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眠れない夜。【詩】

上手く眠れなくて、布団に丸まった。
まるで風の谷のナウシカのオームのように。

気づけば時間だけが過ぎていて、
うだうだと苛まれて過ごす時の中。

カーテンの隙間から、うっすらと差し込む朝焼けで、
私の夜は終わったのかと気付かされる。

いつの間にか
明日が今日になっていて、
今日が昨日になっていた。

起きていたはずなのに、
時空を飛び越えたような不思議な感覚。

なぜだろう、あれだけ眠れなかったのに、
朝を待っていた訳ではないのに、
陽の光が静かに訪れ始めた頃、私の睡魔はやってくる。

いつも遅れて、
夜が明けそうな薄暗い明るさに紛れてやってくる。


睡魔ちゃん、出勤時間、間違えてるよ。
契約上、夜勤のはずなんだけどな…




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今回は青ブラ文学部さんのお題【朝焼け】に参加しました。
(この詩は前アカウントの時に書いた過去作です。)


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メインの詩は堪能されましたか。

この後にデザートでもいかがですか。

ということで、私がこれを書くに至った経緯や意図、その時の思いや感情などを知りたいと思った方はぜひ以下リンク先の『#1人の時間【デザート】』を読んでみてください。

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