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存在感は出すものじゃない。 溢れ出るもの。


異動。

それは、色々なことが変わるということ。


朝、家を出る時間が変わり
いつもと違う方向の電車に乗る。

いつもと違う道を歩いて
今までと違う職場に向かう。

そして、そこにいる知らない人たちと働く。


そう。全てが変わるのだ。


今までやってきた方法が変わる
慣れ親しんだ人がいない
という大きなストレスから

印刷機のタイプが違う
物の場所が分からない
という小さなストレスまで、


大小さまざまなストレスが伴う。


中でも大きいのは、今までの「信用貯金」がなくなるということ。


気心知れた同僚もいない。
「〇〇先生なら安心!」と言ってくださる保護者の方もいない。

そう、0からの勝負。


今まで培ってきた(と思っている)ものがあるから、ムズムズもどかしい気持ちになるだろう。


でも、無理に

「存在感を出そう!!」

と思ってはいけないと思う。


変に焦ると
周りとの関係が悪くなることもあるし、
仮に上手くいったとしても、
いずれガタがくる。


そう、

存在感は出すものじゃない

溢れ出るものなのだ。

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