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タイ旅行記【チェンマイ編】

タイから帰ってきて3週間がたったが、久々に記事を更新しようと思う。
バンコクから飛行機で一時間、チェンマイに降り立った夜はゲストハウスのオーナーさん宅で晩御飯とビールをご馳走になり、「明日から語学学校で英語勉強しようと思ってるんです!」と高らかに宣言した。タイの語学学校は日本より安いので、日本の語学学校の先生に勧められていたのがタイに行こうと思ったきっかけだったのだ。
しかし、オーナーからは意外な返答が返ってきた。「そんなん行かんでええんちゃう?ここのお客さんと話ししたらええやん。」
…。たしかに。ここは語学学校目的のお客さんも多いはずだが、ゲストハウス兼カフェなので欧米人のお客さんも多い。安いとはいえ、お金が抑えられるならそれもよいかと思い、オーナーの勧めに従った。

翌日からの私はまるで座敷わらしのようにカフェに座り込み、来るお客さんお客さんに片っ端から話しかけ、軽い会話からお説教まで色んな話しをした。確かに、これはこれで良かった。
だがしかし、お客さんはまだ涼しい朝のうちに集中し、11時以降はほとんど来ない。ゲストハウスのお客さんは、日中は部屋に籠もっているか観光に出ているので、夜のビールタイムが話しかけるチャンスになる。

すなわち、私は暇をしていた。

寺院に全く興味のない私は何をしていいかもわからず、とりあえずオーナーに紹介してもらった障害児の孤児院で1時間ほどボランティアをして、後は真っ昼間から暑い中ビールを飲みだらだら過ごす、という毎日を2週間程続けた。食べ物には目がないので、もちろん北タイ料理巡りはしていたのだけれど。如何せん暑い。日中の気温は40度を超える、、、。

ちなみに、北タイ料理は、タイ全体でも比較的甘辛いものが多く、辛さも控えめで、辛くない食べ物も多くある。
私はサイウアというスパイスがたくさん入ったソーセージにハマりまくり、サイウア屋さん巡りをしていた。お店でも食べられるが、マーケットで買ったほうが断然安く、お金を渡すとそれに見合ったグラム量を目分量で切って売ってくれる。「カットカット」というと、細かく切って竹串を付けてくれて、食べ歩きやそのまま持って帰ってビールのお供にするには最適である。
他にも、ジャックフルーツのスジの部分を使った炒め物や、ナムニャオというトマトベースの汁麺に豚と鶏の血を混ぜて固めたものが入っているもの、ガパオムー(Crispy pork with holy basil)などが私のツボにハマった。どれも40~45バーツ程度である。ビールはそれほど安いとは言えないが、日本で飲むよりは全く安い。ロング缶か瓶でだいたい50〜80バーツ。タイのビールといえば、シンハーやチャンが有名だが、今は種類も豊富で黒ビールやIPAなどもある。余談だが、セブンイレブン(コンビニはセブンイレブンしかない)では、朝と夕方以降しか購入できないので注意が必要。商店では何時でも購入できる。

そんなこんなで暇な日々を過ごしていた私だが、ゲストハウスでたまたま知り合った人に私はカトリックなのだという話しをしたところ、タイの山岳民族にはクリスチャンが多いのだと言う。是非もっと知りたいと話すと、「山岳民族の人を紹介してあげられるけど明日俺と一緒にチェンライ行く?」と言われたので、「行く!」と即答した。

と言うわけで、次回はチェンライ編です(笑)

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