見出し画像

「病気」という字が「病は気から」ではないか😲

タイトルを書いて初めて気づきました。
「病気」という漢字

お得意のGoogle🔍してみよう!

病気(びょうき, 英語: Disease)、(やまい)は、動物に不調または不都合が生じた状態のことと、植物細菌ウイルス寄生し、腐敗枝葉の状態が普通の状態では無くなっている状態。詳しくは、植物病理学を参照。一般的に外傷などは含まれない。病気の類似概念としての、症候群(しょうこうぐん)、疾病(しっぺい)、疾患(しっかん)は、本記事でまとめて解説する。別の読みである、病気(やまいけ)は、病気が起こるような気配をいう。
病むということは、身体的、精神的、社会的生活のどこかが不健康であるというサインである[1]。病むという体験は、これまでの身体的、精神的、社会的生活を振り返り、己の生き方、価値観時間の使い方などを振り返って見直す機会である(セルフケア不足看護理論[1]。病むことは、これまでと違った新しい人生を手に入れ、自己成長を得る切っ掛けとなるのである[1]

病気 - Wikipedia

朝から「病気」を🔍してみたら
「へーー」「ほーー」とまたこんなところで時間を使ってしまいました。

いろいろ読んだところをひめこ風におまとめすると
体の部品に不具合が起きて痛かったリ痒かったリするのは
いわゆる「疾病」とか「疾患」の病気。
心がモヤモヤして日常生活を送るのに支障をきたすのも病気。
毎日のほほーんと暮らせないのが病気🤔

不健康なのが病気か🤔

WHOの言う健康の定義は「肉体的、精神的、社会的に全てが満たされている事が健康」と言っていてお財布が健康的でないのも病気になってしまうではないか。

健康ではないことが病気🤔
ここでまた「健康」🔍をする

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます」

結局のところは、

健やかでないこと!!

「健やか」ってなんとなく音の響きが爽やかですよね。
そう感じるのは私だけ?

「健やかにすくすくと」という言葉で子供の未来を願いますよね。

病気でない事が1番なのですが、私は過去に
「病は自分で作る」という経過を見た事があるのです。
病気を作ったのは私の母です。

今日は私の母、博子さんのお話をしようと思ったのです。
博子さんは平成12年、64歳で肝臓癌でこの世を去りました。
でも博子さんの癌は彼女自身の思考で彼女が作り出したものなのです。

彼女はとても心配性でとてもマイナス思考な人で「私は石橋をたたいて渡るタイプ。お前はどうしてそうやって何も考えずに突進するんだ」と私を不思議がっていました。
だから小さな時から私のやりたい事を阻止するのは得意でした。
今の私が興味を持った事に何でも足を突っ込むのはその反動でしょうか🤣

兎も角、彼女は全ての事を悪い方へ‥悪い方へ・・考えるのがお得意でした。

彼女が64歳の誕生日少し前の事、6月でした。
黄疸が出たのです。目の白い部分が黄色くなり手も黄色っぽくなりました。
すぐに病院へ行ったところ診断は「肝腫瘍の疑い

診断はあくまでも「疑い」
この肝腫瘍が良性か悪性かの検査と黄疸を取るための治療で入院となりました。
偶然にもこの入院の日を私の3人目の子供、ちぃちゃんの出産日は同じ日でした。

全て悪い方へ考える思考の博子さんは黄疸=肝臓癌と決めていたのです。
何も検査も治療もしていないのです。
でも彼女の心は「私は肝臓癌だ」と決めたのです。

入院してまず黄疸を取るための管を入れる処置を行う事になりました。
この処置はとりあえず麻酔をして体にメスを入れます。
この処置後24時間は動けないので家族の付き添いを置いて下さいとの事。
「24時間」です。
でも博子さんの思考は違います。
「私は体にメスを入れた。大手術をした。もう動けない」と言うのです。
この6月のとある日からずっと毎日亡くなる日まで付き添いの看護を家族で交代で行いました。

この黄疸を取る管を入れ黄疸の数値が下がったら
肝腫瘍を除去する手術と言う医師の予定でした。
ところが黄疸の数値が一向に下がらない。
逆に症状は悪くなる一方。

最初の入院は小さな田舎町の総合病院への入院でした。
ところがそこの病院では対応が困難なのでもう少し大きな病院への転院を提案されました。
兄は大学病院への転院を考えましたが博子さんが「そんな遠くの病院へは行きたくない」と言い、もう少し家から近く。家族が看病に通えるくらいの大きな総合病院に転院しました。最初の入院から1か月半後の8月の事でした。

大部屋に入院しましたが博子さんは言いました。
「私はこんな大病をしているのだから個室じゃないとゆっくり治療もできない」と・・個室に移動しました。

病状は悪化するばかりで一向に手術にならないのです。
そんなある日の事です。

病院の先生の回診の時間。この時、付き添いの家族は病室にいてはいけなかったのです。
そのため待合室で回診が終わるのを私は待っていました。
その待合室に母と同じぐらいの年代の女性2人が入ってきて会話を始めました。

1人は入院患者、1人はお見舞いにきた友人。
入院しているおばさんは、それはそれはお元気で間もなく退院すると仰っていました。

そのおばさまのお話の内容が「入院したとたんにどんどん具合が悪くなっちゃってね・・左のお腹が痛くなってきちゃったのよ。それで先生に『左のこの場所が痛いから私は肝臓が悪いんでしょ』って聞いたら先生が『何を言ってるんですか?肝臓は左じゃなくて右ですよ』って言われて、笑っちゃってさあ・・その日からどんどん具合がよくなって退院が決まったのよね」って話をされていたのです。

この話を聞いていた時に博子さんの事とこのおばさんの話

「病は気から」


この言葉がリンクしたのです。
病気は自分で作ることができるのだと思い知らされる日でした。
おばさんは自分の勘違いだったのだと気づきお腹が痛くなくなった。
博子さんは「私はきっと癌で死ぬのだ」と思い込みどんどん症状が悪化したのです。

病室を個室にした博子さん。

ナースステーションから右側が大部屋で左側が個室。
左側廊下のナースステーションから一番遠く離れた廊下突き当りの個室はあまり重症ではない患者。
ナースステーションに近づくほど重症患者。

ナースステーションの左側すぐ隣が一番重症患者。

もう亡くなる人専用と言っても過言ではないくらいに誰かが亡くなって退院していくお部屋。
この病棟に、博子さんは8月の初めから亡くなる10月の末まで約3か月入院していたのですが、お部屋も最初はナースステーションから遠く離れたところから入院が始まりどんどんナースステーションに近い部屋になり、最終的にナースステーションのお隣の部屋で亡くなりました。

結局最終的に、肝腫瘍に関しては何の手術出来ずになくなりました。

最初は肝腫瘍の疑い。そして悪性の肝腫瘍だとわかり、「ただ手術すれば助からないわけではない」という事でした。
手術さえもできず亡くなった時の病名は「肝臓癌」
彼女は何も治療をしていないのです。
きっと彼女の事だから病院の天井を見ながら「死んだらどうしよう」
「私は肝臓癌なんだ」と勝手に自分の中で悪い空想世界を作っていた事でしょう。

彼女の最初の入院から4ヶ月。彼女は寝たきりで過ごしました。
亡くなる2週間くらい前に外泊が許可され自宅に戻る日がありました。
病院のベットから車椅子に乗り換えた時に
「あー歩きたいなぁ」と心の底から呟いた母の言葉を忘れません。その時から人間は足腰を使わなくなると歩けなくなるんだと思い、私は出来る限り徒歩、階段を使います。

私は母が大好きでした。
母は64歳で亡くなりました。
その時に3番目のちぃちゃんは生後3ヶ月
真ん中は2歳
長女が幼稚園年少さん。

その時から私の両親はどちらも他界していません。
彼女の病気は彼女が作ったという科学的根拠はありません。
私が感じた彼女が彼女の病気を作ったという証明は何一つありません。

ただ少なくとも自分の人生の残り数ヶ月を
病院のベッドの天井を見ながら悪いことばかりを考え、「明日死んだら…」という時間を過ごすよりは
「じゃぁ明日は何をしようか」と考えながらその日一日を自分のできる限りの最大限の努力をする毎日を私は日々過ごそうと思います。

そういった毎日を過ごす事が私が死ぬ時に
枕元で「うちのママは凄かった」と言ってもらえる日になると信じていま👍🤣

いや・・確かに自分が病気になった時に自分がどのように捉えて
どのように考えるかなんてわからないです。
わからないですけれども少なくても彼女のように自分で病気を作っていくようなことはしないとは思います。

だからといって考え方ひとつで病気がなくなるという物でもないです。
そんな思考回路で病気がなくなってしまったらお医者さんなんてものはいらないわけですから。
でも自分が病気になった時にどういうその病気の自分とどう付き合うのかぐらいは考えておくべきなのかと思う事はあります。

私の中ではやっぱりいつまでも忘れらない方。
小林麻央さん

『「可愛そうに」と思われたくない』
この言葉がずっと残っています。

彼女が亡くなって何年経過しているのでしょうか🤔
でもやっぱり人を感動させる言葉というのはいつまでも残るものなのですね。

沢山のありがとうをもらって家族から看取られて死んでいく。
そう考えるとうちの博子さんは幸せな人生だったのか🤔
死ぬ時に子供、孫、兄弟みんな揃ってお見送りされました。
私と価値観は違いますが、私にこうして記事にされて「私は幸せだった」とあの世から言ってるとおもいます。

こんなに沢山読んで頂きありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?