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とってぃーの先生実践録 vol.3

今回の内容は、現場を経験されている方であれば、読まなくても大丈夫、当たり前な内容となっています。


しかし、子どもと関わる中で、とても重要なことに間違いはないので、ご覧いただけると幸いです。

様々な教育を公教育で実践する前に、子どもたちに必要な土台の話をさせていただきます。


その土台とは、

「規律」と「信頼関係」です



①規律


普段から学習規律と生活規律を子どもたちに指導しています。


なぜ、規律が必要か?


極論を言えば、社会で生活していく中で、規律がなければ、だれかが傷ついたり、不幸になったりするからです。


「お礼を伝える時はありがとうと言う」
「赤信号は止まれ」
「人の物を盗んだら泥棒」

この社会には、たくさんのルールが溢れています。

大人の社会では、当たり前のルールを破ってしまえば、逮捕されることもあります。


しかし、子どもは違いますよね。

失敗しながらも気づき、規律を守ることを学んでいきます。

小学校低学年であれば、おせっかいかもしれませんが、この規律をとにかく徹底すべきだと思います。


しかし、多すぎる規律は時に子どもたちを苦しめます。

ゴールが社会で生きていくためなため、その点から的が外れていなければ、自分は多少の自由を考えます。


大人にとって当たり前は子どもにとって当たり前ではありません。

そして、学校現場では子どもたち一人一人のバックグラウンドが全然違います。


気づきと学びを与え、子どもたちが成長していくために、規律を守ることをこれからも指導します。



②信頼関係


先生という立場は、もしかすると親よりも子どもと関わる時間が多いかもしれません。


子どもたちの良いところや成長を日々、見させてもらっているので、そのことは必ず言葉にして伝えます。

その言葉掛けを繰り返していくにつれて、絆も深まり、自然と子どもたちから話しかけてくれるようになります。

自分から伝えるだけではなく、子どもたちの言葉をしっかりと受け止めます。

たわいのない話をしてくれるだけでも嬉しいですよね。


たとえ120%のパッションを込めて、伝えた言葉があったとしても、120%子どもに伝わるとは限りません。

そのパーセンテージを上げる方法として、伝え方の技術を高めることもできますが、信頼関係によっても変動すると思っています。

たとえ、ヘタクソな表現でも、この人の言っていることなら信じられるかもしれないと思ってもらえるだけでプラスになります。


時には大事なことを伝え、時には寄り添う。

子どもたちにとって必要な存在になれたらいいと思っています。


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