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私のお正月3が日のホテル代は18,440円😅

ヘッダー画像を見て何の天秤だと思いますよね。
これから説明しますう🤣🤣

この正月3か日のホテル滞在をすることにしたきっかけになったのは長女のLINEである。

「今年はおせちある?」

昨年までずっと1月1日のお正月のためにおせちは毎年用意をした。1年かけて地道に手作りして用意した時期もあれば通販で購入した時期もある。

おせちの準備に20,000円くらいはかけてきただろう。

今年はその20,000円を全部自分のために使おうではないか‼️

そこで長女に返信

「おせちないよ〜🤣 そもそもママはお正月、お家にいない🤣🤣」


長女は電車で20分ほどの場所に住んでいるが我が家に帰ってくるのはお正月の1月1日だけである。

息子は毎年大晦日の夜から出かけて1日に帰ってくる。そして彼はおせちが嫌いだ。

次女は最近彼がいるので私に構っている場合ではない。

もっとも、私もいろいろと恋活もnoteもあるので子供を構っている暇がない。

そうなるとおせちを食べたいのは長女だけである。

しかし長女は反抗期だ。

昨年末に長女に頼まれごとをして一緒にご飯を食べたが相変わらず反抗期だった。

そもそももっと振り返れば熱海に行ったあの旅行でさえも何度、長女に逆ギレされたかわからん。

しかしお金を出したのは全部私だ。

その時の事を思い出し私はふとひらめいた✨✨

そのおせち代でホテルにこもって大好きな箱根駅伝を見よう〜😁😁

なんと贅沢なワクワクするお正月ではないか✨✨



私はシングルマザーで20年以上、全ての時間とお金を子供たちの為に捧げてきたのだ。

子供達の夕飯を作り、深夜の仕事に行く。朝帰ってみるとテーブルの上には食べ散らかしたままのお皿、茶碗。それを片付けながら「はいはい、私の育て方が悪うございました」と思いながら毎回皿洗いをしていた。

恋もない。

美容もない。お肌の手入れもした事もない。

私の生きがいは「子供が立派な大人になる事」

「あそこのお家は母子家庭だかね」と言われないように、引け目を取らないように、感じないようにと走り続けてきたのだ。

私の周りには両親もいない。元配偶者からの生活援助もない。何もない。本当に1人で子供のためだけに頑張ったのだ。

今あの頃を振り返ればただただ子供が可愛くて子供のために頑張る事が自分の使命なのだと思っていた。

仕事の休みは365日のうち20日間あったかないかぐらいである。

正月3が日と月に1度くらいの休みとマグロが止まって死ぬ日(笑)死んで1週間ぐらい引きこもる。

子供を旅行に連れて行ける余裕もなかった事は本当に申し訳なかったと思うところである。

今現在我が家の子供はそれぞれに旅を楽しんでいてくれているのが嬉しい。

私が見せてあげらる事ができなかった素晴らしい景色を自分の足と自分のお金で自分のために楽しんでくれと思う日々である。


去年から私はずっと今後の子供との関わり方を考えてきた。

そのきっかけになったのが熱海旅行である。

私の大切な時間とお金問題✨✨


「これでいいのかな?」と参考になったのが私の周りで働く素敵な諸先輩方。


まず84歳のみやちゃんだ。

みやちゃんは身長140センチあるかないか…体重と30数キロ。小さくて細くて壊れてしまいそうなおばさま。

元美容師だというみやちゃんの髪はショートカットでいつも綺麗にお手入れされていてとても84歳には見えない。背筋もいつもしゃんと伸びきっている。

みやちゃんは昨年度に旦那様が他界した。それまでば旦那様と旦那様のお姉さんと3人で暮らしていたのだが、この先を見据えて、孫夫婦が一緒に暮らそうと言ってくれ、昨年夏ぐらいから孫夫婦とその子供と一緒に暮らす。

みやちゃんにとってのひ孫はまだ小さく確か去年七五三をしていた。

みやちゃんは娘と折り合いが悪い。みやちゃんの孫も母とは仲が悪い。孫とみやちゃんの関係は良好だ。

みやちゃんは半年に一度くらのペースで孫夫婦とひ孫を連れて旅行に行く。

この時にみやちゃんがホテル代と交通費を全部出すという。

私がそれを聞いた時に「30代の夫婦で子供3人連れて旅行に行くのはなかなか経済的にも大変よね」という話をしたらみやちゃんは「だから孫にはおばあちゃんには感謝してるって言われる」と言う。

さらにみやちゃんは「でもいいの、それが私は楽しくて、私の生きがいなの。私はお金は残していこうと思っていないから…。病気になって医者にかかるお金は残してあるの。それ以外のお金は残すつもりがないから全部使うことにしてるの」

そして84歳でいつもおしゃれを楽しんでいつも楽しそうにニコニコしてる。


次に2人目は同じ職場で働く鈴木さん。73歳。彼女は旦那様はいらっしゃるがほぼ別々な部屋で勝手に過ごし、話すこともないという。

彼女の楽しみは酒を飲むこと。その中でも唯一楽しみにしている事は毎週木曜娘が実家に戻って女3人の飲み会。娘婿殿は参加しない。鈴木さんに言わせると「きっと婿さんも木曜日は嫁も子供もいなくて1人のびのびできる日って思ってるんじゃないの?」と笑う。

毎年夏休みは娘夫婦2組と鈴木さん夫婦全員で民泊1棟を借りての旅行。お金は鈴木さんが払う。

鈴木さんが先日「毎月の酒代だけいくらかかってるのか知りたくて酒だけクレジットカードを別にしたら70,000円だった」と聞いて私は「え〜‼️酔っ払ってトイレに行って70,000円⁉️ 70,000って言ったらほぼ鈴木さんのパートの1ヶ月分の稼ぎじゃないの⁉️」

鈴木さんはそれが楽しみだからそのために働くからいいという。しかし最後に「でも最近貯金を崩してるからいよいよやばいかも」と言った。


3人目、小嶋さんは63歳。旦那様はもう亡くなっていない。大島に家がある。大島にいたら面倒は見てあげられないと子供に言われ、大島を離れ、東京に住む子供3人の家を転々としていた。

彼女の子供は3人。孫が全部で8人。正月のお年玉。それぞれの孫の入学、卒業のたびの出費。
そしてやはり家族旅行。その都度あるごとにお金の明細を毎回私に話してきた。

「働けど、働けど、全部孫のために消えちゃって何も残らないわよ〜」

そう言っていた彼女は昨年夏の終わりに子供のお家を転々とするのも疲れたと言い、大島に帰ればうちも仕事も友達も沢山いると、仕事を辞めて大島に帰って行った。



そしてまりこさん。73産。彼女が53歳の時に旦那様が亡くなってから長男夫婦と暮らす。彼女は自由だ。嫁が仕事で遅くなる時にたまに「今日は早く帰って孫のご飯を作らなきゃいけないの‼️」とそそくさと帰っていく日がたまにある。

孫とはいえ、もう高校生と大学生だ。

彼女は旅行は息子や孫とは同行しない。旅行は自分の友達と行く。基本自分の稼いだお金は自分のために使う。いつも楽しそうだ。

同年代の友人たちが孫にいくら使ったと言う話しを「みんなさぁ、孫貧乏っていうのよぉ〜。何が楽しいのかしらね❓」




そんなおばさま達の話しを聞きながら私はずっと自分の働いた代償に頂いた賃金と私の仕事以外の時間の使い方を考えてきたのである。



「子供なんてさあ…一緒に歩いてくれるのなんかお金出して欲しい時だけよ〜」


そんなセリフを何度聞いたかわからない。

まぁ、確かに私も子供が学校を卒業して働き始めた後もずっと食事代、洋服代と一緒に出かければ出してあげてきた。


それで楽しければ良いと思ってきたのだ。子供が喜べば良いと思ってきた。これまでは…


私の変化は昨年起きた。

皆様をとても心配させる危なっかしいひめこのマッチングアプリからの恋活🤣🤣

ハラハラドキドキの安心ならない恋🤣🤣

週末旅のきっかけになったホテル泊まり。

そして大好きなnote。

この3つを楽しむようになってから私には時間がない。子供を考える時間がない。子供と遊ぶ時間がない。

しかし毎日はとても充実していて、「本当に毎日充実していて楽しそうですね」と声をかけられるようになったのも昨年からだ。

とにかく忙しい。ただ忙しいのではない。

楽しく忙しい👍

昨年末に私はある本を読んでいた。

yahoiさんが紹介して下さった本

私はこの本によって今後の人生を子供よりも自分の恋を楽しむ人生を選ぶ事にしたのである。

子供と離れ1人の女として自分の時間、お金を自分のために使うのだ。

この本は幼い時からの性教育が日本とフランスの違い。そして歴史的背景なども描かれている。

もし日本がフランスのような性教育を子供の頃から受けることができたら子供の親を見る目もまた変わったのではないだろうか。

私が結婚して長女を産んだばかりの時に母が私の家に遊びにきたことがある。

その時私は姑と同居をしていた。夜に少しみんなでお酒を飲んだ時に母が姑に亡くなった父の話をした。

「亡くなる少し前に夜に体を求められた時に拒んだことがあった。あの時のことをいまだに後悔している」

それを聞いた瞬間に私は「なんでそんな話を今ここでする⁉️」と思ったことがあった。

それは子供としての私が「女」である母を見るのを拒否していたからである。

しかしあの時の母はもしかしたら同じ「母」となり女性として話しても良いと思ったのかもしれないと最近になって思うようになった。

ずっと答えが出ないままの難しい話し。

女は2通りいる。「母」か「娘」か

これは以前ミイコさんが紹介して下さった本「母性」の話。

私はこれまで十分に母として頑張った。

もうそろそろ自分のための時間を思う存分に楽しんでも良いのではないか?

母なのか娘なのかわかんが私は私で良いのだ。

そして今年になって初めて読んだ本。

エッセイスト 有川真由美さんの作品。

自分の人生をキラキラにするのもどんよりとさせるのも自分次第。

まずは自分。自分のやりたい事が最優先。

私の物は全て私のためのものなのだ。

この本の中に品格が宿る女のリアル名言集がなんとキラキラしていることか‼️

しかもこの本の中にこれからこんな事をやってみようと言う事で「ココナラ」が紹介されていた。

ココナラは既に経験済みでココナラの中の最高ランクも去年ゲットしてるではないか。

新しい事、興味を持った事にどんどん足を突っ込んで行ってみようと思う本でした。

(yahoiさんも素敵に登場していましたよ〜)


知性と教養は身につけないといけないわね〜。
お口の悪いのも少し直した方が良いかしら〜ぁ🤣

…という事で、ヘッダー画像の天秤は何があっても恋が大事で恋が勝つ…と言う画像でした。

いやっ‼️やっばぁ〜い😱

4,200文字。

こんな話にお付き合いありがとうございました。

#愛読書で自己紹介の企画に参加させて頂きます。

ありがとうございました🙏

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