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まずは『実践』次に『理論』の順で両輪を回せ! no.487

3月初めからのニンニク成長期に向けた取り組みを、
パートナーのYくんと引き続き継続してる。
そのなかで思ったことを。

成長期の取り組み→いい感じ

草が生えまくっていた畝と畝間を少しずつ草刈りをし、
朝はアミノ酸系の成分を希釈した溶液を葉に散布。
これを定期的に行っている。

今年はもう桜が散ってしまうくらい、
早くから気温が上がったこともあり、
予想どおり3月の上旬からニンニクも成長期に突入。

今も引き続き成長期のまっただなかだ。

その結果、今では大きな個体では、
 ・葉の枚数: 9枚
 ・葉の高さ: 70cm以上

というところまで伸びてきている。


昨年の同じ時期は
 ・葉の枚数: 6枚
 ・葉の高さ: 50cm以上

だったので、かなり生育状況は良さそう。

あと1ヶ月は同じレベルのお世話を続けましょう。


何事もまずは『実践』

新しいことをやるときは、ともかくまずは『やってみる』ことから入る。

いくら先に慎重に学んでも、
実際にやったらわからない事は大量に出てくるし、
手を動かさず現場を知らない状態では、
情報を得たところで実感がないから身につきづらい。

だから今回の農業プロジェクトもまずはともかく、
実践するところから入った。

初年度はわけも分からず言われるがまま、
プラソイラで土を反転耕起しまくり、
自家発酵で肥料をつくり、
種を割って定植し、
雑草と戦い
無事成長させ、売れるレベルのニンニクを作ることができた。

最後の最後で、収穫の時期を遅らせすぎて、
きちんと収穫できなかったけど、

初年度から、
無農薬での栽培が難しいとされるニンニクを
しっかり作ることができた

次に『理論補強』

でもこれからさらに、
クオリティを上げたり、
面積を広げたり、
人に任せたりしていこうとすると、

より一層の理論的で系統立った考え方で
今のやり方を理解する必要があるし、
それに基づいた仕組み化も必要になってくる。

農業、特に有機無農薬農法は、
本当に教える人ごとにポイントが違うし、言っていることが違っていて
教科書的なベーシックなものがなかなか見当たらないのだ。

今回まず実践した農法も、
きちんと作物はできたものの、
私が"他のジネスで求めるのと同等のレベルで"理論立った知識を得ることができなかった。
(これは農法の主の脳内にはあるのだろうけど、見えてこなかった)

だからこそ、
まず自分自身が実践した眼の前の結果をまずしっかりと見て、、
それを踏まえ、理論的な分析や肉付けをしていくことで、
しっかりとした軸や理論や道筋ができてくると思ってる。

具体的に手を動かしているからこそ
理論が意味することがよく分かるし、
そしてさらなる改善のポイントも見えてくる。

その一端が先日のミネラルの投稿だし、

大阪での勉強会もその流れ。

行動力も意識も高いメンバーが、全国各地で、
それぞれ同じような学びや実践をして、
それをシェアしあっている。

最近だと畑の土を土壌分析に出した結果をシェアしあって、
畑の状態の違いや生育の違いとともに比較しあったりしている。


横のつながりがあることが大変心強いし、
こうやっていくことで、より良い作物ができていくのだ。

『実践』と『理論』の両輪で成長期を突き進もう

今の時点で、きちんとしたものが収穫できることはほぼ確実になってきた。

そして長期予報を見ると、暖かい状態が続きそうだから、
畑では、いまの取り組みを引き続き継続していく予定。
(これからは、病気も出やすい時期になるから、その予防のための微生物(菌)も与えながら)

そして、土壌分析などの情報も踏まえながら、
しっかりとした論理体系づくりも並行して、両輪を回していくのです。

収穫まであと2ヶ月ちょい。頑張っていきましょー!

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