マスオさんがミニマムライフを志したら 〜少しずつ始まった私のいらないモノを捨てる活動( 洋服編)〜

要らないモノ達と決別するために、
本を手放し、次に取りかかったのは洋服でした。

少しずつ始まった私のいらないモノを捨てる行動( BOOK編)

これは私にとってとてもハードルが高かったです。
本に関しては比較的『また買えばいいか』で済みそうですが、
洋服に関しては、

そんなに簡単にはいかないのではないかな、

と感んじていたからです。
ここで参考になったのが、

ミニマリストの皆さんの教えです。
彼らは『私服の制服化』を提唱しています。

私は美容師なので、
一般的には『常に色々なファッションに挑戦していないといけない仕事』
という思い込みがありました。
中でも、

ちょっと奮発をして買った、

ユナイテッドアローズのシャツがありました。
自分も洋服にお金を使えるようになった、

と調子に乗っていたのですが、
仕事に着て行った時に、
買って初日にカラー剤が服に大量についてしまう、

というミスをしてしまいました。
いくらお気に入りとは言え、
仕事での使い勝手が悪かったので、
その後からシミを落とすこともできず(ピンク色のシャツだったため)、
かといって高かったので、

手放せずにタンスの肥やしになっていました。
値段が高かったと言う理由で、
服が手放せなかったり、

モノが手放せない人は、

私以外にもたくさんいると思います。
しかしミニマリストのマインドでは、

『今現在本当に必要なもの』だけにフォーカスします。

一旦今までの考えをリセットして、

制服化に取り組むことにしました。
ちょうど参考にしていた、

ミニマリストのしぶさんが、
白いTシャツに黒のパンツスタイルだったので、
我が家にある似たアイテムをキープし、
アレンジすることにしました。
さらにいうと、
「好きなもの」
というよりも
「大大大好き！なものを選ぶとよい」
ということと、
「定番のものを選ぶ」

という事が言われていたので、考えてみました。
「白いボタンダウンのシャツは好きだけど定番ものよりは、
襟なしのボタンダウンのシャツの方が今の気分かなぁ」
「どっちのほうが気分があがるかなぁ」
と考えた時、

まずは気分が上がる方をチョイスすることにしました。
黒のパンツは、
ユニクロの黒のパンツを新調しました。
靴下は五本指タイプが好きなのですが、
最近ではユニクロや無印でも売っているので助かります。
しかしながらもともと持っていた服は、
思い入れがあったので、
手放すことに時間がかかりました。
とはいえ、
この機会に1軍のものと、

2軍のものを見てみる事は良いことではないかと思いました。
自分の生活の中で観察してみると、
不思議なことに、

思い入れがあった服ほど着ていないことがわかりました。
思い入れはあったのですが、
既に1軍のものではなくなっていたのです。
体型が変わったわけでは無いのですが、
私の趣味嗜好が変わっていたのです。
以前はトレーニングジムに行ったりして、
汗を流していたので、

トレーニングウェアもあったのですが、
今では自宅で筋トレする位ですから、

ウェアも必要ありません。
趣味嗜好が変わったに気付けたことで、
私はようやく重い腰を上げて、
必要ではない洋服を少しずつ手放せるようになりました。
このようにして私は大量にあった洋服をどんどん手放し、
クローゼットに隙間ができるほどになりました。

極限の極限まで洋服の数を減らしたいと思ったのですが、
我が家は、洗濯乾燥機がないので、
天気が悪い日は洋服が乾かないのであまり減らすと、
本当に着る服がなくなってしまうので、
ミニマリストさん達のように、
洋服を減らすことがどうしてもできません。
「じゃあ乾燥機を買えばいいじゃないか?」
と言われてしまうかもしれませんが、
私はマスオさんですから
あまり家事の事には発言力がないので、
奥さんの実家のルールに従っています。(このマインドめちゃくちゃ大事)
ですが、

今度ふるさと納税で除湿機を買おうと思っています。
これなら大金をはたいていないことになるので、
家族も許してくれるかもしれないと、

密かに目論んでいます。
とはいっても、

黒いシャツも好きなのでどうしても手放せませんでした。
ミニマリストたるもの、
極限までものを減らしておかないといけない！

と思い込んでいたのですが、
好きなものは好きなので仕方ありません。
まずはゴリゴリのミニマリストと言うのではなく、
ゆるミニマリストとして、

気軽な感じで少なめ洋服ライフを開始しました。
こうして私は、私服の制服化に成功しました。