【デザート】命と向き合う責任の重さ。
メインの詩を堪能していただけましたか?
さて、そういうわけでデザートが欲しくなったあなたへ、はたまたデザートだけ食べたいあなたへ、私の思うところを書いていこうと思います。
最近、ライブ中に倒れた人を観客の看護師が救護している動画をみた。
とっさのことでパニックになってもおかしくない状況で指示や対応を一生懸命やっていて尊敬した。
私も初めはそういう姿に憧れて医療従事者を目指した。
今となっては術後の患者さんを支えていたあの頃とは程遠いところにいるのだけど…
それでも相変わらず患者さんと関わる仕事ではあるので、やはり命に関わる責任という面では重さを感じる。
初めは不安や緊張も大きかったけど、人を助けたり支えたりすることで憧れていた姿に近づけた気がした。
感謝されることも多く、嬉しさややりがいも感じていた。
しかし、できることが増え、責任も増し、少しのミスが大きな事故や命に関わる。
小さなきっかけが、あの命を左右したのではないかと思う度に苦しくて少しずつ追い詰められていった。
私に働く資格はあるのか、と。
助けたくてやっているのに、殺しているような気がして怖くなった。
命を左右してしまったかもしれない私に、患者や家族は変わらず感謝してくださる。
私はその感謝に値していないような気がして、素直に喜べずにいた。
それでも、助けたい、良くなってほしいという気持ちは本当でここにいる。
点滴の交換1つにおいても責任は重い。
その点滴はあなたの命綱で私がその綱を握っているのと変わらないのだから。
たまに周りから言われる心ない言葉たち。
「給料高くていいよね」
「資格もってて働かないとかもったいない」
言ってやりたい。
「やってみたら」と。
命と向き合う責任に、私は知らない関係ないじゃ済まされない。
『気づかなかった』『みていなかった』で、失われていい命はない。
想像以上の給料の低さと、資格を持って働くことの大変さを知ったような口で、軽々しく言わないでほしい。
耐えられずに去った人の思いを踏みにじるような言動はやめてほしい。
愚痴のような内容が含まれてしまい申し訳ありません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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