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日本とアメリカの3人制バスケットボールの違いとは??

オリンピックで正式競技に採用された「3人制バスケットボール」日本にもアメリカにもプロリーグがあるんです。

バスケと言ったら、アメリカの方が本場っぽいですが日本でもプロリーグが2017年からあります。

日本の3人制プロバスケットボールリーグ『3X3.EXE PREMIER』というリーグがあります。

こちらの詳細についてはここで書いております。

ちなみに日本の『3X3.EXE PREMIER』のルールはFIBAのルールつまり世界基準のルールとなっております(オリンピックはFIBAルールです)

それではどんなルールの違いがあるのか?

アメリカのプロバスケットボールリーグ「BIG3」はFIBAの3X3とはルールとは大きく違いがありました

◆BIG3ルール◆

BIG3試合

・コートサイズはNBAサイズ(3ポイントラインもNBAの距離)

・ボールの大きさは7号球

・試合時間は『無制限』(50点先取で25取ったらハーフタイムになります。※ちなみにリーグ創設当初は60点先取だったのですが、2021年8月現在は50点先取)

・ショットクロックは14秒

・1ゴール2点、3ポイントラインからのシュートは3点、フリースローは1本2点、更に3ポイントラインの2mくらい後ろに4ポイントシュートスポットなるものがあります。

・個人ファールアウトはなし、チームファールが5個以上で相手にフリースロー2本とボールポゼッションが与えられる

・得点した場合一度プレーをリセットして、トップの審判からボールを受け取ってプレースタート(ちなみにディフェンス側はスティールや相手のエアボールの場合はそのままプレーが続行できる

◆3X3.EXE PREMIER(FIBAルール)◆

3X3プレミア

・ボールサイズは7号球サイズで重さが6号球の特別ボール

・試合時間は10分または先に21点取った方の勝利、延長戦の場合は先に2点取った方の勝利

・ショットクロックは12秒

・1ゴール1点、3ポイントラインから決めたら2点(つまり3ポイントラインから決めると特典が2倍)

・個人ファールアウトはなし、チームファールが7つ以上で相手にフリースローが2本、10つ以上でフリースロー2本+ボールポゼション

・得点をした場合でもプレーは継続(ディフェンスチームが攻撃に変わる場合1度2ポイントラインより外側に出ることにより攻撃側に変わるというシステムになっております)、スティールやエアボールの場合でもディフェンスは一度2ポイントラインの外側にボールを出す。

これだけざっとルールを見ただけでも違いがわかりますね!

BIG3コート

アメリカの方はとにかく1対1をメインとした攻め方を重視しており、個人技がものすごく目立つような試合形式になっており、日本のルール(FIBAルール)では攻守の切り替えが早く、チームプレーというのがとにかく重視されているような印象です。

個人的な見解ですが、日本のルール(FIBAルール)の方がアメリカのルールの方がバスケをあまり見たことがない人にはおススメです。攻守の切り替えが早いし、試合中はずっと走り回っているし、試合時間10分21点先取なので、スポーツ観戦あるあるの「中だるみ」みたいなものも無く観戦している方も試合に集中して観戦できるかと思っています。(選手は試合中走りっぱなしでとても大変そうですww)

レッドブルゼロケッツ

アメリカの『BIG3』の方がエンタメ性が強く、ショーの1つとしてしっかり試合を見に来る人が多いと思っております。(NBAを観戦するのが好きな人はこちらのほうが面白いと感じるかもしれません)

どちらも5人制バスケットボールよりは試合時間も短く観やすいと思いますので是非機会があれば観戦してみてください。


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