僕の思考整理術

僕の思考整理術(2020ver)

23年目の人生、特に大学生になってからは何度もいろんな思考整理術を試行錯誤して考えてきました。どのようなインプット・アウトプットの方法が自分にとってベストなのかが分かれば、きっと人生はもう少し彩り豊かなものになるのではないか、と思います。

多くの人の思考整理術を参考にしながら、現時点での僕の思考整理術をまとめたので、是非試してみて自分なりにアレンジしてみてください。

1.頭の中に湧いたアイデアをどうするか

フロー形式で書いていくのですが、まずはじめの段階として頭の中に様々な考えやアイデアがごちゃごちゃと浮かぶと思います。

「今日は食事を済ませたら、○○をしよう」くらいのことならば良いのですが、中には自分の活動やキャリアに関わるようなことを考えている時に思いついた重要な考えがあると思います。

さらに言えば、そもそもそこまで重要だと思っていなかったことが、後から思い出すと重要だった、「〇〇しておけばよかった」ということもあるはずです。

僕は、そのような後悔やアイデアの忘却を避けたいので、考えが思いついたらまずは一旦頭の中でそれを整理し直します。

放っておくと煩雑になり、そのまま忘れ去られていくのがアイデアだと思うので、思いついたらなるべくその場で考えをまとめる時間をとります。

と言っても、ゆっくり深呼吸をするくらいの時間だけかければ良いかなと思います。あまり頭の中だけで色々処理しようとし過ぎても、かえって他の考えや目の前のことが疎かになってしまうと思うので。

そして、もうひとつ大事なのが、それらのアイデアに特に優劣をつけないことです。

優劣をつけると、あとで考えをまとめ直したりする時についついそれにばかり偏ってしまったり、思いついた時の「直感」が間違っていた時に後悔するからです。

2アイデアをノートに落とし込む

アイデアを頭の中で整理したら、僕はその次にアイデアたちをノートに書き出すことにしています。

頭の中をなるべく空っぽにして、次のアイデアを考えやすくするため、また、書き出しながら自分のアイデアを客観視してブラッシュアップするためです。

使っているのはZEQUENZのノート。

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 B5サイズでボリュームもある、非常に書き心地の良いノートで重宝しています。どこを開いても↓画像のように平らに開くのでストレスもありません。

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このノートにアイデアを書いていく際に必ず実践していることがあります。

それは、図を用いること。

最近、「グラフィックレコーディング」というノートテイキングの手法が流行っていますが、あそこまでガッツリやると時間もかかってしまうので、簡単な図形やイラストを用いて、視覚的にアイデアを整理しています。

もうひとつ気を付けることが、「初めから綺麗なノートを目指さない」です。

これはあくまでも自分の考えをアウトプットしながら整理するものなので、クオリティは問わなくて良いというのが僕の考え方です。他人に見せるわけでもないですし。

むしろ、変に着飾らずに思いついた「生の」言葉を落とし込んでいくのが良いのではないでしょうか。

書きながら、あとで必要な要素だけ拾っていけば良いですし、まとめ直しても良いと思います。

まずは頭の中を空っぽにする。そのために一旦考えを外に放出する。これをイメージしてみてください。

3.アイデアを整理し、保存する

アウトプットの最初にノートに書き出すというアナログな手法を選んだのは、アナログが最も雑多で好き勝手書くことができるからです。
なので、どうしてもデジタルが良い人はiPadなどのノートアプリで手書きすれば良いと思います。

この次に行うのが、デジタルでのアイデア整理、「まとめ直し」です。

デジタルでの入力は基本的に一定の枠組みが用意されていて、それに沿って行うものがほとんどだと思います。
まだまだ、紙に書き込むように、いきなり途中に図を挿入したり注釈を加えたりすることは難しいです。

その分、デジタルはアイデアをすっきりと整理することに向いています。

①基本的なアイデアは「Scrapbox」にまとめていく。

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僕はアイデアの中でも特にまとめ直しが必要なものに関しては「Scrapbox」というサービスを使っています。

これは、ノートをカード形式にストックしていくサービスで、タグなどをつけることで後からノートを検索したり、関連のあるノートを自動的にレコメンドしてくれます。

つまり、ノートを貯め込めば貯め込むほど、その成果が出てくるサービスなのです。

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このように大きな枠組みである「プロジェクト」ごとにノートを貯めていき、

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 とあるノートを見ると、同じタグのついたノートが出てきます。

このように、アイデアをストックして一覧できるようにしておくと、次に紹介する第4段階でも非常に役に立ちます。

この中の一部は、ブログやnoteにアウトプットして、発信することにしています。その方が、読んでくれた人からのフィードバックもあり、よりブラッシュアップされたり、誰かにとって有益な情報の提供に繋がるからです。

人に勉強を教えると自分の学びも深まるように、シェアにはたくさんのメリットがあると思います。

②読んだ本は Adobe Illustratorでまとめる。

本に関しては、せっかく読んだ内容を忘れたくないのでAdobe Illustratorで1枚の画像にまとめています。

わざわざAdobe Illustratorを使うのは、比較的紙と同じように要素を配置でき、自由度が高いからです。

まず、このように電子書籍を中心に読書を行い、気になった箇所にハイライト、気になったページをスクリーンショットしていきます。

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これを一冊分行ったあとは、保存したスクリーンショットをもとに内容を要約し、1枚の画像を作ります。↑の本をまとめたものがこちら。

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自分なりに読んだ本のエッセンスを詰め込んだ1枚です。とにかく自分が見返した時に本の内容が思い出せれば大丈夫です。

あとは、これを同様にScrapboxに保存して見返せるようにして完了。

読書術についてはこちらのnoteに詳しくまとめています。


4.定期的にスマホやPCで復習する

ここまでで全ての「下準備」が整いました。
しかし、これらをそのままにしておくとせっかく自分がインプットしたものや思いついたアイデアが放置され、忘れ去られてしまうので、定期的に見返すようにしています。

基本的なアイデアに関しては、別のアイデアをまとめている最中に参照したりして見返す。

本に関しては、意識的に見返す時間を作る。など、工夫しています。
見返すことで、当時の記憶に新鮮さが蘇り、新しいアイデアや発見に繋がります。

以上が僕の思考整理術です。
是非皆さんの方法もお聞かせください。

Twitterでは読んだ本のまとめや、普段のイラスト活動を発信しています。


自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。