明るい子って言われてた
消えたいと思ったこと、誰でも一回はあるものなんだと思ってた。
中学生の頃。
家からいつも通り出た朝。
学校にいきたくなくて、
私は家の前の階段から落ちようとした。
できなかった。
こんなこともできない自分がもっと嫌いになって、
この世界からいなくなりたい。
本気でそう思った。
人間は所詮儚い生き物なのだ。
永遠なんてない。
でも、少しでもそう思ったことがないと、
人は簡単に消えてしまえるということ、
わからないし、わかれないとも思う気もする。
痛みは、その人にしかわからない。
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