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オタクへ 転職活動する前に

こんちは。三千院ナギです。
9月1日より新たに仕事をするが、
この男、8月は2日しか仕事をしていない。社会復帰が怪しい

よって、仕事脳に切り替える為、前職の振り返りをすべく本記事を書く。
オタクの皆の為になる記事を予定。

あとこの記事は技術系(エンジニア、施工管理等)は当てはまらないかも。
広く悩む文系/総合・営業職のオタクに捧げたい


1と2は伝えたいことにかすってる程度の内容(だけど実利的)なので
飛ばしても大丈夫(実利を求める方は見てください)。
3がこの記事で一番伝えたいこと。

1:前職のコト

前職ではとあるエージェントで
キャリアアドバイザーとミドルで運営・企画・管理をしていた。

キャリアアドバイザーってのは、
求職者と直に面談して、求人紹介して、
面接対策したり、企業に求職者を推したり、交渉したりする仕事。

リザルトを言うと2000名程度面談を行って、
500名程度には内定を供給した。
200名程度は企業に採用成功という形で支援した。
なので、「就職活動」におけるイロハはある程度分かるということ。

ミドルの話は今回の記事にはあまり関係ないので、
別の記事でこの職に関してはまとめたい。

また、会社に関する情報を軽く出すと、
国内トップクラスのシェアを誇るエージェントではあった。
転職活動したことある人は使ったことあるかも。
オタクだけど、意識高い(当社比)ので、結構居心地よかった。

仕事に前向きな人が多い環境で仕事をすると、
自分のレベルも引き上げられる(ガチ)。お世話になりました。
それたね。すまん。

2:コロナ禍を経た転職活動の超基本的なコト

早速転職活動の話をするが、
そもそも転職活動をしたことがない人や転職活動がコロナ禍より前の人は
中途採用領域の採用手法の変化に驚くだろう。軽くまとめる。

(1)履歴書

後述するが、基本的に面接がリモートで行われる。
よって履歴書も紙で準備する必要はない。

上記のFMTから自分好みの履歴書をDLしてほしい。
おススメは
・厚生労働省の推奨テンプレート
・Word形式(A4)

Wordに直接入力していく形で埋めていき、
完成したらPDF化しよう。あとはそれをどの企業にもメールで送るだけ。

また、履歴書の自己PRや志望動機欄は空白でOK。
理由は「履歴書で自己PRをする必要がないから」である。
人事の目線で言うと
その人がどれだけ活躍出来るか判断するには「職務経歴書で十分」。

その代わり職務経歴書はちゃんとしたものを用意しよう。

(2)職務経歴書

上記URLから自分に合わせて選んでほしい。
僕自身の転職活動時はこのサイトの逆編年体形式を使った。
(が、形式はなんでもいいかも)

職務経歴書の出来が書類の通過率を大きく左右するので、
エージェントに絶対添削をしてもらおう。ツボを押さえてるから。

エージェントとしてバリバリ働いた僕がもし半端な職務経歴書を貰ったなら恐らく企業には送れない。企業に怒られるので。

だってさ、長々とした文章を人事に見てもらうんだよ…。
内容が半端だと人事の時間の無駄だからさ…。信頼を失うことはしない。
なので職務経歴書は僕ですら本気で添削します。

書き方に関して書き始めると3万文字は軽くいけるので、これも割愛…。
でも押さえてほしい要素は一旦リンクで載せとく。オタク、学びだよ。

・全体的な構成の書き方はこちら↓

・項目毎の文章構成はこちら↓

・文章内で主張すべき(抑えるべき)要素はこちら↓

(STARモデルは面接官の育成に使われるが、
育成に使われるということは、「これが答え」なので、
この要素のいくつかを抑えた文章を職務経歴書で表現できると〇)

もし転職を考えている人いたらqptfttjpoにDMくれれば僕も添削するんで、
DMまってますw

(3)面談

これが一番変わったw
Zoomで、全部リモートですw

なので、転職するには今絶好の機会なんですよ。
企業に行かなくてもいい、時間を広く使える、
隙間時間で面談できる、などなど…。

カメラ付きのPCで、Zoom(ないしはGoogle Meets)で、
即面接!お手軽!

(4)総じて

求職者目線では1社受ける工数が激減してる。
なので、受験社数を増加させられる。
これが大きなポイント。

僕は15社程度面接を受けてて
大体1か月半の転職活動期間だった。
この間に書類の準備から面接までこなすのを15社分やっているので、
時代は変わったなあという所感。


3:書類の準備より大事なことがある。

この記事のメイン。
書類の準備より大事なことがある。これを一番伝えたい。

結論から言うと、「自分の将来的な目標」を定義してほしい。
書類の準備よりこっちに時間を割いてほしい。ほんと。
もうこれに尽きる。夢だよ夢。ドリーム。Dream。
本気っすw 何者になりたいのか。つまりそういうこと。

説教くさく伝わるのは嫌なので、箇条書きでまとめると

・企業は意欲ある人材が欲しい。
・面接の通過率が飛躍的に増す。
・目標があると仕事のモチベーションを高く保てる。

が大まかな話。これも1つずつ解説してく。


(1)企業は意欲ある人材が欲しい。

当たり前だけど、企業だって前向きに働いてくれる人が欲しい。
特に業績を上げている企業や、既に良いポジションにいる企業ほど
ここは重視している傾向がある。

その意欲ってのは「第一志望なんです!」と強く言うことじゃなくて、
将来自分がしたい方向性が、
会社の思い描くビジョンと一致してるかという話をここではしている。

俗にいう「ビジョンに共感した」です。
でもビジョンに共感しただけだと浅くて、
会社のビジョンがどこまで「自分ゴト」として落とせてるかって話。
自分ゴトっていうのは、
会社の目標が自分の目標である、使命である、成すべきこと」と
思えているような状態。
これを詳細まで詰められればられるほど、後述するがモチベ高く仕事を続けられる人が多いので、企業はそういう人を求める傾向がある。

悪い例も話しておくと、
自分の将来の目的や目標が確立されてない人が面接に行くと
割と人事は分かる。
エージェント側にあとで電話かかってくるんだよね人事から。
「あの人、ぶっちゃけあんまうち興味ないっすよねw」的な。

「金あるいは人間関係起因の後ろ向き転職だろうな」感が伝わると、
採用する側は内定を出しづらい。

なぜか
会社に所属する上で、事業や仕事の内容は中々変わらないけど、
金や人間関係は状況次第で大きく変動するもの。
そして仕事って辛いことも苦しいこともあるのが当たり前だから、
そうなったときにまた転職しようと思いそうだなって思うよね。
悪い再現性を想起させる。

だから、仕事の内容や事業の内容に意欲的であると伝わる方がよくて、
その為には将来の目標や何者になりたいのかを定義出来ていて、
それを伝えられる状態を作ってほしい。


(2)面接の通過率が飛躍的に増す。

志望動機や自己PR等も自分の将来の目的・目標から
棚卸して話せるようになるので、
自分の面接における回答の質が全体的に向上する。

これが「一貫性」っす。
軸になる目標や夢があれば、
そこをベースとして応答していけばいいイージーゲームになる。
思考が簡略化されるのでレスポンス早くなる。

雑な例を出すと、
とにかくお金を稼ぎたい人は、
志望動機も自己PRもその他いろいろな回答が「金を稼ぐため」に集約されることが多くて、こういう人は回答が早い。

ただし、お金を稼ぎたいはあまり評価される動機ではないので、
自己の目的・目標・何者になりたいのか等を定義して
これを回答の軸に据えるとよいというはなし。


(3)目標があると仕事のモチベーションを高く保てる

最後に。
結局、目標や何者になりたいのかが定義出来ると、
会社は「それはうちで叶えられる」「叶えられない」の判別が出来るようになるので、受かるにしろ落ちるにしろ、
必然的に「良いマッチング」になる。

事業や仕事の内容に納得感が出てくるのも目標を定めて噛み合っている状態に発生すること。僕はこれを「相思相愛状態」と呼んでいる。

苦しいことや辛いことが仮にあっても「将来や目標に繋がっている」と
考えることが出来るとあとひと踏ん張りが出来たりする。
(勿論タスク量や状況にもよる)

周囲の人に依存しないので、
他の人が産休に入ったり、転職したり、人事異動があったりしても
仕事を辞めたいとは思わないし、

結果的に意欲的に働くことが出来れば
仕事の成果に表れやすいので、給与上昇や昇進に繋がる。
いいことしかないからね。斜に構えずに仕事に全力であってほしい。


4:最後に

僕が長年オタクをやってきた経験から
傾向としてオタクは人生における仕事の価値を極端にないものとして
扱っている人も多く見受けられる。
その分趣味に全力な人が多い印象で、それ自体を否定するつもりはない。

でもそれ故か
今の職場で過ぎていく空虚な時間を受け入れている人が多い。

苦しいよな仕事。分かるよ。
それと引き換え、二次元コンテンツは最高を常にくれる。
オタクであることは人生において至上の悦び。
仕事なんてやってる暇あったらオタクしようぜ。

と、仕事をする必要がない世の中なら声をかけたい。
だけど仕事はおおよその人は避けて通れないのがこの国なので、
であればせめて、少しでも価値ある時間を過ごせますようにと
タイムラインを見て常々感じてる。

ただ内定を取るだけなら、ただ転職するだけなら、
もっとテクニカルなことを書ける。
でもオタクの転職としては重要度で劣る。
オタクに「まず」必要なのは仕事における夢や目標
今のところの僕の所感です。今のところだけどね。

僕らが心を動かされてる様々なキャラクターは、
皆、目の前の活動に前向きなことが多いはず。

オタクもさ、そうなれたらいいよな。
そういうものに感じる心を持ってるんだからさ。

みんないいやつだと思ってるからさ、一報くれれば全然相談のるし。
夢や目標をもってくれ。案外悪くないかもよ、仕事。

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