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女の子の仕事に「薬剤師」をオススメするわけ


薬剤師の7割が女性だと言われています。

なぜ女性が多いのか?なぜ女性にオススメの職業なのかを今回書かせていただきます。


女性薬剤師が多いのは?

自然科学系学部であるにもかかわらず伝統的に女子学生が他学部に比べて多いのは、日本において薬剤師は1940年代以前から女性が進出可能な職域であったため、と言われている。

70代以上の女性薬剤師が多いことも、以上のことからかと推測されます。


薬剤師の年収

薬剤師は薬剤師手当が付くこともあり、初任給が一般の職業と比べて高いのが特徴です。

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年齢が上がるごとに徐々に年収は増え、70歳以上男性の例外はあるものの、基本的に50代後半を境に下がっていくことがわかります。

これは男性薬剤師の方が女性薬剤師の数に比べて3割少ないことや、女性はパート・派遣などで短時間勤務をしている人が多いことがおもな理由です。

つまり薬剤師であれば、パートや派遣でも正社員に肉薄するほどの高時給で働くことができます。出産を終えた女性も、定年まで安定して高い給料をもらえるのは薬剤師ならではの魅力でしょう。パートや派遣でも高時給で働くことができます。

女性の場合、結婚出産子育てと、一つの職場に居られる事がマレです。その分、何か資格などの強みがあると、転職するにしても安心感がありますよね。


親の希望


以前にとりあげた記事から↓


2020年・女の子の親の「就かせたい職業」

1位 看護師 17.9%
2位 公務員 11.9%
3位 薬剤師 7.9%
4位 医師 6.8%
5位 医療関係 6.0%
6位 会社員 5.1%
7位 ケーキ屋・パン屋 4.9%
8位 教員 4.3%
9位 保育士 3.9%
10位 芸能人・歌手・モデル 3.7%


こちらからも分かる通り、2位を除く1位から5位が医療関係の仕事と言うのも、この分野なら「食べるのに困らない」と親御さんが実感しての結果だと思います。

1位の看護師、4位の医師は、本人の意向や向き不向きが相当問われる職種です。体力、使命感などがあり、なおかつコミュニケーション能力が必須です。

薬剤師は、それらが要らないと言うわけではないですが、体力やコミュニケーションは看護師や医師よりは問われない、薬を取り扱うので、どちらかと言うとコツコツと注意深く、間違いなく仕事が出来ることが一番重要です。

コツコツ努力するのが苦ではない、人生の様々なステージで働きやすい所へ転職がしたい、という女性は多いと思います。

その点でも、薬剤師は女性に向いている資格だと思います。

看護師との比較

じゃあ、看護師は?と言われますが、看護師は資格を持っていても働いていない人が沢山います。

薬剤師も資格だけ持っていて働いていない潜在薬剤師は9万人いますが、潜在看護師は77万人もいます。

つまり、それだけ看護師の仕事を続ける難しさがあるということでしょう。

とはいえ薬剤師と言う仕事が安泰かと言うと、それは分かりません。

AIの導入で、仕事はなくなりはしないにしても、お給料や人数が減らされたりはあるかもしれません。

しかし今後、資格以外に何か強みが有れば、収入を増やしたり生き残ることは可能だと思います。

薬剤師×英語力 

薬剤師×ビューティーアドバイザー 

薬剤師×ミュージシャン

薬剤師×YouTuber

など、現在でも様々な特技を持ち発信されている薬剤師さんは多数存在します。

普通の会社員でも終身雇用が期待できない昨今、薬剤師も一つの職場にこだわる必要が、ますますなくなっていくでしょう。

今後、薬剤師という基本の職業プラス、自分の得意なことを伸ばして強みにしていくというスタイルが主流になるはずです。

何か資格以外の強みを掛け合わせる事で、収入や人生の充実度が上がる、新しい仕事の仕方が問われると思います。






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