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魍魎の匣

こんばんは。

昨日のnoteに、たくさんのスキを頂きありがとうございました。とても嬉しいです!自分のペースにはなりますが、楽しく更新して行きますのでよろしくお願いします。

さて、本日は京極夏彦先生の「魍魎の匣」という物語です。

滑り出しから話が脱線しますが、わたしはとにかく京極夏彦先生の物語が大好きで大好きで大好きで大好きで大好きで大好きで…。どの作品から話をしようか、このnoteを書いている今も悩んでいます笑。

わたしが小学生になる以前の話になります。その当時、よく母の運転で出かける機会が多くありました。夜、帰宅する道中、車のラジオから流れていたのが「百器徒然袋」という物語のラジオドラマでした。幼いながらに「面白いお話だなぁ」と興味を持ったこと、今でも覚えています。

時は流れ中学生に成り、ふ、とそのラジオドラマのことを思い出しました。母に聞き、ラジオドラマの原作者=京極夏彦先生だと知った時は、なんだかそれだけで嬉しかったです。本屋さんへ向かい、京極夏彦先生のコーナーを見つけた時は、ずっとドキドキしていました。ここまで来るともはや恋ですね笑。

その時、そのコーナーで大プッシュされていたのが「魍魎の匣」という物語です。右も左も分からない状態でしたので、本屋さんと、本屋さんのポップに背中を押され、今に至ります。

この物語、実はシリーズなのですが、「魍魎の匣」だけでも、もちろん楽しめます。

連続殺人に、誘拐される少女たち、そして、とある少女が線路に突き落とされ、翻弄される男女…。嘘や勘違いから、どんどん絡み合い解けなくなっていく事件。

わたしは物覚えが悪くて、頭も良くありません。読み進めながら頁を行ったり来たりして、自分の中にきちんとインプットしながら読み終えました笑。たくさんの伏線を張り巡らせ、最後にバツンと事件解決となるのですが、これが気持ちよくて楽しくて爽快で…。物語の章が終わる事に「続きはどうなるの!?」と、ムズムズワクワクしっぱなしでした。

本来であれば「百器徒然袋」について書くべきだと思うのですが、初めて「読書」として触れた物語でしたので、今回は「魍魎の匣」を選ばせていただきました。わたしのミステリーに対する姿勢を変えてくださった、とても大事な物語です。

京極夏彦先生の作品は、他にも大好きなものばかりです。今後少しずつ、他作品についても書いていけたらと考えています。

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