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隣の会社に1週間体験入社してみた

他の会社はこんな時、どうしてるんだろう

普段仕事をしている中で、皆さんもふとこんな事思ったことはないでしょうか? 


・このミーティングのやり方もっと改善できないだろうか。ってか、必要あるのかな?
・上司や部下、同僚との仕事上でのコミュニケーション、もっと上手くいかないものか。
・コロナ禍で他の会社はビジョンやクレドの浸透どうやってるんだろう。オンラインのみって対面時代と違うのかな?

こんな時は、友人だったりに聞くのも手だとは思うのだが、そうすると話し手の先入観や感想、なんなら「こうありたい理想」が入ってくるので、事実とは違うかもしれない。
本や記事を読んでヒントを探してみても、自分が感じ取ったものに比べるといまいち上手く活用できない。

モヤモヤしているうちに、コロナだなんだで働く環境が変わって半年が経過。これまで以上に時の重さを感じるので、どうにかならないものかと、ちょっと動いてみることにした。

1週間、御社に体験入社させてください!

以前からお付き合いのあるオズビジョンさんに早速お願いして、バックオフィス部門(以下事業推進部)に1週間体験入社させてもらえることに。

…サラッと書いたが、普通はこんなすぐ話進まない。
オズビジョンさんはティール組織の本で日本で唯一登場する、というのでお馴染みですが、元々色々な雇用形態の人がいて、何なら海外在住の方もいたりと、とにかく新しい働き方や組織のあり方を科学しているのです。
そんな会社の人事や広報部門の普段の仕事の進め方やコミュニケーション方法を体験できたら学びがあるかも?と思ったわけだ。

1週間で参加させてもらった会議

私も本業があるので今回の疑問3つの解消にちょっとでも繫りそうな会議への参加を事業推進部の皆さんに選んでもらった。
カレンダーも共有させてもらい、全部で6つ参加することに決定!

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①ビアバッシュ
事業推進部のメンバーで今月の振り返りしつつ、頑張った事(=ドヤ)を共有する時間

②クレド研修
中途入社者向けに、自社のクレドを共有する時間

③HR定例
人事、広報で週次の確認事項やディスカッションをする時間。

④月次締め会
部署横断ランダムにグループ分けされて斜めで10分の振り返り
全社で集まり今月の業績共有
役員からのメッセージ
の3部構成で、zoomで実施。私も冒頭にご挨拶の時間いただき、しっかり参加させてもらった

⑤けざそろほじょう
おそらく、経理/財務/総務/労務/法務/情報の頭文字を取ったネーミングでバックオフィス全体での情報共有の時間

⑥ラジオテーマ相談MTG
ラジオとは、コロナ禍で中途で入ってきた方々にも経営陣、部長の思いを伝えていくための取組みで、広報担当者が社長などに毎月インタビューした内容を社内向けに発進するもの
このテーマについて話し合うMTGで事業推進部の中でも広報、人事、秘書の方が参加

気付き、感想

私はこれまで人事は経験がなく、現職ではサービスブランディングや企画業務を担当している。なので業務一つ一つの中身は正直わからない事もあったが、学びはそれでも多いにあった。

①会議体
私の会社でいうチームMTGは前述で言うと①ビアバッシュ・③HR定例・④月次締め会あたりが該当する。
まず思ったのは、全員参加が求められていないこと。自律を重んじるので、必要があれば自ら出るし、出ないのであれば自分でキャッチアップするので出ることを強制せずとも各自が意識高く参加していた。
打ち合わせは任意参加でない限りは出るようにしていたので、改めて自分で取捨選択して行こうと思った。
なので議事録も確認しておけば良いものとディスカッションしたいことが明確になっているので、これは是非真似したいと思う。

それから、全社締め会含めて進行を新卒の女性がやってくれていたのだが、テキパキしていて、なんとも頼もしかった…!
私の会社ではなんとなくリーダー以上が仕切っているが、思えば役職で決めるものではないので、任せていくのは自律を促す意味でも良さそうだ。

②コミュニケーション
ここは正直会議に参加するだけで発見する事は難しかった。自律している人の集まりなので基本は皆さん自分でしっかり考えて進めている印象だった。
中途入社の方のフォローとして、事業推進部長が1on1を実施している話はあり、そこは私の会社でも人事が入社後定期的にフォローしているので同じだった。
(1on1で何を話すのか?まで今度聞いてみたいと思う!)

③クレド浸透
創業から数年経ちクレドを見直した歴史も知っている方からの説明で、経営陣ではできないし参加者もしにくい質問でも答えてくれる雰囲気が良かった。
なんでも、入社時のこの研修以外でクレドについて会社側から個人に働きかける機会はないのだとか!
それでも皆さんしっかりクレドに基づき行動できるのは、本当に共感出来そうな人を採用しているからなのだろう。
事あるごとにビジョンミッションバリューの話をしたりワークショップもやる私の会社とはかなり違うので、改めて自律型組織の凄さを感じた。

私の会社では、会社の規模が大きくなった今も社長が毎月中途入社者向けに、かなりの熱を込めてビジョンを語っている。
社会が、マーケットが変わっていく中で、我々はどう変化しながら、それでも信念は曲げずにこのビジョンを大事にしてきたのか。
それはそれは、かなりの圧と想いで創業者が語るので、4年経った今もあの時の感じを強烈に覚えている。
コロナ禍でリモートが当たり前になるのなら、最初はこのくらいの熱で会社の想いをぶつけてもいいいのかもしれない。

④全体的な感想
全社もチームもだが、基本的には全員必須参加にしている会議がないというのは本当に新鮮だった。最初から自律した考え方の方を採用でいている点が、本当にすごいと思う。
とはいえ、中途の方の中には寂しさや不安を感じている方もいらっしゃると思うので、オンボーディングの観点でいくとメンターをつけるとか、もう少し一体感を感じられるような場だったり発信があるとか、そういう仕組みがあっても良いのかもしれない。
例えば私の会社ではslackを使って感謝を発信する仕組みやwantedlyを活用した社内報などがあり、中途の人が社内のカルチャーを知るきっかけが多くあり、スポットライトが色々な人に当たる仕掛けもされている。
※こちらはラジオプロジェクトでアドバイスさせてもらった

1週間の体験入社を是非オススメしたい3つの理由

転職せずとも他の会社の雰囲気を知れる
これからの時代は転職は当たり前。とは言うものの、転職の軸はやりたいこともだが社風はすごく重要な選択要素である。
採用面接や入社前の交流だけではどうしても見えないのが文化やチームの雰囲気。
入ってから合わなかった、ではお互い不幸なので、一週間体験入社してもらうのはミスマッチを防ぐ観点ですごく有効だと思う。

自分の普段の当たり前を気軽に誰かのヒントにしてもらえる
例えばインナーブランディングの会議に参加させてもらった時、うちの会社ではこんなことしてますと共有させてもらったのだが、「すごいですね〜!」と反応をもらえてなんだかそれだけでも嬉しい。
友達の相談に乗ることでも体感できるかもしれないが、会社の会議に参加させてもらっての発言は自分の知らない人にも聞いてもらえるので別物だ。

外から見た自分達を知れるので受け入れ側にもメリットあり
私が役に立てたかは置いておき、自分達では気付かない視点の意見が入ってくるのは、社歴の長い人が牽引するチームほど効果がある気がした。
あと、参加した人がこうやって記事にするのも社風発信という意味で採用広報に使える気がしている。

正直、やってみて大変だった事

時間の捻出、これに尽きる気がする。
私の会社は副業は推奨していないし、するなら業務時間外。そうなると今回の実験はどう考えてもできない。
そこで私は、30分~1時間の会議ならお昼休憩の時間を使った。休憩時間を自己研鑽に当てたのだ(結果お昼ご飯食べれないので、ダイエットになった!!)
しかし締め会のような2時間規模はさすがにこれが使えないため、午後休暇を取得した。
そしてこれらのための通常業務の調整も私は企画職で比較的自分でスケジュールを決められるので動かしやすいが、そうでない方は大変かもしれない。

まとめ

・転職したいわけではないけど、今と違う職場環境で自分のスキルや経験の価値を測ってみたい。
・気になる会社の社風を覗いてみたい
・副業となるとハードルが高いから、もう少し気軽に他社のプロジェクトに関わってみたい
・数ヶ月先まで予定は読めないからすごく短期間でプロボノっぽい活動がしてみたい
・社外にビジネス仲間が欲しい

この辺りのニーズを全て叶えられる、すごく良い機会となった。
エージェント使うと言っても意外とこうゆう場の提供をしてくれるサービスはないので、今後何か形にできたら面白いと感じている。

また、オズビジョンさんのような信頼の上に成り立ち自主性が尊重される会社は私のようなタイプとの相性はすごく良くて、今までよりファンになった。
同時に、自分の会社が文化醸成に力を入れてくれていたり、社長の思いの強さを社員200名いる今も近くで感じられる事のすごさとありがたさも感じられ、自社愛は前より強くなった。
違う会社に行ったらまた違う感想を抱くかもしれないので、折を見てまたチャレンジしてみたい。

最後に受け入れてくれたオズビジョンの皆様、ありがとうございました!

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アウトプット力を高めたくて始めたnote初心者。置かれた環境に左右されずに誰もが挑戦できる社会を創りたい。好きな言葉は「Live as if you were to die tomorrow.Learn as if you were to live forever.」