家族内伝言ゲームをクリアして3世代で思い出作りへ出かけた話

5月12日金曜日 午後から雨

昨日、弟が母と僕と弟、おいっこ2人で思い出作りでどこかへ遊びに行かないかと誘いがあった。

誘いは母を通じて耳にしたのだが、これにちょっとしたエピソードがある。

母はてっきり夕飯を食べに行こうといった誘いであると思い込んでしまい、僕が当日の夜に友人と会う約束をしているため「兄貴は予定があるんだって」と弟に伝えていたのだ。

さらに、僕は「昼なら予定空いてるよ」と母に伝えていたのだが、その情報を弟へ全く伝えず、さらに"夜”に予定がある。

と、伝えることをせずに「予定がある」という断り文句だけを弟へ伝えていたのだ。

このことで、コミュニケーション不足で齟齬をきたすことになる。

母は弟から4人で夕食を食べに行く誘いだと思っていたので「兄は予定がある」と、弟に伝える。弟はその言葉をそのまま受け取る。

まあ、それは当然そうなるだろう。しかし、真相は違っていた。

弟も夜に用事があり、日中に5人で出かけないかという誘いだったのだ。僕が弟へ詫びを送ったLINEでそれに気がついた。

うちの母の家系は思い込みがはげしい。というか、コミュニケーションを取るのがあまり上手ではない。

今回の件も、弟が僕へ直接連絡していればこのようなことは起こらなかったと思う。

だが、彼は僕に気を遣っているのか、母へ伝えた方が言いやすいのか、はたまた何も考えていないのか。

本意は確認していないので知る由もないが、母を通した伝言ゲームをやっているかのごとく伝達ミスは起きた。

僕は弟へLINEで詫びをするという機転を利かすことができた自分自身を褒めてやりたい。

僕「せっかく誘ってくれたのにゴメン。昼なら予定空いてるけどどんな感じかな?」

弟「あっ、ゴメン。うまく伝わってなかったね。俺も夜に用事があるから、昼にどこか出かけないかという誘いだったんよ」

…なんじゃそりゃ。

久々に「勘弁してくれ」という気持ちになった。

僕がLINEで詫びの連絡をしていなかったら、この企画は流れていただろう。

弟に「母を通さないで、直接オレに連絡してくれよ」と言おうかとも思ったが、やめておいた。

兄弟といえども、1年に数日しか会わないのだ。

久々に会ってしかも、良かれと思って誘った内容について説教されたんじゃ良い気がしないだろう。

しかし、母にはひとこと言わせてもらった。

「思い込みはやめてくれ、コミュニケーションが足りない」と。

これは息子からの母へのお願いであり、甘えなのである。

かあちゃんゴメンよ。

このようなやり取りを経ながらも、親子3世代+おじさんの5人で思い出作りに出かけることができた。

雨が降っていたので室内施設へ遊びへ行ったのだが、やんちゃなおいっこ2号(下の子)は施設内をはしゃぎまわり、1号(上の子)もおふざけしながら絡んでくる。

そして、時間が来たので帰ろうというと「まだ遊びたい」と床に座り込んでグズったりするので、相手をするのが本当に大変だった。

しっかりと父親をやっている弟に対して、改めてスゴイなと痛感させられた日だった。

弟よ。ちょっとした行き違いがあったけど、君の計らいのおかげで良い思い出ができたよ。

ありがとう。


それでは、今回はここまで。

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