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SMAP解散から5年経った今、感じていること
僕はSMAPが好きです。出来るなら解散もしてほしくなかった人です。物心ついた頃から5人がいて、男性アイドルが好きだなんて友達に言いにくかった頃もありましたが、結果的に最後のコンサートになった2014年のMr.Sに初めて参加することできて5人の姿を生で見たとき、アリーナ席のいわゆる"神席"に当選したことも手伝ってか、感動でオープニングからしばらく涙が止まらなかったことを鮮明に覚えています。
これから解散騒動について私見をまとめますが、あくまでも個人の思いですのでその辺りをご理解いただいてご覧いただけましたら幸いです。またこの記事内では個人名を敬称略で表記いたします。予めご了承下さい。
さて解散の原因となった出来事は、巷で報道されているようなメンバー間の不仲が原因ではなく、あくまでも事務所内の後継者争いに端を発したゴタゴタが原因であると思っています。
しかしメンバーも人間ですから、解散のキッカケになった出来事は皆同じでも、以降それぞれに考え方の違いがあったのは事実であり、その答えが”解散”だっただけで、特定のメンバーが悪いとする論調や、解散はメンバーの意思では全くなかったかのような論調も、少し違うのかなと思ったりしています。
リーダーである中居正広は、解散した16年大晦日のラジオ番組最終回で、解散に至った経緯について「だれも悪くない」と語っていたと記憶しています。また昨年事務所を退所する際の会見でのメンバー間の不仲説についての質問には、「本人の間で分かっていればいいこと」と語っていましたね。
僕は一連の騒動について、これが全てだと思っています。
メディアや芸能コメンテータがあれこれ言うことも、どれも本当のような気がして報道されるたびに一喜一憂したりしてしまいますが、メンバー間でのやりとりなんて、彼ら以外にはたとえ最古参のファンであろうと近しい関係にあった人でも、誰にも分からないと思います。大勢のファンが信じているように不仲でなかったかもしれないし、報道のとおり仲が悪かったかもしれません。そもそも事務所の後継者争いに巻き込まれたという出来事もあったのかどうかもわからない。だからこそファンとしては辛いですが、解散した事実は受け入れて、メンバーが発する言葉を信じるほかないのかなと解散から5年が経過した今、自分のなかで整理しています。
また余談ですが、ソロになった木村拓哉のアルバムに収録され、B'zの稲葉浩志が作詞したことで話題になった”One and Only”の2番の歌詞が、個人的には一連の騒動での苦悩を現しているのではないかと思っています。機会があれば聞いてみてくださいね。
ほんのボタンの掛け違え そんなつもりじゃないのに 大事なものが壊れるのは あっけない夢みたい。想像以上に世界はねじれ 語るほど遠のく真実 想像以上絆は強いし C'mon c'monまた会う日まで
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