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いろいろなことを、考えてみました。

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自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。
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2024年7月の記事一覧

「警備ロボット」の存在が、改めて考えさせてくれたこと

 都心の新しいビルで、初めて「警備ロボット」を見た時は、ちょっと驚いたのと、未来が具体的にやってきた感じがした。 初めて、「警備ロボッ」トを見たとき ロボットは、多くはペッパーくんのように、かなり小柄で、それはロボットはどうしてもボディが固いので、同じ大きさだったらかなり圧迫感があるはずで、という配慮のためだろうけど、「警備ロボット」は、それよりは大きく見えた。  それは、警備という役割を考えたら、当然のはずで、ここにいる、ということがわからないと意味がないからで、ただ、

最新のビル・新しい企業・エリートな気配・クールすぎる空気。

 大きめの駅で降りて、久しぶりの改札を出ると、駅前の風景が変わっているように思えた。  それは、それまでに記憶にないような大きく新しいビルができていたからだった。そこには、あまり聞いたことのない店などもあって、魅力的に見えたので、そこを通り過ぎて、用事が終わってから再び目の前を通ったので、そのビルに入ることにした。 飲食店 外から見たら、ロゴもカッコよくて、何かあまり見たことがお店の名前だったので、珍しくておしゃれなものが売っているのでは、と妻と一緒に思って、何段かの階段

東京都知事選への投票と、開票結果への感想

 この前の都知事選は、4年前のことだった。  まだ、ワクチンも出回っていなくて、今よりももっと新型コロナウイルスが怖かった頃で、それでも選挙は行われた。  そのときの緊張感は記憶にはあるけれど、実感としての怖さのようなものは、すでに忘れそうになっている。  まだ、コロナ禍は完全に終息していないのに、それでも、あのときの恐怖感は覚えていなくて、それは人は早く忘れたいからだと思う。  だから、その怖さがもっと社会全体に共有できている頃に、感染症対策に関して整備しないと、う

とても面白いけれど、とてもひどい都知事選を、なんとかする方法

 選挙のたびに政見放送があって、当選するかも、という候補者以外で、明らかに売名行為、もしくは自分の主張を伝えたいだけなのかも、と思える候補者は昔からいた。  最も古い記憶は内田裕也の政見放送だった。  それは、歌ったり、英語でしゃべったり、の無茶苦茶な印象だったけれど、それが、もっと複雑な意味があったことを、高橋源一郎の作品で、ずっと後になって分かったりもした。  だから、政見放送で、一見、何をやっているのかわからなくても、当然だけど、人間が行うことだから、そこに意味は

日本の「漢字」は、「文化遺産」になっていくのかもしれない。

 それほど知っているわけではないけれど、世界中の文字の中で、かなり特殊だと思えるのが韓国のハングルではないだろうか。よく分からない人間から見たら、ほぼ記号に近く、同じに見えても、わずかな棒の違いだけで、意味が違うようだから、覚えるのは大変だと思う。  これだけの変化を可能にした国としての強烈な意志を感じるけれど、こうしたことを可能にするからこそ、隣国に中国という大きな国がありながら、長い間、朝鮮半島での独立を保てていたのかもしれない。と歴史に詳しくないけれど、そんなことを思