勝ちか負けで言えばたぶん勝ち

勝った気がする。多分。



世の中の人は、年上の上司に対して腹立つことがあったらどうするんだろう。
今回は、その状況に陥り、どうしても我慢ができなくなった自分の対策の記録である。



自分は今後数ヶ月一緒にいなければならない人に対して、本当にどうしても無理だと感じた。このままいくと、本当に精神病んでしまうと思った。

やられたことは単純。やることなすことに文句を付けられるだけ。考えて動いたことも、指示に従ったことも、何についてもとりあえず否定された。
これは普通に心にクる。

 

自分の場合、ムカつきといらだちを言語化すると大体収まる。まずはそれでもやもやが晴れるかどうか試した。

やられた回数が数回だったときは、全然大丈夫だった。これについてムカついたなぁと言うことも、メシ食って寝たら忘れた。


ただ、同じようなことを何十回もされると本当に参ってくる。だって本気で嫌なのだから。




これを伝えるということで二の足を踏んだ。
ただ、お客さんの前でマジギレしかけてしまったので、これはマズイ状況ではある。自分の限界が近い訳で。
どうしよう。言うべきか言わないべきか。



まずは仮定してみよう。

限界が近い今、言わなかった場合にどうなるか
溜め込んで溜め込んで溜め込んで耐えて耐えて耐えた結果、多分仕事をバックレる。 
これはよろしくない。最悪の場合損害賠償である。




そうならないために、戦略を練ろう。
とにかく、相手に自分が本当に嫌だと思って、精神を病みかけていることを伝えなくてはなるまい。これは決定事項だ。
自分の心を守るために絶対に必要なことである。


伝えた場合の仮定。
もし伝えて、向こうに悪気がなく普通に接してくれるようになった場合。これについては問題はない。
調子に乗っていた上司が全部悪いと反省し、ハッピーエンドである。



問題なのは、上司が自分にますます辛く当たってくるようになった場合。年下に指図されるのはプライドが許さないとか、今まで下に見ていたやつが感情を持つのは許さないとか。
色んな背景が考えられる。



これは労基に直行するしかない。
この場合、対処するには自分が病んでいてきちんと相談をしたと言う実績がいるだろう。
もしくは、更にキツイことをされて精神を病んでしまった場合に、証拠があれば金を引っ張ってくることは出来る。



なので、上司の更に上に相談をかました。
しかも、文面で。
これは間違いなく証拠になる。


ただ我慢して溜め込んでいても、自分が辛くなるだけでいいことはない。
しっかりと周囲に相談して、何もしてくれなかったので病んだという状況が証明できれば、何かしら良いことが必ずある。


上司の上司は幸いわかってくれた。なので、少しホッとして楽になった。ただ絶対に、解決にはならない。
自分の心の問題はとうに過ぎている。



ということで、勇気を出して伝えた。
サンドバッグではないということや、自分にも考えや感情、嫌なことはあるということ。メンタルが削られて本当にしんどいということ。
案の定というべきかなんというか、上司は逆ギレかましてスネた。
これについてはまぁ想定内ではある。
最高は自分が悪かったと全面的に非を認めて謝ること。
最悪は殴りかかってくること。
別に大したことではない。



問題はこの後である。話すことすらできない、コミュニケーションすらとれないということになれば、非常にしんどいことになる。
一日を通して観察をした。

上司。


なんか、単純に落ち込んでるように見えた。
これは普通に想定外。
叱られて落ちこんでるただのジジイである。
本当にコミュニケーションのつもりで人を否定していたっぽい。ほんとにクソめんどくさい。


自分もまぁなんとなくスッキリしたので、ある程度業務が終わったあとで雑談を仕掛けてみた。
上司・敬語で・ 草


というわけで、今回は勝ちである。
今後はちょっとだけ楽に生活できそうである。

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