても、やっぱり乾物は小さくかたまったままだと思うんです。

もっと使える乾物の本 奥薗壽子著 農文協 p1

こんな考えの奥薗さんが書いた本ですから、手軽に美味しく、経済的で健康にいい食べ方満載です。



ボウルは使わず、鍋とビンで戻す

豆など、大量に戻したいときは、保温鍋を使って戻します。保温鍋を持っていない方は、バスタオルで包んだりして保温しましょう。


一方、ホタテの貝柱やクコの実など、少量だけ戻したいときは、ビン。

必要量をビンに入れ、ポットのお湯をジャーッと入れてふたをしておけば、ひっくりかえしてこぼす心配もありませんし、木くらげなどは勝手気ままに広がりたいのをこらえておとなしくビンのなかに収まっています。使い残した分は、粗熱がとれればそのまま冷蔵庫で保管もできますヨ。

もっと使える乾物の本 奥薗壽子著 農文協 p29

乾物を戻すのが、カンタンに思えてきませんか?



賞味期限は、自分で決めよう

乾物の賞味期限は、自分で決めればいいんです。

ちょっと乱暴ないい方をすると、虫がついていなくて変なにおいがしていなければ、一応食べられます。

もっと使える乾物の本 奥薗壽子著 農文協 p29

自分で作ったモノは、消費期限がありません。だから、自分の五感を頼って良いと思うんです。

ただ、そうはいっても美味しく食べたいですからね。古い乾物を美味しく食べる方法も、色々載っています。



乾物は、自分で作れる

149ページからは、「乾物を作る方法」が詳しく載っています。

  • 切り干し大根

  • 干しキノコ

  • 山椒

  • かち栗

  • 干し芋

  • ドライガランガー(干ししょうが)

こういうものが、手軽に作れるんです。私も切り干し大根を作りましたが、切って干すだけ。カンタンです。

外がひんやりして、空っ風が吹いてきたら、「乾物づくり」のシーズン。

大根を買って「食べ切れないな」と思ったら、切って干して保存しましょう。煮物、酢の物、みそ汁の具……野菜がないときに使い回せますよ。



無添加・国産の販売元を網羅

そして、この本には各乾物の「販売元」が掲載されています。

ただ、1998年の情報なので、販売元がなくなっていたり、原材料が国産でなくなっていたときもありました。

ここら辺は、自分で確かめてくださいね。




普段食べている乾物から、???という乾物まで。この本には「乾物を使いこなす技術」が満載です。

ひょっとしたら、図書館にあるかも。興味のある方は、チェックしてみてください!



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