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#Day037 日々の生きづらさ〜背伸びした過去と等身大な今〜

皆さん、こんにちは。423(シブサン)です。
今日は、自分の過去と今に向き合うnoteを書こうと思います。

遡ること中学生時代、通っていた塾で一番いいクラスにいて、勉強に邁進していた自分は、塾の先生たちの後押しもあって、県内トップの公立高校を受験すると決意しました。

同じクラスの他の子に負けないようにと、がむしゃらに付いていき、ついに受験日を迎えて、試験を受けました。

5科目の自己採点ではかなり良い結果でホッとしました。
僕の県の公立入試は独特で、上位校は、通常の5科目以外にも独自のテストを用意しているのです。

もちろん、僕の受けた高校も例外ではなく、独自試験を受けました。
どれもかなり癖が強く、正直手応えはありませんでした。

しかし、共通の5科目がかなりできたので、きっと合格できたのではないか…!と期待していたのですが、結果は不合格。

ここで、人生初めての挫折を味わいました。
正直、自分は「周りより勉強ができる奴」だと思っていたので、上には上がいるんだな、と痛感しました。

そして、滑り止めに受けていた高校に進学。
そこでは「特進クラス」という上位大学の合格を目指すクラスに入りました。

「今度こそ、良い結果を残したい」という気持ちで、高校の勉強に向き合い、東大を目指しました。

今まで「特進クラス」からは東大が出たことがなかったので、かなり無謀な挑戦であることは分かっていたのですが、本気でやるからには高い目標を持って走り切りたいと思って努力しました。

直前の模試まで、合格には100点足りないくらい絶望的な状態だったのですが、それでも諦めたくなくて東大受験を決めました。

結果は、あと7点足りずに不合格。

人生2度目の挫折を味わいました。
しかし、同時に「やり切った」という気持ちにもなったので、意外とすんなり切り替えられました。

結果はどちらも残念なものになりましたが、そこに至るために努力したことは自分の強みや誇りになっているところもあるので、全てを後悔しているわけではありません。

しかし、学生時代、少し背伸びしすぎたかな、とも思います。
「自分はやればできるんだ」と根拠のない自信を持ったり、井の中の蛙であったことに気づかなかった面もあったな、と。

それを振り返ると、今は自分のメンタル疾患などの「弱さ」をさらけ出して、昔よりも肩の力を抜いて生きている気がします。

会社にもカミングアウトして、配慮してもらいながら自分にとってストレスの少ない環境で仕事をさせてもらっていますし、プライベートもそれなりに充実しています。

そう、60%、70%の毎日で良いんです。

常に100%、120%で走り続けられる人はほんの一部、バイタリティの強さは人それぞれです。

自分に合ったペースを見つけて、歩いてみませんか。
ゆっくりと、たまには休んで、たまに元気がある時は走ってみたりして。
挫折しても、また歩いてみれば良いんです。

成功者を羨んだり、妬んだりすることもあります。
でも、あくまで自分のペースで、ただひたすらに歩く。

それで良いじゃないか、と思う毎日を最近は過ごしています。

それでは、今回はこの辺で。


自分の生み出したもので生きていきたい。幼い頃からそう想って今も生きています。これからも創ることが喜びでいられるように、いただいたお金を使おうと思います。