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わたしの夢日記

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#雨の日をたのしく

耳

 「うちには、鬼がいるんだ。それもたくさん」

 そう話す父の顔は、今朝よりもひどく老け込んでいるようだった。

 目覚めた私は、怠くて重い身体を引きずるように起き上がった。枕が体にあってないな。鉛のように重いとはこのことだろう。体じゅうが凝り固まっていて、立ち上がるだけで悲鳴を上げる。小さく伸びをして、部屋の空気を入れ替えようと思う。部屋に一つしない大きな窓は遮光カーテンの隙間からやわらかな光を

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